昨日、19日に彦根に行って来ました。通算、3度目の訪問になります。私の住んでいる場所からそう近くない彦根まで、わざわざ足を運んだ理由は、「国宝・彦根城築城400年祭」の終了を間近に控えて、いろいろ問題を抱えているひこにゃんを、最後に見る機会になるかもしれないと思ったからです(それと彼女がグッズを買いたがっていたから)。
入場券を買って中に入ると、入り口すぐの石段や天秤櫓下の広場あたりに、ちょうど小学生のガイドさんたちが居たりして、いま振り返ると話を聞いてあげればよかったのですが、ひこにゃんの登城時間が直前にせまっていたので、華麗にスルー(ごめんな、キミたち)。ひこにゃんが登場する予定の天守前広場に着くと、太鼓門櫓の周辺に、なにやらものすごい数の人だかりが・・・。ええー、もしかして、皆さんひこにゃん待ちですか! 前回、5月の末に来た時には、こんなに人居なかったのになあ。人が少なくって、逆に遠巻きに見ていたりする人も居たというのに、これも今月の25日で、「国宝・彦根城築城400年祭」が終了してしまうためでしょうか。
とりあえず、1グループ1枚という記念撮影をこなし、あとは撮影の合間をぬって周囲に愛想を振りまいてくれる、サービス精神旺盛なひこにゃんの姿を、携帯やらデジカメでばしばし撮りまくりました。ひこにゃん、かわいいよ、ひこにゃん。現在、デザイナーさんとの間でなにやらギクシャクしたものが流れていますが、ひこにゃんがここまで人気が出たのは、形だけの価値ではなく、やっぱりこういう風にキャラクター付けをしていった運営側の功績が、とても大きいと思うのですけれどね。それはひこにゃんに会いに行ったほとんどの人が認めるところではないのかな。
25日のフィナーレには、参加者で手をつなぎあって彦根城に金メダルをかけるんだそうです。外周2キロくらいって、テレビで言っていました。ひこにゃんとしまさこにゃんも参加するようです。天気が良いといいですね。
それにしても、夢京橋キャッスルロードや、四番町スクエアのいたるところでひこにゃんグッズが販売されている様は、彦根城築城400年を祝っているというより、まるでひこにゃんが誕生してから400年経っているのではないかと錯覚させるほどの騒ぎです。ひこにゃんの姿が消えでもしたら、大変な経済的損失になりそう・・・(大丈夫か、彦根市)。
以下、ひこにゃんだけじゃないよ、というお話。
朝から曇りがちで、天気が少し不安でしたが、一日雨に見舞われることもなく、彦根城と城下町の散策を楽しむ事ができました。彦根って、お城の規模は全然違うけれど、ちょっと掛川と似た感じがあって好きです。平日だというのに、思いのほか観光客の数が多く、天守閣などは階段で渋滞が起きていたため(急な坂なので、お年寄りにはきつい面もあります)、登るのを断念したりもしましたが、前回・前々回と行かなかった裏手の方にも回ってみたりして、それなりにお城のほうも堪能してきました。
重文の西の丸三重櫓では、「ホリ・ヒロシ人形姫絵巻」なる作品展が催されており、どこかで聞いたことがあるなー、深作版「魔界転生」は辻村ジュサブローだったよな、と思いつつ中に入ってホリ氏の略歴を見たら、平山版「魔界転生」の衣装デザインを手がけていたという事を知って納得。残念ながら、「魔界」の衣装は展示されていませんでしたが、千姫や淀君の人形があったりして(風太郎とは関係ない作品ですが)、なかなか見どころがありました。
また行くことがあるかどうかはわかりませんが、桜の季節の彦根城も見てみたいな。琵琶湖も彦根城からそう遠くないのに、近くまで行ったことないし。あと思い残していることといえば、近江牛を食べていないということか・・・。
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