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忍法帖マイベスト

 忍法帖のマイベストを3作品挙げてみようと思い立ちましたが、3番目が決まらないので、5作品選んでみる事にしました。

 

 ① 「柳生忍法帖」

 ② 「魔界転生」

 ③ 「風来忍法帖」

 ④ 「伊賀忍法帖」

 ⑤ 「外道忍法帖」

 

 ①と②は同じくらい好きです。完成度というか、山田風太郎の筆が冴え渡っているのは断然「魔界転生」のほうなのですが、私が風太郎にのめりこむきっかけになったのが、「柳生忍法帖」なので、少しだけ贔屓しちゃいました。

 ③~⑤はどれが上と順番をつけるのが難しいです。甲乙つけがたいという感じ? 「風来忍法帖」はラストに泣かされますが、なにより麻也姫が魅力的です。「伊賀忍法帖」は初めて読んだ風太郎作品ということで。当時は納得の行かない結末にもやもやしましたが、日本のエンターテイメントの真髄は時代劇にある、と確信させてくれるほどのインパクトがありました。⑤は賛否両論あるかと思いますが、遊女伽羅がとにかく印象的でした(他の作家が10冊くらいかけて書きそうなネタを、1冊で済ませてしまう風太郎は実に潔い)。

 忍法帖マイベストは上記5作品となりますが、映像化したら面白いんじゃないかと思っているのは、「軍艦忍法帖」「海鳴り忍法帖」「銀河忍法帖」あたりだったりします。忍法帖の中では地味な部類に入るこの3作ですが、結構絵になるシーンが多いかと。目立ったエロ忍法もないし(まあVシネでエロはほとんどやられちゃったからなあ・・・残った未映像化作品というと、あまり選択肢がない罠)。

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