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2007年11月

モノブロスの心

 モノブロス100匹狩猟記念カキコ。

 なにかとレアなモノブロスハートですが、99匹狩ってるうちに10個出ました。10匹に1個の計算だから、だいたい確率通りかな? 前半は全然出なかったんですが、後半は結構いいペースで出てくれました。ちなみに、捕獲報酬と剥ぎ取りで6:4の割合だったと思います。まあ、モノブロス狩猟の8割は捕獲だったわけなんですが。

 で、50試験のために、そろそろまともなガンナー装備が欲しかったので、モノデビル装備を作成しました。剣士用のモノデビル装備もとっくに作っているから、モノハート10個使いきった(笑)。スキルは装填数アップ・反動+1・災難の素敵仕様です。ガンナーはほとんど経験がないので、有効なスキルがいまいちわからないけれど、ま、いいか。強化して珠用の穴を増やせば、もっと良いスキル構成になりそうです。

 モノハートは、あと一個はあってもいいなと思っているので(モノデビルキャスト改生産用)、お金も稼げるし、これからもまだまだモノブロスを狩る予定です。

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鉄の拳

 「やれんのか!」の対戦カードが2つ発表されましたね~。

 青木真也(日本/パラエストラ東京)
 J.Z.カルバン(ブラジル/アメリカントップチーム)

 長谷川秀彦(日本/SKアブソリュート)
 桜井マッハ速人(日本/マッハ道場)

 カルバンきたわあ~。いきなりの好カードにびっくりです。谷川P太っ腹ですな。こういった協調体制が、もっと早くに行われていれば、夢の対戦カードに事欠くことはなかったでしょうに、返す返すも残念です。ま、FEGとしては、正真正銘PRIDE最後の興行だし、今後はHERO’Sに出場お願いします! という話なんでしょうけど、それを差し引いても谷川氏の判断には畏敬の念を抱かざるをえません(今回ばかりは、さすがに)。

 マッハ選手には、できれば外人とやってもらいたかったけど・・・欲をいっても仕方がないので、今後の追加カードに期待、です。

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「Y十M」第82話

 雪地獄にとらわれている女たちって、みんな素っ裸のようなイメージが残っていたのですが、記憶違いだったようです。・・・エロいな、自分。

 このあたりの展開、原作を読んでいる時もまったく先がわからず、相当にドキドキした記憶がありますが、絵にしてみると、十兵衛が意外に落ち着いてみえるので、原作未読の読者には、十兵衛側に何か策あり、と思えてしまうかもしれませんね。剣客として、十兵衛に熱い想いを寄せちゃっている虹七郎と、絶体絶命の窮地にありながら、動じない十兵衛に苛立ちを覚える銀四郎との対比が面白い回でした。

 花地獄の回想で、懐かしの面々が思い出されたのもよかったです(笑)。折れた五本槍のことなど、とうに忘れていたよ。それにしても、このペースだと、ちょうど原作と同じ、桜の花の咲く季節にクライマックスを迎えそうです。

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彦根土産

Photo  そういえば、今回彦根に行って、唯一買ってきたお土産がこれです。まあ、うちで飲むんですけど。左から、焼酎銘なし(「国宝彦根城築城400年祭」と書いてあるけど、これが名称ですか?)・焼酎「君か袖」・にごりワイン「南高梅」です。いちばん左の焼酎の醸造元は、甲賀市とあります・・・甲賀って、滋賀県にあったのか。伊賀は行ったことあるけど、甲賀は行ったことないので、次にあっちに行く機会があったら、寄ってみようかなー。

 お酒が好きなので、よく旅行先でお酒を買って帰ってきます。柳生では「春の坂道」が有名みたいですが、「柳生十兵衛」なんて名前の日本酒も売っていました。柳生にも3回行ったけれど、まだ果たせていない事があるので、そのうちもう一度は行ってみたいと思っています。

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ひこにゃんアルバム追加

20071119_400_2 先日彦根に行ったときの、ひこにゃんの写真をアップしました。右列のアルバムからごらんください。

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やれんのか! 大晦日! 2007

 ええ~、マジですか! これは本当にびっくりしました!!! ヒョードルが今年の大晦日に試合をするなんて、絶対ねえよ、と思っていたのですが・・・。PRIDEを創ってきた人々の、「けじめ」のイベントの開催を、素直に喜びたいと思います!

 ノゲイラやミルコやシウバがいないのは寂しいけれど、実力派の日本人選手が多数参加するのも嬉しいなあ~。五味選手はこっちに出場するのかな? 

 それともあっち? 

 こっちだよね?

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「忍法八犬伝」の評価

 「忍法八犬伝」って、忍法帖の中でも非常に評価の高い作品で、私も何度か読んでいて面白いとは思うのですが、自分の中での忍法帖の序列で考えると、「海鳴り」「銀河」「忍法封印」「剣士伝」「自来也」「江戸」「忠臣蔵」あたりとほぼ同等か、もしかしたらそれよりちょっとだけ下かな、って感じの作品です。前述の作品の上位には、「柳生」「魔界」「風来」「伊賀」「外道」があって、それらの下には、「甲賀」「くノ一」「卍」が続くので、あえて順位をつけると16番目くらいですか。この下はというと、「軍艦」「月影」「信玄」「魔天」「秘戯書」「黒白」「双頭」「陰陽師」があるのみで、なんと下から数えた方が早い。で、なんで自分の評価がそんなに高くないのか、考えてみたところ・・・。

 どうも、八犬士に対する村雨さまの態度に、終始乗り切れない部分があるようです。もちろん、八犬士は見返りなど端から求めておらず、ただ村雨さまのためだけに命を張ることを、無上の喜びとしているわけですが、同じ一人の姫君のために香具師たちが命を賭ける「風来」なんかと比べると、最後まで報われない(村雨さまの無邪気のおそろしさ!)八犬士たちが不憫で不憫で・・・。

 あと、些細なことですが、角川文庫に入っていなかったということで、忍法帖シリーズとして、徳間書店から刊行されていた「忍法八犬伝」は、異質なものと捕らえていたふしがあります。だって徳間の忍法帖って、これと「魔天忍法帖」だけでしたから、1ランク落ちるって感覚があったみたいです。だからもしかしたら、「八犬伝」から忍法帖に入った人と、そうで無い人の評価は、多少異なるのかもしれないなあと思ったり。今は「忍法八犬伝」も、他の忍法帖と同じく講談社からシリーズが刊行されているので、こんな感覚を覚える人もそうそういないとは思いますけどね。

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ひこにゃんに会いに行く

 昨日、19日に彦根に行って来ました。通算、3度目の訪問になります。私の住んでいる場所からそう近くない彦根まで、わざわざ足を運んだ理由は、「国宝・彦根城築城400年祭」の終了を間近に控えて、いろいろ問題を抱えているひこにゃんを、最後に見る機会になるかもしれないと思ったからです(それと彼女がグッズを買いたがっていたから)。

 入場券を買って中に入ると、入り口すぐの石段や天秤櫓下の広場あたりに、ちょうど小学生のガイドさんたちが居たりして、いま振り返ると話を聞いてあげればよかったのですが、ひこにゃんの登城時間が直前にせまっていたので、華麗にスルー(ごめんな、キミたち)。ひこにゃんが登場する予定の天守前広場に着くと、太鼓門櫓の周辺に、なにやらものすごい数の人だかりが・・・。ええー、もしかして、皆さんひこにゃん待ちですか! 前回、5月の末に来た時には、こんなに人居なかったのになあ。人が少なくって、逆に遠巻きに見ていたりする人も居たというのに、これも今月の25日で、「国宝・彦根城築城400年祭」が終了してしまうためでしょうか。

 とりあえず、1グループ1枚という記念撮影をこなし、あとは撮影の合間をぬって周囲に愛想を振りまいてくれる、サービス精神旺盛なひこにゃんの姿を、携帯やらデジカメでばしばし撮りまくりました。ひこにゃん、かわいいよ、ひこにゃん。現在、デザイナーさんとの間でなにやらギクシャクしたものが流れていますが、ひこにゃんがここまで人気が出たのは、形だけの価値ではなく、やっぱりこういう風にキャラクター付けをしていった運営側の功績が、とても大きいと思うのですけれどね。それはひこにゃんに会いに行ったほとんどの人が認めるところではないのかな。

 25日のフィナーレには、参加者で手をつなぎあって彦根城に金メダルをかけるんだそうです。外周2キロくらいって、テレビで言っていました。ひこにゃんとしまさこにゃんも参加するようです。天気が良いといいですね。

 それにしても、夢京橋キャッスルロードや、四番町スクエアのいたるところでひこにゃんグッズが販売されている様は、彦根城築城400年を祝っているというより、まるでひこにゃんが誕生してから400年経っているのではないかと錯覚させるほどの騒ぎです。ひこにゃんの姿が消えでもしたら、大変な経済的損失になりそう・・・(大丈夫か、彦根市)。

 以下、ひこにゃんだけじゃないよ、というお話。

 朝から曇りがちで、天気が少し不安でしたが、一日雨に見舞われることもなく、彦根城と城下町の散策を楽しむ事ができました。彦根って、お城の規模は全然違うけれど、ちょっと掛川と似た感じがあって好きです。平日だというのに、思いのほか観光客の数が多く、天守閣などは階段で渋滞が起きていたため(急な坂なので、お年寄りにはきつい面もあります)、登るのを断念したりもしましたが、前回・前々回と行かなかった裏手の方にも回ってみたりして、それなりにお城のほうも堪能してきました。

 重文の西の丸三重櫓では、「ホリ・ヒロシ人形姫絵巻」なる作品展が催されており、どこかで聞いたことがあるなー、深作版「魔界転生」は辻村ジュサブローだったよな、と思いつつ中に入ってホリ氏の略歴を見たら、平山版「魔界転生」の衣装デザインを手がけていたという事を知って納得。残念ながら、「魔界」の衣装は展示されていませんでしたが、千姫や淀君の人形があったりして(風太郎とは関係ない作品ですが)、なかなか見どころがありました。

 また行くことがあるかどうかはわかりませんが、桜の季節の彦根城も見てみたいな。琵琶湖も彦根城からそう遠くないのに、近くまで行ったことないし。あと思い残していることといえば、近江牛を食べていないということか・・・。

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至福のひととき

 昨日、某所での忍法帖チャットに参加させていただきましたー。風太郎作品を読むようになって、ン十年経っているというのに、他のファンの方とリアルタイムで忍法帖の話をすることが出来たのは、実はこれが初めてだったりして、とても刺激になりました。色々な人から風太郎作品の意見を聞けるのっていいなあ・・・。個人のお気に入りや、おススメや、作品の章題を言い合っているだけで、もう幸せでした。チャット主催の方と、参加者された方々、それと、山田風太郎先生に感謝感謝です。

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星井美希リミテッドドール

 よっしゃ、「星井美希リミテッドドール」たった今、注文できました(朝っぱらから何をやっているんだか・・・)。正直ここまで回線が混雑するとは思わなかったので、ひやひやものでした。昨日の18時過ぎからアタック開始して、全然先に進まなかったからな。何度やり直しを要求しようと思ったことか。繋がりにくかったのは、やはり今回のバースデイグッズに注文が殺到したからでしょうか。あずささんのフィギュアの時は楽勝だったのに(ファンとしてちょっと悲しい)、美希の人気が異常なのか、着せ替えドールがアイマスプロデューサーの琴線に触れるものがあったのか、どっちでもいいけど、とりあえず一段落して落ち着きました。

 でも、冷静に考えると26,000円の出費はでかいです(笑)。

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「ホワイトメタル」>「ゴシックメタル」

http://members.mh-frontier.jp/goods/package/0712xmas.html

 いやーーん、「ホワイトメタル」装備かわいい~、っていうかインストールDISKいらねえYO! これ買うと3枚目になるっつうの。 

 これがシーズン2,0のパッケージとのセットだったら、迷わずお布施するんだけど。最近、「MHF」を起動すると強制終了くらうことが多く、PCに悪影響が出そうなので、遊ぶ時間もめっきり減ってしまったため、これは悩むわあ・・・(悩むな)。

 これなら普通に課金アイテムにしてくれたほうが、いさぎよくって、よっぽどいい。

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Your Song

 「アイドルマスター」のオフィシャルグッズ抽選予約はずれた・・・。CDの「YOUR SONG」一択だったんですけども、応募時の返信メールには、

 当選発表は、2007年11月14日(木)10時までに行います(←日付と曜日が・・・)

 とあったので、15日(木)の目も捨てきれないなーと、僅かな希望を託していたのですが、どうやら当選者には今日メールが届いていたみたい。オクだと結構な値段が付くので、次回の抽選販売があるのなら、その時に賭けるしかないな~。

 でも、「YOUR SONG」の収録曲をよくよく見たら、んん~「MASTER ARTIST」に全部収録されている? まあ、全部買い集めると、2万円かかるわけだけど・・・。ドラマ部分はいらないので、また新曲と「YOUR SONG」の収録曲だけまとめた「MASTER BOX」出してくれないですかね。

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最近観た映画の感想など

・「ドーン・オブ・ザ・デッド」

 「300」のザック・スナイダーが監督した、ジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」リメイク版。オリジナルは未見で、ゾンビ映画自体そんなに観た事はないのですが、タイトルデザインがカイル・クーパーということを知って、観てみる気になりました(カイル・クーパーは有名なタイトルデザイナーで、「セブン」や「スパイダーマン」シリーズ等を手がけています)。

 オリジナル版は観ていなくても、ストーリーがどんなものであるのかは、なんとなく知っていたので、世界がどうなったのか判らない絶望的な状況で、生き残った人々が最後に迎える結末に興味が集中していたのですが、まあ大方の予想通りで・・・こういう終末的なテーマを扱った物語に救いを求めても仕方がないのですが、なんかすっきりしない、もやもやしたものだけが残ります。まあ、ゾンビ映画に救いを求めるのも、そもそも野暮ってえものですが。

 これを観たあと、猛烈にXBOX360の「デッド・ライジング」をプレイしたくなったり(難しくて、途中で止めちゃっています)。個人的には、オープニングタイトルだけでレンタル料金の元を取った気分ではありますが、純粋にゾンビを楽しむ映画として観るならば(どんな楽しみ方だ)、充分に観る価値はあるかな、と思いました。

・「プロジェクトBB」

 久しぶりにジャッキー映画を観た気がします。共演にユン・ピョウとマイケル・ホイがいるというだけで、往年のファンには堪らないものがありますが、日本語吹き替えバージョンが観たくて借りてきました。

 ジャッキーには珍しい泥棒役という設定。アクションは控えめですが、それにしてもあの歳で、あそこまで動けるジャッキーにはただただ脱帽です。ろくでもない大人になった人物たちが、ひとりの赤ん坊の世話をすることによって、人生観を改めていく様子は、説教臭くもなく、素直に好感が持てました。

 それにしても、当たり前のことですが、みんな年取ったなあ・・・(しんみり)。吹き替えで、石丸博也と広川太一郎の掛け合いが聴けたことに、感慨もひとしおです。

・「ダイ・ハード 4.0」

 劇場公開時にも映画館へ足を運びましたが、こちらも日本語吹き替えバージョンが観たかったのと、前3作品はDVDを所有しているため、流れで購入を決定。

 スケールが大きくなりすぎたせいか、等身大のヒーローとしてのジョン・マクレーンはどこへやら、まるでシュワルツネッガーやセガール映画のような趣があり、「ダイ・ハード」という冠をとれば、よく出来たアクション映画として評価ができるのだけれど、それじゃあダメなんですよねえ。アクションシーンの派手さ、突飛さではこっちの方が上ですが、最近観たアクション映画のなかでは「ボーン・スプレマシー」のほうがよっぽど面白かったなあ。

 「ダイ・ハード5」があるかどうか判りませんが、今回よりもさらにスケールアップさせなければならなくなっちゃうとしたら、それこそもはや「ダイ・ハード」ではなくなってしまうような気がします。

 

 

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天道魔道

 「アイドルマスター」のバースデーグッズで、キャラドールが出ればいいな~と妄想していたら、現実のものになってしまいました。

 http://shop.765.jp/idolmaster/01/im40_00_00_10.html

 制作はキャラクタードールには定評のあるメガハウスです。これよりも前に、浪漫堂の1/6アイマスドールも2キャラ発表されていましたが、微妙なキャラセレクト(春香・律子ファンの人ごめんなさい)のため、個人的にスルー推奨だったので、オフィシャルの方からこういう企画が出てきたのは、とても嬉しい事なのですけれど、よりによって星井美希ちゃんですか。あまり遊んでないけど、この娘もちょっと苦手だなあ。値段も、XBOX360用新作ソフト「アイドルマスター ライブフォーユー!」とセットで26,000円と、馬鹿にならないし。まあ、ソフトは買うつもりでいたから、実際のドールにかける金額は2万円弱になりますが・・・せめて挿げ替え用のヘッド(ショートバージョン)が付いていればなあ! 

 そしてこれが全キャラクターのドール化への布石だとしたら、とても恐ろしいのですが、そうなったらなったで、菊地真と三浦あずさの2体は間違いなく購入してしまうであろう自分がいます。あとあれだな~、ゲーム中の衣装も個別に作って販売してくれるといいな(そこまでいったら毒皿です)。

 で、結局「星井美希リミテッドドール」を買うのかって? 

 そりゃあ・・・買いますよ(泣)。

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「仮面ライダー THE FIRST」

 「仮面ライダー THE NEXT」がちょっと面白そうなので、「仮面ライダー THE FIRST」をレンタルしてみました。以下、気になったり、解せなかったシーンをいくつか。ネタバレありですのでご注意を。

・ショッカーの改造人間スパイダーに殺された婚約者を、主人公本郷猛(一号ライダー)に殺されたと思い込むヒロイン。なぜ、警察に通報しないのか?

・本郷をストーカーするヒロイン。信号無視のトラックに撥ねられそうになる子供を、改造人間にされた本郷が想像を絶するパワーで救うのをカメラで激写するも、その後この写真に絡むシーンはなし。

・一号ライダーVSスパイダー。スパイダーのせっかくの特殊能力(クモの糸)が全く発揮されず、スパイダー蹴られて死亡。(´・ω・`)

・一文字隼人(二号ライダー)と、ヒロインの婚約者が瓜ふたつ。ショッカーが死体を回収して改造したというわけでもなく、完全な赤の他人の理由。

・一文字隼人、赤いオープンカーの運転席で、グラスにシャンパン(白ワインかな。どっちでもいいけど)。

・不治の病(?)のウエンツくんと、もう一人重病の入院患者の女の子を、組織にスカウトするショッカーの改造人間募集基準。同じ改造するなら、病人より健康な人間のほうが良くないですか。

・ショッカーの幹部3人、いくらなんでもあの組み合わせはないかと。天本英世をデジタル出演させたかったのなら、あとの二人の格好もあれに合わせて欲しかったです。

 まだいろいろとツッコミどころはありますが、ドラマに主軸を置いたというのなら、シナリオがあまりにお粗末ですし、アクションも中途半端だったような気がします。「スパイダーマン」のような、苦悩するヒーローというものを描きたかったのかもしれませんが、それにしては途中、「10分くらいオレ寝てた?」みたいな展開の飛躍もあったし・・・。ウエンツくんのエピソードは敵側の事情ということで、絡めようによっては面白くなったはずなのに、全編通して観ると、無駄以外の何物でもなく、ライダーや怪人のデザインがいいだけに、勿体無いなあと感じました。

 まあ、子供の頃は「ウルトラマン」派だったしな・・・。「仮面ライダー THE NEXT」もレンタル開始されたら観てみようと思います。

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そうは言いますが

 ・「契約の詳しいことは言えないが、これが最後の期間内なんでオファーをしている。もう1回だけチャンスはあげたい」
 ・「サップは他団体に出るのはいいんですけど、ウチを通してやらないと契約違反なんですよ。大きな文句を言いたい」
 ・曙に関しては「もう1年間、試合していない。こっちに出てくれると思います」

 以上、大晦日の「ハッスル祭り」開催にともなう、谷川EPの弁。

 おっしゃる事は至極ごもっともだと思います。ただ、契約の問題は当然あるにしても、今さら「Dynamite!!」に、本当にサップや曙が必要ですかねえ? なんとなく、「Dynamite!!」に出ないのは構わないけれど、他の興行に出場されるのは気に喰わないというような、狭量な思惑を感じてしまいます。「PRIDE」がなくなった今、地上波でまともな総合格闘技を観ることができるのは、もはやFEGのイベントだけなのですから、サップと曙によって埋められる貴重な2枠を、もっと有意義に使ってもらいたいなあ(会場に行かない人間が言うのもなんですが)。

 「PRIDE」に出ていた選手でいうと、アローナに勝ったソクジュの試合なんかも、まだまだ観てみたいし、ヒョードルだって、交渉次第で「Dynamite!!」に出てくれる可能性はあるのではないでしょうか(大晦日に試合したいって、言ってたみたいだし)。・・・あ、「ハッスル」で総合ルールの試合を1~2試合でも組んでくれるなら、それはそれでいいかもしんない。「Dynamite!!」が全てじゃないよね。

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「Y十M」第80話

 「柳生十兵衛、はじめて見参つかまつる」

 原作を初めて読んだ時は、ここの攻防で、虹七郎か銀四郎のどちらか(あるいは両方)が退場するとばかり思っていたのですが、あっさり銅伯に勝負を持っていかれて、それはそれで慮外に感じたものです。確かにまともにやりあったら、虹七郎と銀四郎では十兵衛に敵うわけもなく、当初の目的からも逸れるしなあ。銅伯が出張ってきたのも、武士としての純粋な興味が、柳生十兵衛という個人に揺り動かされたためでしょうか。

 十兵衛VS銅伯の場面は、2人の静かな対峙から、十兵衛のスピード感のある殺陣に変化して、とてもカッコよかったです! 銅伯は突っ立っているだけでしたが、忍法帖らしい「忍法なまり銅」の決めセリフが出て以下次々号へ。そういえば、忍法帖にはこの手の肉体を持つ忍者が何人か登場していたかと思いますが、どういう死に方をしたのかよく憶えていなかったりします。

 それにしても、せがわ先生の描く銅伯を見る度に、「星の子チョビン」の悪者を思い出す自分は古いですか? 小沢仁志が監督・主演した「くの一忍法帖 柳生外伝」は、プロレスラー高山善廣(廉助か孫兵衛役だったかな・・・)が「なにそれ?」と言うまでもなく、「なんじゃこりゃああああ」という出来の「柳生忍法帖」実写化Vシネでしたが、唯一評価できる点は、芦名銅伯役に麿赤児(平成版「魔界転生」で家康役)をキャスティングしたということです。主要人物の中では、特に原作のイメージを壊すことなく怪演されていたように思います。「柳生忍法帖」として観るとアレですが、無国籍時代劇と割り切って観るなら、そこそこ許せると思える範囲ではありますので、盛り上がらないけれど、十兵衛の「いやでござる」を音声で聴きたい方は、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

 

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「ゾディアック」

 デビッド・フィンチャー監督「ゾディアック」を観ました。

 1995年の「セブン」以降、「ゲーム」「ファイト・クラブ」「パニック・ルーム」と、フィンチャーの監督作品は欠かさず映画館に足を運ぶようにしていましたが、「パニック・ルーム」から5年ぶりの新作となるこの「ゾディアック」は、ネットでの微妙な評判と上映時間の長さから(157分)、映画館に行くか行くまいか迷っていたりしたのですが、結局機会を逸して、この度のDVDでの鑑賞と相成りました(フィンチャーファンとしては失格かも知れませんが、レンタルではなく、ちゃんとDVDを買いました)。

 1969年の7月から、ゾディアックと自称する実在の連続殺人犯が起こした、アメリカ史上初の劇場型犯罪を題材にしたこの作品は、従来のフィンチャー作品のような意外性を期待して見ると、まったく肩透かしを喰らうかもしれません。実際、事件から38年経った現在でも、この事件は解決されていませんし、劇中の人物の一人である風刺漫画化が著した書物を原作にして、映画は淡々と時系列順に事実を追いかけ、当時事件に関わった人々の行動を描きます。今回はフィンチャー独特の凝った映像もなりを潜めているような感じがしますが、実際の事件を扱うということで、事件当時の町並みやファッションの再現に力をいれ、フィンチャーの主観を極力排した映像創りになっているような気がしました。なんとなく、フィンチャーではなく、クリント・イーストウッドが監督した映画だと言ったほうがしっくりくるかもしれません。3人の主要人物を通して語られるそれは、「ミスティック・リバー」や「父親たちの星条旗」のようでもありますし。

 で、長いので、途中で寝るかもと思っていたら、やっぱり途中で寝てしまいました(ビール飲みながら観ていたせいもあります)。映画館で観ていたら、ちょっとしんどかったかも。物語としては、ゾディアックの犯行シーンを除けば、後半のジェイク・ギレンホール演ずる風刺漫画化(原作者)が、執念で事件を追いかけていく様子に興味をそそられました。ゾディアック事件の概要だけを知りたいなら、映画公開前に「奇跡体験アンビリバボー」とかでやっていた再現ドラマを観れば充分だもんなあ。でもこの事件、1960年代に起きた事件であればこその事件で、現代に似たような事件が起きれば、あっさり解決されて、犯人もすぐ捕まっちゃうんでしょうね。

 つうか、ディレクターズ・カット版が出るのか。追加シーンと特典映像次第では買いですかね・・・。フィンチャーの次回作は、もう少し早いサイクルで観たいところです。

 

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百剣合シテ一刀ニ到ル

 荒山徹著「柳生百合剣」読了。

 私にしては珍しく、1日で読みきった作品となりました。文体が、かしこまらずに読みやすかったせいもありますが、だんだんと、「この話に何日もかけてられるか!」という気分になってきて、一気に駆け抜けることに成功! もう、全十章あるうちの、第九章~第十章はものすごい勢いで読み進めました。 

 面白くないわけじゃなかったんですよ? 伝奇時代小説を読むのは久しぶりだったので、中盤の黒幕登場(自粛)の場面では、「おお、そこを引っ張りだしてきたか」と、感心することしきりでしたし、なんだかんだでどう事態を収束させるのか気になったし、それになんといったって、柳生十兵衛が(いちおう?)主役の物語ですし・・・まあ、とんでもないシスコンの柳生十兵衛でしたがね! 順番的に、「柳生薔薇剣」を先に読むのが筋だということははっきりしたのですが、初めての荒山徹作品に触れてみて、ただひとつ確信したことは、荒山徹作品は勢いで読むべきだ、ということです。ブルース・リー的に言うと、「考えるな。感じろ」みたいな?

 タイトルにもちゃんと意味が込められていて、ただ単に、女剣客が重要な役割を果たすから、というワケではなかったのね。『百剣合シテ一刀ニ到ル』というのは、実際にある言葉なのかな? あとは、風太郎ファン的には、「魔界転生」からの文章の引用が少なからずあったのが楽しいというか・・・物語そのものが「魔界転生」のパロディとでも言ったほうがいいのでしょうか。以下、本文から該当部分を抜粋してみると、

・まさしく、彼らを「敵」とするものに呪いあれ。この恐るべき超絶の四剣士を敵として、万に一つもいのちある者が、この世にあろうとは思えない、であった。

・「おれは柳生十兵衛だ」

・とにかく、猿のことだから、どうだかよくわからない。

・とにかく、ここまで縷々として叙しきたったのは、(中略)・・・いまや二人は一体化という「編成」を整え終わり、自らを百合剣としたのだった。

 風太郎ファンなら、「魔界転生」のどの部分の文章かすぐわかりますよね~。他には、そのものズバリ「魔界転生」を山田風太郎の名とともに引き合いに出しているところもあるし、十兵衛を慕う(?)子供の名前がお雛・お縫だったり、猿の名前に弥太郎ってついていたり・・・絶対わざとですよね? つ、次は「柳生大戦争」を読むか・・・(心配になってきた)。

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相思相殺

 買ったまま放置していた「バジリスク」DVD-BOXの、第一巻をようやく観ました。改めて観てもクオリティが非常に高いですね~。作画の質の高さはいわずもがな、声優陣も、よくこれだけの人を集めたなっていうくらい、実に豪華だし。

 コミック版「バジリスク」は、1話目から原作「甲賀忍法帖」からのアレンジが冴えていますが、小説では、将監VS夜叉丸の御前試合の時には、竹千代方と国千代方のメンバーも多数同席していたのを、コミック化に際して省略したのは、登場人物の氾濫を抑え、甲賀伊賀の選抜忍者20人に焦点を絞るという意味で、とても良い選択だったと思います。それにしても、天海が怖いです、先生!

 地元民としては、忍法帖の第一作が駿府城からスタートしたというのは、とっても嬉しいことなのですが、「バジリスク」に描かれたような天守が現存しないのは、また残念でもあります。復元された二の丸東御門巽櫓は、それはそれで立派に見えるけれど、天守がもしあったら、静岡の街並みは今とはガラリと違った様相を見せることでしょうね。

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