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2007年9月

孤高の狙撃手

 「ザ・シューター 極大射程」を観ました(レンタルで)。「このミステリーがすごい!」2000年海外部門で第1位に輝いたスティーヴン・ハンターのベストセラー小説の映画化作品です。タイトルがすでにB級っぽいんですが、問題はそんなところじゃない。「このミステリーがすごい!」第一位なのに、映画のどこにもミステリーらしいところがなく、心理戦や情報戦を期待していたところもあっただけに、ちょっと肩透かしを喰らったような気分です。ただ、原作既読者の方の感想を読んでみると、原作とかけはなれている部分が相当あるようなので、「魔界転生」が微妙な方向に捻じ曲げられて映画化された感覚に近いのか? という感じです。何も考えないで楽しむアクション映画としてみれば良作だと思いますが、スナイパーを題材にした映画としてみると、少し緊張感が足りなかったような気がします。凄腕のスナイパーという設定なのに、ラストもわざわざ現場に乗り込んで行って、至近距離で銃撃するんだもん。拉致られたFBIの兄ちゃんを助けに行くシーンは、主人公の腕の確かさがわかりやすく描写されていて、かっこよかったです。

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誰がセーム・シュルトを斃すのか

 「K-1 WORLD GP 2007 FINAL」のトーナメントの組み合わせが決まったみたいですね~。詳細は下記の通り。

 <決勝トーナメント 第1試合>
 ジェロム・レ・バンナ(フランス/レ・バンナエクストリームチーム)
 チェ・ホンマン(韓国/フリー)

 <決勝トーナメント 第2試合>
 セーム・シュルト(オランダ/正道会館)
 グラウベ・フェイトーザ(ブラジル/極真会館)

 <決勝トーナメント 第3試合>
 バダ・ハリ(モロッコ/ショータイム)
 レミー・ボンヤスキー(オランダ/チームボンヤスキー)

 <決勝トーナメント 第4試合>
 ピーター・アーツ(オランダ/チームアーツ)
 澤屋敷純一(日本/チームドラゴン)

 これはあれかな、第1試合の勝者VS第2試合の勝者、第3試合の勝者VS第4試合の勝者、で決勝ということになるのかな? そうなると、準決勝の予想としてはチェ・ホンマンVSセーム・シュルト、レミー・ボンヤスキーVSピーター・アーツというのが一般的なものになるのでしょうか。この組み合わせだとどっちが勝っても不思議ではないし、シュルトさんの3連覇(合ってる? よくわかりません><)を防ぐ強力な布陣になりそうですね~。私は残念ながらK-1にはそんなに入れ込んでいないので、誰が勝っても嬉しくないというのが正直なところですが、シュルトさんの勝ちパターンがあまりに鉄壁すぎるので、誰がシュルトさんをKOするのか、くらいしか興味がありません。それにしてもピーター・アーツってすごいな。K-1初期から頑張っている選手だし、昨日の解説の中で「この16人の中でシュルトを倒せるのは俺しかねえ」と言っていたというのも、レイ・セフォー戦を観れば説得力があるし。個人的に応援する選手がいないから、ピーター・アーツ応援すっか。でも決勝戦当日TVを見ているかどうかは定かではありません。そんな決勝戦は、12月8日横浜アリーナで開催の予定だそうです。

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最強の300人

 先日鑑賞した「300(スリー・ハンドレッド)」の感想。劇場公開時から気になっていた映画です。レンタルで充分かと思っていたのですが、予告のつくりのうまさに負けて購入を決定。ん~、BGVにもってこいの映画だなあ。原作がアメコミだそうで、一コマ一コマ極まっているシーンを、そのまま映像化してみたっていうくらい、カッコイイ場面が続きます。この映画に史実云々、といちゃもんをつけるのはあまりに無粋というものでしょう。「北斗の拳」の「サウザー編」と「修羅の国編」をそのまま具現化したようなイメージに、自分は2時間きっちり楽しむことができました。エンドクレジットの影絵のような演出もクールです。

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HALO3

 「HALO3」を始めてみました。XBOX360は「アイドルマスター」専用機じゃないんだぜ(笑)。実は1も2もやったことがないのですが、年に何本あるかわからないXBOX360の大作と呼ばれるソフトのうちの一本であることは確実なので、少なからず興味が湧いたのです。まだキャンペーンモードの第二章に入ったばかりなので、採点するとかではなくて、現時点での率直な感想を。まず、この手のFPSをプレイすると、ほぼ間違いなく酔うことが判明しました。致命的です。最近だとアーケードの「機動戦士ガンダム・戦場の絆」をプレイして酔ったことがあり、これは画面が大きいせいもあるだろうと考えていたのですが、どうもそのせいばかりではないようです。「GEARS OF WAR」や「バレットウイッチ」のようなTPSなら平気なんですが。とにかく正常な状態でプレイできないと、正しい評価もできないので、これは慣れるしかないのか・・・。

 あと操作性について、武器の弾薬が切れると武器そのものを交換するしかないようなのが、ちょっと面倒ですかね。同じ武器を使いたいのに、弾薬が底をついて他の武器に変えなければならないというのは、初心者には不自由なような気がしました。弾薬の補充もできるようにしてあればよかったです(もしかしたら、出来るのかもしれませんが、自分の把握している限りではまだです)。まあ、ゲームに馴染んでいくと、この武器そのものをとっかえひっかえしていくというのが楽しくなったり、オンラインでの戦略上重要なものになっていくのかもしれませんね。他につまらない不満点を上げるとすると、敵を撃っている感じがあまりしないというのがありますが、古参のプレイヤーから見たら、そんなもんだよ、という程度のことかもしれません。

 ともかく、まだ序盤のことでもあり、オンラインでの対戦がこのゲームの真髄でもあるでしょうから、キャンペーンモードで酔いを克服し、基本的な操作をきっちり習得してからオンラインを体験してみたいと思っています。

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黄泉返る忍法帖

 Amazonから、予約していた「バジリスク」のDVD-BOXが届きました。今さらながら、3万円近くの出費はでけー。バラで購入することを思えば、BOXはだいぶ安上がりなのでしょうが、それでもDVDの一回分の買い物に、これだけの金額をかつてかけたことがないので、ちょっとドキドキしてしまいます。本当にいいの? ちゃんと全話観れるの? スカパーで放送していたのを全部録画してあるにも関わらず、BOXを買ってしまったというのは、なんだかんだで結構気に入っていた証拠だと思いますが、完全限定予約生産という文句にも、多少惹かれたかもしれない(限定という言葉に弱い自分です)。なに、買わないで後悔するより買って後悔しろですよ、とか言っているうちに、「アイドルマスター」の菊地真バースデイグッズの予約をし損ねたわけですが・・・別にどうしても欲しいものでもなかったし・・・ま、いいか!

 とりあえず、今日は他に「300」のDVDを買ってきたので、そちらを見ることにして、「バジリスク」は箱を眺めるだけにしておく予定です。・・・それにしても、このBOXの上部に描かれている天海僧正は悪い顔してるよな(笑)。「Y十M」の天海と同じ顔をしているだけに、この「バジリスク」のスタッフによる、「Y十M」アニメ化を夢想してしまうのは致し方のないところです。「バジリスク」と比べて、(いろいろな面で)よりアニメ向きではない「Y十M」ですが、もう誰でもいいから、いつか動いている柳生十兵衛三厳を見せてくれえ、という気持ちが鎮まりません(病気か)。

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「エドの舞踏会」

 今年の冬に、御園座と明治座で上演される「エドの舞踏会」を観に行くかどうか、本気で悩んでいます。昨年、G2演出・中村橋之助主演の舞台版「魔界転生」を新橋演舞場で観て、山田風太郎作品の新たな表現領域の鑑賞に目覚めたのですが(笑)、なんにせよお芝居のチケットは高い! 「魔界転生」の時も、高いなあとは感じつつ、あまり観に行く機会もないだろうからと、奮発して一等席12,600円のチケットを購入したのですが、それはひとえに舞台化されたのが「魔界転生」だからであって、今回の「エドの舞踏会」はそれに比べると、自分の中で多少動機が弱くなってしまうのは否定できません。ちなみに御園座のチケット代は、一等席13,500円・二等席8,000円・三等席4,000円・特別席15,500円となっていて、明治座の方は、A席12,000円・B席5,000円となっているようです。

 出演者や、演出に動機を求めるのもひとつの手なのですが、今回に限っていうと残念ながらその線もなさそうです。主な出演者と演出は下記の通り。

原作:   山田風太郎 脚本:大藪郁子
演出: 石井ふく子
出演: 三田佳子  淡島千景 賀来千香子 中田喜子
小林綾子 渋谷飛鳥
錦織一清 田中 健 松村雄基 森宮 隆 他

 ということになると、後は山田風太郎に対する愛情で観にいくしかない。「エドの舞踏会」は一回しか読んだ記憶がないのですが、他のクセのある明治モノと比較すると、ややインパクトに欠けるという感じではあるけれど、面白くないというわけではなかったんだよなあ。最後まですらすらと、なぜか感心しながら読んだような・・・これを機に再読して、それから観に行くかどうか決めようかと思います。これが、「幻燈辻馬車」や「ラスプーチンが来た」や「柳生十兵衛死す」の舞台化だったら、迷うことなくなくチケットの購入に踏み切るんだけど。

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スキヤキとウエスタン

 「ジャンゴ」を観に行ってきました。三池崇史監督の西部劇ですよ。ガイドブックも何冊か出て、それなりに宣伝されていると思しき映画ですが、観客は自分を含めて6人でした。男女比率は半々くらい。

 そういえば、三池崇史の名前はよく知っているけれど、監督作品で観たことがある映画って過去になにかあったかな~、と調べてみたところ、なんとなくスカパーのチャンネルのジャパネスク・ホラー特集でやっているのを観た、秋元康原作の「着信アリ」だけということが判明しました。そもそも「着信アリ」の監督が三池崇史だって知らなかったですし、あと「妖怪大戦争」っていうのもあるんですが、こちらは途中で寝てしまったりして、実はラストすら定かではありません。そう考えると三池崇史という名前を意識して観たのは、今回の「ジャンゴ」が初めてということになります。

 映画の内容はというと、これから観る予定の方や、監督の熱狂的なファンの方には申し訳ないのですが、徹頭徹尾何もない映画でした。登場人物への思い入れも、感動も、後に残るものも、まったくといっていいほどありません。主人公(伊藤英明)が持っているものが何もないため、見方によっては狙い通りの映画ともいえるのかもしれませんが、映画というよりはPVに近いといったほうがいいのでは、という感じです。私がこれまでに見た映画で、この作品と同じような印象を受けたのは、強いて言うなら「SHINOBI」かな(笑)。決してつまらないというわけではなく、2時間弱の上映時間が長いと感じるほど退屈でもないだけの映画。なぜか全編英語台詞なのも、世界照準とは謳っているけれど、クエンティン・タランティーノに出演してもらうためにわざわざ英語にした、といったほうが、なぜか収まりが良いような気がします。

 で、映画を見終わってふと思ったこと。この無意味さは風太郎忍法帖に通じるものがある。三池監督なら、存外満足できる忍法帖実写映画が撮れるのではないか? 義経のあれだって、立派な忍法と呼べるじゃないか。タランティーノをフェレイラ役に招いて、三池監督が「外道忍法帖」を撮れば、とんでもない傑作になりそうな予感がします・・・。

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十年目の「天草四郎」

 上下巻2冊に分かれた本があったとき、上巻を読んでから下巻を読むまでに、ふつうどれくらいの期間を空けるでしょうか。続けてすぐ読みにかかるというのが、ほとんどかと思います。私は「魔界転生」の上巻を読んでから、下巻を読み終えるまでに、実に10年以上の歳月を要しました(笑)。

 理由は、上巻を読み始めたのが小学生の時で、言葉や物語が小学生には難解すぎたせいで、かなりの時間をかけてなんとか読みきったものの、その後ほどなくして、深作版映画「魔界転生」→石川版漫画「魔界転生」の順番で鑑賞してしまったため、一応の物語の完結に満足してしまった、というものです。

 おかげで十年間、「魔界転生」のラスボスは天草四郎と信じるはめになりました。また、石川版には原作と同一の章題・「転生のとき」というのがあったため、初めて原作の下巻を読んだ時は、石川版と同じ展開になるのではないかとハラハラしたものです。

 そして十年経って、自己の中で完結した原作「魔界転生」は、私の想像を大きく上回る面白さで幕を閉じたのでした。「魔界転生」はいままで何度もメディア化され、天草四郎はその中のどの作品でも重要な役割(もう一人の主役みたいな)を与えられてきましたが、私の中で天草四郎が原作を上回るキャラクターとなりえた作品は、いまだありません。

 原作には転生前の描写がなかったのが良かったのかもしれません。敬虔なクリスチャンからの転身、あの香炉銀四郎を凌ぐ糞餓鬼っぷり、「ちちははの めぐみもふかき 粉河寺」と謳いながらお品に狼藉を働く四郎、十兵衛との対決の情けなくも意外な決着、末期の悪態・・・最後まで悪役を貫き通したのは、ある意味爽快とも言えます。一冊の小説の主人公ともなりえる天草四郎に、悲劇性をこれっぽっちも持たせなかったのは、この後に続く十兵衛の苦悩や悲哀を際立たせるためだったのでしょうか。

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豪傑

 「モンスターハンター」シリーズをずっとやってきて、今日初めてガノトトスを釣り上げることができました! カエルで釣れるというのはわかっていたんですが、どうにもコツがつかめず、よくガノトトスに見つかって失敗していたのです。1人用の「豪傑」クエストでもやってみようかと思い、1戦目は音爆弾や罠をフルに使って、30分以上かかってしまったのがイヤになって、試しにカエルでも使ってみるかと持ち込んでみたら、いや~面白いように釣れますね! 調子にのって9回くらい釣りました。・・・つまり、あやつは9回マップを往復したということになります。うぜえ! 攻撃の機会は増えたものの、時間的には5~10分くらいしか短縮できませんでした。隣のマップまで追っかけたり、音爆弾を使わずに済んだりしたので、短縮できただけでもマシかな。2回目でイカリハンマーを生産する素材が出たので、記念に作ってみました。珍しい水属性のハンマーですが、強化するにはあとまだ2個必要なようです。自力でどこまで短縮できるのか、意欲が湧いてきたから、強化できる素材分が揃うまでちょくちょくチャレンジしてみようかと思います。とは言っても、このクエストは個人的には「ない」ですね~。場所が砂漠なら、戦う場所も広くてまだ良かったのですが、密林のあの狭い場所での戦闘は、言いようの無いストレスだけがたまります。

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英雄往来Ⅱ

 Ⅰからの続き。

⑤ ○J.Z.カルバン(1R 0分35秒 TKO)●ビトー“シャオリン”ヒベイロ

 あっというまに終わった一戦でした。試合前の表情はシャオリン選手の方がやや落ち着いているように見えたのですが、まさか秒殺されるとは。シャオリン選手はいい所を見せる事ができずに終わってしまって残念だったと思います。カルバン選手はグラウンドになっても対応できたのでしょうが、あっというまに勝負を決めてしまうあたり、昨年のチャンピオンとしての強さを感じさせてくれます。

⑥ ●宇野薫(3R 判定 3-0)○アンドレ・ジダ

 日本人最後の砦だった宇野選手でしたが、惜しくも敗れてしまいました~。ジダ選手は1Rこそラッシュを続けていましたが、2~3Rはあまり攻め込む様子を見せなかったのは、宇野選手の寝技の警戒と、疲れてしまったため判定狙いに切り替えたんでしょうか。3R終了後、解説のほうでダメージを取るか寝技の優位性をとるかみたいなことを言っていましたが、あれで宇野選手が勝っていたら疑問符がつきますよね? ともあれ今年は日本人の優勝はなくなりました。来年は色んな人が活躍できるといいですが。

⑦ ○J.Z.カルバン(1R 4分48秒 腕十字固め)●アンドレ・ジダ

 ということで、立ってよし・寝てよしのカルバン選手の2連覇で「HERO’S2007~ミドル級世界王者決定トーナメント決勝戦」は幕を閉じたのです・・・あれ、ハリトーノフとアリスターの試合は? シュルト戦のように残虐な結果で終わったのか、それとも凡戦のためにTV放送に耐えられなかったのか。気になって調べたら、○ハリトーノフ(1R 4分21秒 TKO)●アリスターとのことで。時間的にTVでやるには問題ないと思うんですが、さすがにKID選手あたりの試合を切るわけにはいかなかったか・・・。

 率直な感想を言うと、今回の「HERO’S」は面白かったです。試合前の煽りVTRがなんとなく「PRIDE」っぽくなってきて、独創性がないところが気になりましたが、編集も無理に試合を引き伸ばそうとせずに好感がもてました。

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英雄往来Ⅰ

 昨日行われた「HERO’S2007~ミドル級世界王者決定トーナメント決勝戦」の所感です。TVで観たので、放送順に。

① ○桜庭和志(1R 6分20秒 腕十字固め)●柴田勝頼

 地上波放送の第一試合に、いきなり桜庭和志×柴田勝頼を持ってくるとは、TBSの本気度がうかがえます(後になって思うと、試合順からして桜庭選手の勝利が確定していたようなものですが)。内容は総合経験の差が顕著に出たという感じ。柴田選手は寝かされてしまうと、まだ対応できる技術がないのかもしれません。桜庭選手は終始落ち着いていた様子で、腕十字固めまでの流れに無理がなく綺麗でした。ただやっぱり強い外国人選手に勝つ桜庭がみたいわけで、この結果を弾みにして次戦もがんばってもらいたいです。

② ○メルヴィン・マヌーフ(1R 1分00秒 TKO)●ファビオ・シウバ

 メルヴィン・マヌーフ選手の強さだけが際立った試合。対戦相手のシウバ選手は、微妙にヴァンダレイに似ていましたが、なんとなくそれだけの印象しかありませんでした。

③ ○ミノワマン(2R 0分42秒 TKO)●ケビン・ケーシー

 1Rの展開がぐだぐだだったので、判定まで行くかと思ったのですが、2Rの案外早い時間に決着がつきました。ミノワマンみたいな、会場をノリで盛り上げる事が出来る選手もイベントに必要なのでしょうが、「PRIDE無差別級GP」は、彼ではなく桜庭が出るべきだったのではないかと、今でも考えます・・・。美濃輪選手は決して嫌いな選手ではないんだけどね。

④ ○山本“KID”徳郁(3R判定 3-0)●ビビアーノ・フェルナンデス

 立って戦いたいKID選手とグラウンドに持ち込みたいビビアーノ選手・・・ドントムーブからの試合再開にいらいらした一戦でした。ああいうのを観ていると、KID選手に有利な体勢に持ち込みたいのではないかと邪推してしまいます。そんなに心配しなくてもKID選手は充分強いだろうに。1Rのビビアーノ選手の寝技をしのいだKID選手はさすがに凄いと思いました。柔術王者との触れ込みのビビアーノ選手も、総合の経験が少ないらしいので、そういった意味でも今後の本領発揮に期待してみたいところです。

 ②へ続けます。

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VSヤマツカミ

 時流に乗ってアンフィスバエナが完成したので、40試験のヤマツカミをやってきました~。なんの話かといいますと、おなじみ「モンスターハンターフロンティア」です。ドスの試験の時も双剣で行った記憶がありますが、その時はアンフィスバエナはなかったから、何で行ったかな・・・多分、超絶一門かと。今回、ヤマツカミにアンフィスバエナという流れになったのは、龍属性より氷属性が有効だからなのか、それとも超絶が作りにくくなったからなのか理由は知りませんが、とにかくアンフィスバエナがないと試験を貼り辛い雰囲気だったので(本当は素材目当てで手伝ってくれる人は多いと思いますが)、遅ればせながら武器を作成できて、やっと試験に臨むことが出来ました! ちなみに自分以外は2人の方がアンフィスバエナで、もうお一方は名前は確認しませんでしたが、恐らくは龍属性の双剣でした。試験も別段波乱が起こることもなく、無事終了。あの時のパーティの皆さん、本当にありがとうございました。討伐時間も、予想していたよりも案外早く終わったので良かったかと思います。

 それにしても、頂上でヤマツカミを待つあの無駄に長い時間はいかがなものかと。そもそもあんな未確認飛行生物の討伐を、試験にあてがうギルドの神経が信じられません。ドスの時も感じていた事ですが、やっぱり試験と名を付ける以上、下位くらいまではソロでのみ受けられるように対象を絞って、ある程度のスキルがなければランクが上がらないようにして欲しかったです。どうしてもクリアできない人に対してだって、いくらでも救済措置が考えられるでしょうに。巨大な古龍だって、猟団限定のクエにしたっていいと思いますし(いまだに実装されない猟団優待クエってのが気になりますが)、現状、猟団のメリットがあまり感じられないから、それくらいの差別化を図っても問題ないのではないか思います。

 さて、次は50試験となります。これをクリアしないと戦えないモンスターもいるので、なんとか乗り越えたいですね~。試験を受注できるようになるまでには、まだ相当な時間がかかるでしょうから、武器や防具をどうするか考えて進めていかないと。ひとまず、逆襲クエや上位古龍が受注できるようになったのは、選択肢の幅が拡がって嬉しいですね。

 

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アフターAMショウ

 AMショーを見学したあと、秋葉原に寄っていきました。ま、定番ですね。お昼を大きく回っていたので、まずは腹ごしらえということで、いつも気になっていたラーメン屋さんへ。「だるまのめ」というお店です。お店の前を通るたびに、けっこうお客さんがいるのを見ていたから、ずっと入ってみたかったんだよね~。で、時間も4時を過ぎていた頃に着いたのですが、ちょうど満席で数分待つことになりました。私が注文したのは「だるまらぁ麺」です。お店の名前が付いているというのは、それが看板商品であると言う事を説明してくれているわけで、迷ったらまずこれです。席に空きが出来て、案内された場所に座って最初に目に入ってきたのは、「エヴァンゲリオン」の綾波レイのプライズフィギュアが陳列されている様でした・・・なんだこりゃ! 店主がファンなのか、店の方向性(どんな方向性だ)なのか、一抹の不安を覚えながらも、「秋葉原だし、別にいいか!」という結論を無理やり出し、ラーメンが出てくるのを待ちました。見るとカウンターに色々な調味料が置いてあります。あんまり調味料の種類が多い所にいい思い出はないのですが、せっかくなのでゴマをすりすりしたりして・・・。

 そういえば、袋麺を食べさせてくれるお店にも行ったですよ。常時、400種の袋麺が置いてあるとかで。お店は写真で見たイメージよりも若干狭く感じましたが、壁いっぱいに袋麺が並べられている風景はまさに圧巻です。中には知っているものや食べた事のある袋麺も結構ありましたが、比率的には見たことのないものの方が多かったので、お腹はあまり空いていませんでしたが、試しに一食していくことにしました。さんざん迷ったあげく、選んだのは愛知県限定という「ぽんぽこラーメン 塩味」。その場で調理してもらって、340円くらいだったかな。トッピングメニューもあったので、てっきり素の状態で出てくるかと思いきや、コーン・メンマ・ねぎ・チャーシューが乗っかっており、ちょっと得した気分になりました。味は普通のインスタントラーメンの塩味でしたが・・・。一緒に行った彼女が、旭山動物園のお土産売り場で買えるという、同じく塩味のラーメンを注文していて、少し食べさせてもらったのですが、こちらは意外と旨かったです。持ち帰りと調理の値段が同じものがいくつかあるようなので、そういったものは調理してもらって食べていったほうがいいかもしれませんね。

 今回の秋葉原での戦利品は、とらのあなで買った同人誌の「西E田線画本」と「にじいろの夏」の2冊です。両方とも好きな絵師さんです。特に「にじいろの夏」のほうにはクリアファイルが付いていて、地方の中古ショップだとおかしなプレミア値になったりしますので、定価(?)で買えたのでよかったかな。

 ・・・「だるまのめ」の味ですか。自分の舌で確かめるのが一番だと思いますよ。ラーメンはとにかく個人差が激しいと思いますので。

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AMショーⅡ

 AMショーのお話の続きです。実はそんなに書くこともないのですが、もう2、3点ほど。

・「ガンダムVSガンダム」

 バンプレストブースでは、注目タイトルの制作発表がありましたが、数点静止画が公開されたのみで、動画での映像出展はありませんでした。最初に開発の人のインタビューがあって、そのあと歴代ガンダム作品のオープニング映像を垂れ流してさんざんひっぱられた挙句の仕打ちだっただけに、ちょっとがっかりしました。ゲーム画面の方は、歴代ガンダムが同一画面に映っているシーンあり、Gファイター2機やジェットストリームアタック等、一人で3機分の操作ができます的な画面もあり、コロニーがいまにも落ちて来そうな場面でのアムロとキラ・ヤマトの2ショットがあったりと、ガンダムファン的にはどうなのこれ、というようなものが盛り沢山でした。私はガンダムにあまり思い入れがないので、逆にすげー面白そうに感じましたが。開発の人がガンダム祭りみたいなことを言っていましたが、ひとりよがりになっていない、ゲームとして完成された作品になることを期待します。全部でどれだけMSが登場するのかまだわかりませんが、シリーズ中最大ボリュームになることは間違いないでしょう。いわゆるガンダムと呼ばれる機体と、敵側のMSの比率も気になるところです。個人的に「F91」のクロスボーンバンガード(こんなんだっけか)の機体を使ってみたいな。

・「鉄拳6」

 もう購入決まっているので、あえてプレイしたりしませんでした。追加された新キャラがいい感じですが(デブキャラ)、今回のバージョンでプレイできたんでしょうか。会場内のアンケートでは期待度が1位だったようです。

・SEGAブースにあった全方向スクリーンのHD3Dシアター

 待ち時間が10分と言われたので、試しに入ってみました。紹介用のソフトはムシキングです。思った以上に立体感があって面白かったです。あまり画面が動き回る内容ではありませんでしたが、これでライド系の映像が来たら間違いなく酔う人が出てくるでしょう。遊園地くらいにしか導入されなさそうですが、別のソフトでもう一回は見てみたいです。

・同じくSEGAブースにあったポニーだかロバの乗り物(?)

 動きとか微妙にリアルで癒されました。子供が背中に乗ったりする事が出来る模様。その他に具体的に何が出来るのか、よくわかりませんでしたが。お金をとって遊ばせたりするようなものではないので、どのような使い方をされるのか気になります。どこかで見かけたら、多分触りに行く(笑)。

 ・・・あとはプライズの展示コーナーを見て回ったりとか。SEGAプライズで、RIO関連のものが近々出るようなので、楽しみだったり。今回初めて2日間行って、1日目は公用・2日目は私用といった感じだったのですが、なぜか私服で行った2日目のほうが、営業の人に声をかけられることが多かったです。暇だったのかナ。あと、まじまじと見ていたわけではありませんが、スロットコーナーにいたバニーガールのお姉さんのお尻はエロいと思いました。

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AMショーⅠ

 AMショーに行って来たヨ、ということで、実際に触って遊んだり見たりしたものの中から、いくつかのものを選んで簡単なコメントを。

・「クエストオブD バトルキングダム」 

 VSモードを選んで4人対戦で遊べるようになっていました。カード排出がなかったせいか、自分が見た範囲では行列はかなり控えめ。キャラクターは用意されていたものを使うことになっていて、自分は僧侶(司祭だったか?)を選択しました。スパイトブレイカーの殴り僧侶です。ゲームが始まると、そこはもう全方向敵だらけの修羅地獄。一度攻撃を喰らったら、死亡確定と言って過言ではありません。とにかく忙しく、死ぬ・倒すの繰り返し。レバーを引くと罠が発動して、どこかで誰かが死んだり。順位もめまぐるしく変わっていきます。一回死んだらそこでゲームオーバーという仕様でなく、時間内なら何度でも戦線復帰できるというのは良いのですが(そもそもそんなもん誰がやるか)、ゲームとして面白いかどうかはまた別のような気がします。スキルのあるプレイヤーが4人揃えば、白熱した対戦が楽しめるのかもしれませんが、別段駆け引きがあるわけでもなし。タイトルにあるように、今度の「QOD」は対戦をメインに据えているようなので、アイテムで釣るようなまねばかりせずに、初心者~上級者まで楽しめるつくりになるといいなと感じました。

・「戦国BASARA X」

 7月末のロケテで使用できた真田幸村・伊達正宗・上杉謙信・前田慶次の4キャラに加えて、豊臣秀吉・本多忠勝の2キャラが使えるようになって、開発度は60%とのことです(ロケテの開発状況は40%でしたから、1キャラで10%ということで実にわかり易いですね)。私は格闘ゲームはあまりやらないので、判断を下すのは非常に難しいのですが、そんな自分でも製品版がでたらちょっとやってみようかな~、というくらいの適度なゆるさです。もともと家庭版がある特殊な層に人気があるゲームなので、そのあたりの層も狙っているというのが少しはあるでしょう。問題はそうしたライトゲーマーが、既存のゲーマーと共存できるかどうか、といった点で。まあとにかく最近ヒットのない2D格闘なので、そういった層のお客さんがついてくれると、また活気が出ていいのかなと思います。うちの会社内では割と期待されていないタイトルになってしまいましたが、大化けしてくれるものと信じています、私は。

・「デススマイルズ」

 年間2本新作を供給してくれるCAVEのシューティングゲームです。雑誌発表時に横スクロールシューティングということを知って、これは購入本数を考える必要があるなと思ってショーに臨んだのですが、実際に動いている画面を見たら欲しくなりました(笑)。行列も長くて帰るまでにプレイできそうになかったのを、商談スペースでプレイさせてもらい、その希望は確信に変わりました・・・というのは大仰ですが、普通に良作かと。ショーバージョンで難易度も抑え目のようで、クリアしている人も多かったようですが、製品版でそのあたりの調整もされてくるでしょう。ライフ制(?)が適用されていたので、これは普通のシューティングみたいに、3回敵弾に当たったら終わりにしてくれてもいいな、と個人的には思いました。

 長くなってきたので、2回に分けます。

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始まりの唄

 タロスSシリーズの強化のために、マレコガネを集める必要が生じたため、「始まりの唄」を取りに行く事にしました。Wikiでキングチャチャブーの無限湧き方法をメモり、バインドキューブを使うと楽みたいなことも書いてあったので、作りかけのジェイルハンマーを強化し、いざクエストへ。選んだのは温暖期火山のドスイーオスです。せっかくなので防具はタロスSシリーズにしてみました。エリア4で最初のチャチャブーが出てくるのを待って、BCとの間を往復していると、「耐熱効果が切れました」の警告が。やけに早く切れるなと思ったら、タロスSに使用アイテム弱化の効果が付いていることを忘れていました。長期決戦を見据えて、にが虫と氷結晶を持ち込んでいましたが、クーラードリンクの効果が短いとなるとうかうかしていられません。これは早々にけりをつけなければと思い、淡々と作業をこなし、キングチャチャブー出現のフラグを立てました。

 無事に無限湧きを成功させることが出来ましたが、ここからが正念場です。いったい何匹狩れば「始まりの唄」が出るか予想がつきませんから。「モンスターハンター」の恐ろしい所は、欲しいと思うものほど出ない、ということです。クーラーが尽きるまでに、なにがなんでも出てもらわなければいけない、という強い念が、さらに大きな障害となってあらわれることでしょう。黒猫も邪魔です。うぜえ。あ、ピッケルグレート盗まれた・・・。

 で、結局キングチャチャブーを5匹狩ったところで「始まりの唄」が出ました~。途中で死んだり、最後まで出ない事も覚悟していたんですが、とりあえず出てくれて良かったです。フレに「マレコガネ欲しいから森丘貼って」というのも、なんか気がひけますからねえ。自分で出来る所は、ひとまずやっておかないと。まだ時間はかかるでしょうが、これでタロスSシリーズを強化していく算段がたちました。

 明日明後日と幕張へ「アミューズメントショー」に行ってくる予定です。個人的な注目は「クエストオブD バトルキングダム」「デススマイルズ」「戦国BASARA X(クロス)」あたりかな。「ガンダム」のVSシリーズの映像出展もあるみたいですし、こちらも要チェックでしょう。他にもびっくりするような隠し玉があるといいのですけれど。色々と見て来ようと思います。

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「一角」

 モノブロスを50匹狩猟して、「一角」の称号がつきました。内訳は、ノーマル46匹の、亜種4匹です。50匹狩るまでずっと同じ装備でやっていました(武器:スノウギアドライブ・防具:ハイメタ一式・スキル:体力+30・ガード性能+1・脱臭・砥石高速化・調合成功率-5%)。さすがに50匹もやると、狩猟方法もルーチンワーク化されていきましたが、最終的に閃光なし・音爆なし・角破壊・尻尾切断・捕獲で10~15分で落ち着くようになりました。最初のうちは20分以上かかっていたから(亜種にいたっては30分・・・)、下手なりに上達していくのがわかって、それなりに面白かったです。けっこうお金にもなりますし。

 防具も作ってみようということで、モノデビルかモノブロスSに強化できるところまで作ってはあるのですが、スキルを見ると、どちらも大して強化する必要も感じないと言うのが正直なところです。モノブロスSは胸のデザインがかっこ悪いので、作るとすればモノデビルでしょうか。ただそうなると、あのうざいガレオスの飛び交う砂漠を、でかいだけの亜種を狩るためだけにまだ何度か行かないといけなくなるので、それはそれで欝です。

 私は基本的に一式装備しか使わないのですが、しばらくハイメタにお世話になっていたので、たまには別の防具を作ろうと思い立ち、ランサーなのでガード性能がつく防具をということで、タロスSシリーズを作ってみました。使用アイテム弱化のペナルティがつきますが、風圧(大)無効・ガード性能+1がつき、装飾品の珠をはめこんで状態異常攻撃強化・龍耐性+10になりました。あと見た感じがMHっぽくってちょっとかっこいい・・・(色が白ければもっと良かったんだけれども)。全部の部位をレベル7まで強化すれば、ハイメタよりも防御力はあがるので、とりあえずできるところまでやってみる予定です。素材もそんなにマゾくないし。ただ龍耐性以外は全部の耐性がマイナスなんだよね・・・。

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死神落下傘

 セルゲイ・ハリトーノフのHERO’S参戦が決定したようです。対戦相手は天敵・アリスター・オーフレイムだとか(トンカチ持って入場してくる選手でしたっけ)。アリスターは後半スタミナが急激に落ちて動きが悪くなりますが、地味に強い選手ですよね~。前回対戦した「PRIDE.31」ではハリトーノフをグラウンドに寝かせてから、膝蹴り連発で何もさせずに完勝したと記憶しています。ハリトーノフの方は、あまり「らしくない」負け方でちょっと衝撃的でした。アリスターも今回が初参戦なのかな(前にでたことあったっけ)? HERO’Sはここ最近真面目に観戦していないのですが、ここにきて俄然興味の湧くカードが出てきた感じ・・・(笑)。PRIDEでも上位陣に位置していたこの二人が、HERO’Sでどのような戦いぶりを見せてくれるのか、今からとても楽しみです。

 以下、今大会のカードの一部。

■「HERO’S2007 ミドル級世界王者決定トーナメント決勝戦」
9月17日(月・祝) 横浜アリーナ 開場15:00 開始16:00

【追加決定カード】
<スーパーファイト HERO’Sルール 5分3R>
セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア/CLUB VOLK HAN)
アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリージム)

<スーパーファイト HERO’Sルール 5分3R>
メルヴィン・マヌ-フ(オランダ・ショータイム)
ファビオ・シウバ(ブラジル/シュートボクセアカデミー)

【既出カード】
<ミドル級世界王者決定トーナメント準決勝 70キロ契約 HERO’Sルール 5分3R>
宇野 薫(日本/和術慧舟會東京本部)
アンドレ・ジダ(ブラジル/シュートボクセ アカデミー)

<ミドル級世界王者決定トーナメント・リザーブファイト 70キロ契約 HERO’Sルール 5分3R>
宮田和幸(日本/フリー)
ハービー・ハラ(イギリス/シュプリーム マーシャルアーツ)

<ミドル級世界王者決定トーナメント準決勝 70キロ契約 HERO’Sルール 5分3R>
J.Z.カルバン(ブラジル/アメリカントップチーム)
ビトー“シャオリン”ヒベイロ(ブラジル/ノバウニオン)

<スーパーファイト HERO’Sルール 5分3R 63キロ契約>
山本“KID”徳郁(日本/KILLER BEE)
ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル/グレイシー・バッハ)

<スーパーファイト 85キロ契約 HERO’Sルール 1R・10分 2R・5分 延長R・5分>
桜庭和志(日本/フリー)
柴田勝頼(日本/ARMS)

 ミドル級トーナメントの準決勝があるのか。順当にいけば、決勝は宇野薫とビトー“シャオリン”ヒベイロになりそうですかね。宇野選手には頑張ってタイトルを取ってもらいたいところです。毎回復帰戦の桜庭選手の相手は柴田勝頼選手ということなので、久しぶりに桜庭らしい戦い方が期待できそうです。少なくとも最近のような痛々しい試合にはならなくて済みそう。二人ともプロレスラーですから、かみ合うといいですね~。

 今回は(テレビですが)、ちゃんと観戦したいと思います。

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王者VS王者

 「UFC 75~チャンピオンvs.チャンピオン~」の試合結果を見ました。メインのUFC王者クイントン・“ランペイジ”・ジャクソンと、PRIDE王者ダン・ヘンダーソン(この試合では挑戦者)のタイトルマッチは、5R判定でジャクソンの勝利だった模様です。この組み合わせは出来ればPRIDEでも見たかったな~。2005年のPRIDEミドル級グランプリで、マウリシオ・ショーグンに敗れてから、PRIDEの試合ではそれほど“らしさ”を発揮できないままUFCに移籍したジャクソンですが、PRIDEでとれなかったタイトルをUFCでとって、ダンヘン相手に初防衛を果たしたのだから、ここは素直に褒め称えたいです。惜しくも敗れたダンヘンも、ジャクソン相手に判定までいったのだから、流石技巧派といったところでしょうか。今にして思うと、PRIDEでジャクソンが一度もヴァンダレイ・シウバに勝てなかったのが信じられません。相性とかルールの違いとか、立場とか意地とか、そういうものが複雑に絡み合って勝敗が決するんでしょうねえ。あ、私はPRIDEでは、シウバもジャクソンも、両方とも好きな選手でした。ただ、シウバVSジャクソンの時は3戦ともシウバを応援していましたけど。ジャクソン入場が長いんだもん。

 さてもう一試合注目すべきは、ミルコ・クロコップの復帰戦。いちいち負けてから次の試合のことを復帰戦と呼ぶのは個人的に少々アレですが、前回の負けっぷりがひどかったからなあ。

  <第7試合 ヘビー級 5分3R>
  ●ミルコ・クロコップ(クロアチア)
  (3R判定 3-0))
  ○シーク・コンゴ(フランス)

 ・・・また負けました。対戦相手のシーク・コンゴというのがどんな選手なのかわからないので、コメントもし難い。これでまたヘビー級のタイトルマッチ挑戦はしばらくお預けですね。次の「復帰戦」はぜひ頑張って欲しいところです。

 さて、現状PRIDEが見れない日々が続いているわけで、私の格闘技熱も低下する一方です。UFCがテレビ的にもうちょっと見やすいコンテンツになってくれれば嬉しいのですけれど。HERO'Sに期待するところもあまりないし・・・。結局、自分はPRIDEという興行が好きだったんだなあ。2004年のヘビー級GP決勝を観戦しに行けたのは、今となってはいい思い出です。

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女王は制服を脱いだ!

 昨日の話ですが、「Y十M」第八巻と「佐野俊英イラストレーションズ」を購入しました。「Y十M」は鷲ノ巣廉助戦に引き続いて、沢庵門下の雲水が大活躍の巻です。目的のために淡々と死んでいく雲水たちは、他の忍法帖の忍者たちの姿ともかぶり、「柳生忍法帖」でのいわゆる忍法とは、この雲水たちの兵法を表しているものではなかったかと考えます。沢庵のひとをくった手鞠唄もあり、主人公であるはずの十兵衛や堀の女たちの影がやや薄い巻でもありましたが、読み応えがありました。私は本誌連載のほうもチェックしているわけですが、こうして単行本でまとめて読むと、やっぱりいいものですね。

 「佐野俊英イラストレーションズ」は、PCゲーム(18禁)の原画を担当されているイラストレーターさんの画集です。以前に絵柄で選んでソフトを一本購入したこともあり、値段が張りましたが、思わず買ってしまいました(笑)。

 話は変わって、ホームセンターに行くと、ペットコーナーを見て回ったりすることが多いのですが、昨日もハムスターを見ていたら、一匹怪我をして隔離されているパールホワイトがいました。どこを怪我しているのかな、とケージを持ち上げて見てみたら、左目が糸のように閉じられています。多分、他のハムスターと喧嘩でもして傷を負ったのでしょう。こういう風に怪我をしたり、大きくなりすぎた仔たちは、ちゃんと飼い主さんが見つかるのだろうか、といつも心配になったりします。私もハムスターを飼っていたことがありまして、もしこの片目が潰れたハムスターを引きとるなら、十兵衛という名前をつけてしまうことでしょう。「Y十M」第八巻を読んで、七郎でもいいなとも思いましたが。・・・少し不謹慎なようですので、この話題はここまで。

 あと「となりの801ちゃん」の実写DVDをレンタルして観ましたが、この作品についてのコメントは差し控えさせていただきます。

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正しい資質

台風9号もようやく過ぎ去って、一安心といったところです。久しぶりにひどい台風でした。ここ最近、台風が来てもたいてい夜中だったので、それほど支障はなかったのですが、今回は昼間から風雨が激しく、車の運転も慎重にしなければなりませんでしたし、海岸線の高波や、横から叩きつけるような風には、自然の恐ろしさを改めて見せ付けられた思いです。あやうく事故りそうにもなったし・・・。これは台風とは関係ないのですが、片側2車線の道路を直進していたところ、左側にあった店舗駐車場からいきなり車が右折で飛び出してきまして、とっさにブレーキを踏みハンドルを切ったので難を逃れる事が出来ましたが、いくつか交通事情が変わっていれば確実に事故を起こしていたかと思います。台風のせいで交通量が若干少なめだったのが救いでしょうか・・・。飛び出してきた側のドライバーは、悪びれる様子もなく、にやにやしながら車をバックさせやがったので、悪態をつきながら通り過ぎましたが。悪天候でなければ車から降りて文句を言いに行ったかもしれません。以前同じような状況で事故になってしまった事があるので、周りの状況には常に気を配らないといけないな、と再認識させられました。

 

 たまには「モンスターハンター フロンティア」の事でも書こうかな。5日にバージョンアップが行われて、新武器や新防具、モンスターの追加や細かな修正がありましたが、楽しみにしていたティガレックスがHR51以上から受注可能だということを知って、ちょっと残念です(当方HR40)。そろそろ試験を受けてHRを上げなければいけなくなってきたか・・・。

 昨日はモノブロスを数回やって、闘技場ヒプノップを3戦、ヴォルガノスを2戦、イベントレイアを1戦しました。ヒプノ装備を一式つくろうと思っているのですが、爪が大量に必要でなのでもう少し時間がかかりそうです。完成したとしても、正直ヒプノック戦くらいしか活躍の場がなさそうな微妙スキル。ヴォルガノスは2戦2敗。ヴォル初めてという下位の人と一緒にやったので、色んな意味で洗礼を受けるだろうな~、と見守っていたら案の定その通りに。私は失敗しても別に気にしないのですが、できれば一緒にいるときに成功させてあげたかったです。もっともヴォルガノスは通算5戦くらいして、1勝しか出来ていませんが。自分のスキルもあげていかないと。

 イベントレイアには、あまり日の目が当たる事のないビッグスラッガーを担いで行きました。今思うと、別の武器にすればもっと早く終わらせる事ができたかもしれません。今度からビッグスラッガーの使用は自重しようと思います。というくらいに使えない武器です、こいつは。

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十兵衛見参

 「Y十M~柳生忍法帖」で、せがわ先生は実に丁寧に原作を描いてくださっていると思います。月並みな意見となりますが、柳生十兵衛は格好良いし、堀の娘たちは原作よりも個性的に描写されているし、おゆらのデザインもこちらの想像をいい意味で裏切ってくれました。天海僧正が「バジリスク」と同じ容姿なのも、風太郎忍法帖が同じ世界の出来事であると想像させてくれて楽しいです。

 それでもどこか物足りなさを感じてしまうのは、悪役たる加藤明成・会津七本槍の、悪役としての影の薄さのせいでしょうか。「甲賀忍法帖」と違い、原作はわかりやすいほどの勧善懲悪ストーリーですが、それだけに悪役の存在感を徹底的に印象付けなければ、物語としてのカタルシスが低下してしまうのではないかと思います(物語冒頭の尼寺での虐殺シーンを控えめにしたのは、週間誌での連載上仕方のないことだったかもしれませんが)。加えて、会津七本槍がどこか憎めないというか、愛嬌があるというか・・・。個人的見解ですが、七本槍に読者ファンがつくというのは、「柳生忍法帖」として大失敗だと考えざるをえません。

 その「Y十M」も、いよいよ佳境にせまってまいりました。まもなく、「あのシーン」を紙面で見ることができるわけです。Vシネ「柳生忍法帖」では、「あのシーン」が実写化されましたが、どうにもチープでいけませんでした。どっかの公園で撮っているみたいな、非常にスケールの小さなシーンにされてしまって、とてもがっかりしたのを憶えています。「Y十M」ではどんな演出で見せてくれるのか、連載当初から楽しみにしていた場面なだけに、期待は膨らむばかりです。願わくば、「バジリスク」での弦之介瞳術発動シーン以上の衝撃があらんことを。

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アイドルの条件

 スカパー! でチャンネルをぐりぐり回していたら、「アイドルマスター XENOGLOSSIA」を放映していたので、思わず視聴してしまいました。いきなり16話。春香がアイドルにスカウトされたっぽいような話。設定もなにも知らないので、キャラクターについて思ったことをそのまま書く。

・春香   なんとか主役らしい扱いをされているようで。よかったね。

・律子   メカニック役? 原作の設定が活かされている感じ。

・雪歩   物静かな印象。原作の性格を引き継いでいる様子。

・伊織   髪の色に違和感があるが、性格はそのまま。

・亜美   出番は少なかったが、原作より落ち着いているようだ。

・真美   いないのか?

・あずさ  原作と性格が真逆。鋭い眼のあずささんはなんか怖い。

・やよい  ていうか、お前誰だっていうくらい違う。

・千早   出演シーンなし。

・真    こちらも出番なし。

 

 ・・・中途半端に原作の設定を引き継ぐよりは、これくらいの変更があったほうがいいのかもしれない。ところでせっかくのロボアニメなのに、ロボットの活躍シーンがまったくなかった。いつもこんなんなの?

 「SHINOBI」が許せる(というかもはや興味がない)自分は、こんな「アイドルマスター」でも全然平気です。改めて1話から通して見たいとは思いませんが。

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忍法帖マイベスト

 忍法帖のマイベストを3作品挙げてみようと思い立ちましたが、3番目が決まらないので、5作品選んでみる事にしました。

 

 ① 「柳生忍法帖」

 ② 「魔界転生」

 ③ 「風来忍法帖」

 ④ 「伊賀忍法帖」

 ⑤ 「外道忍法帖」

 

 ①と②は同じくらい好きです。完成度というか、山田風太郎の筆が冴え渡っているのは断然「魔界転生」のほうなのですが、私が風太郎にのめりこむきっかけになったのが、「柳生忍法帖」なので、少しだけ贔屓しちゃいました。

 ③~⑤はどれが上と順番をつけるのが難しいです。甲乙つけがたいという感じ? 「風来忍法帖」はラストに泣かされますが、なにより麻也姫が魅力的です。「伊賀忍法帖」は初めて読んだ風太郎作品ということで。当時は納得の行かない結末にもやもやしましたが、日本のエンターテイメントの真髄は時代劇にある、と確信させてくれるほどのインパクトがありました。⑤は賛否両論あるかと思いますが、遊女伽羅がとにかく印象的でした(他の作家が10冊くらいかけて書きそうなネタを、1冊で済ませてしまう風太郎は実に潔い)。

 忍法帖マイベストは上記5作品となりますが、映像化したら面白いんじゃないかと思っているのは、「軍艦忍法帖」「海鳴り忍法帖」「銀河忍法帖」あたりだったりします。忍法帖の中では地味な部類に入るこの3作ですが、結構絵になるシーンが多いかと。目立ったエロ忍法もないし(まあVシネでエロはほとんどやられちゃったからなあ・・・残った未映像化作品というと、あまり選択肢がない罠)。

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思い出をありがとう

 予約していたあずささんのフィギュアが届きました~。箱がとてもでかいです。「アイドルマスター」限定版といい勝負くらいの大きさ(笑)。・・・さっそく開封してみる。フィギュア本体も箱に負けず劣らずでかいです。この大きさだと飾れる場所がないので、しばらくは箱の中でお休みをしていただくことになりそう。肝心のフィギュアの出来はかなりのものではないでしょうか。いままでに出た「アイドルマスター」関連のフィギュアのどんなものよりも良い出来だと思います。公式サイトで紹介されたサンプルとほぼ同じものが来たという感じです。あずささんの誕生日から一ヶ月以上遅れた計算になりますが、その遅れも今回のこの完成度を目指していたものであったとすれば、充分に納得のいくものになっています。

 ところでもうひとつのお楽しみ、ゲーム内で使えるアイテムってなんだろな~、とわくわくしながら同封の手紙を開けてみたところ、QRコードが貼ってありまして、説明にはこのQRコードでアクセスするとあずささんとの相性が判る! みたいなことが書いてありました。あれれ・・・と思いつつ、ひとまずなんだかよくわからない占いコーナーにアクセスし、その後公式サイトのバースデイグッズページへと確認しに行ってみたら。

 

 ・商品お届けの際、「犬がくわえている手紙」が同梱されます。
 そこにプリントされているQRコードを読み込むと…
 ・ゲーム内に登場するアイテムがセットに!

 

 上の文章と下の文章は繋がっておりませんでした・・・。とんだ早とちりの勘違いです。なんでこんな読み違いをしたものやら。サンプルの出来の良さに舞い上がっていたからかな~。まあ、アイテムに期待して買ったわけではないから、別にいいんですけど! ちなみにゲーム内に登場するアイテムとは、「だっこどん」でした。フィギュアの腕にくっつけて遊べるようです。

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古き骸を捨て、蛇は蘇るべし

 キャンペーン価格とかで安かったので、深作欣二監督版「魔界転生」のDVDを買いました。邦画では、間違いなく一番多く回数を観ている作品です。よくよく考えれば、「魔界転生」の誤ったイメージ(天草四郎がラスボス)を植えつけることになった原因ともいえる映画ですが、それでも私はこの映画をとても気に入っています。フォトギャラリーなるものが映像特典として入っているのが以前から気になっていたのですが、いざ見てみると10枚しかなくってちょっとがっかり。でも映画のシーンではありえなかったスチールも混じっていたりしたので、まあ良かったかな。あとは古い方の予告編が入っていて、それはそれで嬉しかったり。

 ていうか、ジャケットの帯に、この面白さは「陰陽師」「どろろ」を凌駕する、とか書いてあるんですけど、いいんでしょうか(汗)。確かに「陰陽師Ⅱ」の肉襦袢には卒倒したし、「どろろ」なんて日曜日の8時半にやってろ! っていうくらい憤慨したけどさあ・・・。

 

 深作版「魔界転生」で好きなシーン

・霧丸の集落を襲った甲賀衆が、転生衆に蹂躙されるシーン

・霧の中から5騎の転生衆が十兵衛の前に現れるシーン

・胤舜VS但馬守

・十兵衛VS但馬守

 

 深作版「魔界転生」で不満なところ

・時代考証無視(ココ重要!)

・霧丸が出てくるシーンでちょっとだれる(真田さんは好きな役者ですが)

 

 平山版の「魔界転生」なんてのもありますが、こっちは粘り気が少し足りなかったですかね~。森宗意に言わせてみれば、転生の条件を満たしていなかったとでも言いましょうか。今後、もし「魔界転生」が映画化されるようであれば、ぜひ柳生如雲斎にご登場願いたいです。

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