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2007年12月

「CALL OF DUTY4」

 XBOX360版の「コール オブ デューティ4」を買ってみたのでやってみました。とりあえず貨物船突入のさわりの部分まで動かしてみた所、さっそく仲間を見失って迷子状態です。うろうろしている間に、三半規管がおかしくなってきました。「HALO3」をやった時に、FPSモノは間違いなく酔うってわかっていたのですが、案の定10分くらいプレイしただけで気持ち悪くなってきて中断・・・。こっちの方が「HALO」の世界観よりも好きになれそうなのに、このまま続けることができなくなったら残念です。

 

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最後の勝敗

 「やれんのか!」の全カードと試合順が決定したようですね。

<第8試合 1R10分・2R5分>
エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/レッドデビル)
チェ・ホンマン(韓国/フリー)

<第7試合 1R10分・2R5分>
青木真也(日本/パラエストラ東京)
チョン・ブギョン(韓国/シドニー五輪柔道銀メダリスト)

<第6試合 1R10分・2R5分>
長谷川秀彦(日本/SKアブソリュート)
桜井“マッハ”速人(日本/マッハ道場)

<第5試合 1R10分・2R5分>
三崎和雄(日本/GRABAKA)
秋山成勲(日本/フリー)

<第4試合 1R10分・2R5分>
石田光洋(T-BLOOD)
ギルバート・メレンデス(米国/ジェイク・シールズ・ファイティング・チーム)

<第3試合 1R10分・2R5分>
瀧本 誠(日本/吉田道場)
ムリーロ・ブスタマンチ(ブラジル/ブラジリアントップチーム)

<第2試合 1R10分・2R5分>
川尻達也(T-BLOOD)
ルイス・アゼレード(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)

<第1試合 5分2R>
ローマン・ゼンツォフ(ロシア/レッドデビル)
マイク・ルソー(米国)

 最後にゼンツォフの試合が飛び込んできて、外国人同士の試合が2つになりました。こう並べてみると、カルバンが出場できなくなったのは、ほんとに痛いな・・・。かといって、「Dynamite!!」で組まれたPRIDE系の選手の3試合の内のどれかを、「やれんのか!」で出来れていればよかったかな、というわけでもないし。とりあえず、会場組のみなさんの熱気に期待したいです。京セラドームに負けない声援が伝わってくると嬉しいな。「ハッスル」にミルコが来るみたいだから、そのまま「やれんのか!」に挨拶にでも来てくれたら、盛り上がるんだろうなあ、いいなあ。

 

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「Y十M」第85話

 今年度最後の「Y十M」。

 銅伯でさえも考えものとした「獣心香」の効果はてきめんで、匂いまでもが伝わってきそうな淫猥な空気が、雪地獄内部に蔓延していく描写が凄いです。いやらしいです。

 忍法帖ではたびたび出てくる女性の裸やセックスシーンも、小説を読んでいる時は卑猥な印象を受けることはほとんど皆無に近いのですが、こうやってせがわ先生が絵にしたのを見てみると、すげー破壊力があるなあと再認識しました。

 でも今回の見どころは、こんな色っぽいシーンだけではございません。雪地獄の檻の鍵を開け、のこのこ入ってくる明成に対して突きつけられる一振りの白刃、この時の十兵衛の顔と言ったら! 単身鶴ヶ城に乗り込んできた際の、泰然自若とした様子とはまた全く違う、ただ怒りと非道に対する嫌悪に裏打ちされた柳生十兵衛の形相、怖すぎます、先生! おゆら様も「獣心香」に酔っている割には、十兵衛の刀に超反応していったん飛びのいたのは、さすが魔人銅伯の娘というところでしょうか。おとねが再登場して、種明かしは次号年明けということになりますが、今年はいろいろと満足のいく描写が多くて、連載当初の不安や不満もあらかた吹っ飛んだ気がします。

 あと連載回数もそんなに残っていないと思いますが、せがわ先生の柳生十兵衛はもっともっと見ていたいなあ・・・続編としての「魔界転生」はムリですか?

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黒本はどこだ

 XBOX360の「VF5 ライブアリーナ」ですが、実はまだランクマッチ0戦です。アイリーン→シュンとプレイヤーマッチで練習して、ここ最近は葵をメインでやっていたのですが、煮詰まってきたのでキャラをサラに変更したら、さらに煮詰まりました。全然勝てる気がしません。

 4キャラ使ってみて、一番勝てたのがシュンでしたが、過去作でちょっとでも触っていると、なんとかなるもんですね(プレイヤーマッチなんで、対戦相手だってそれほど本気ではないのでしょうが)。

 それにしても、アイリーン! このキャラに乱入されると、どこで反撃していいのかさっぱりわからん。避けとか使えばいいんでしょうけど・・・まったく付け入る隙がないくらいに攻め立てられるので、毎日涙目です。もう一回、自分で使ってみようかなー。

 

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バカサバイバー

・「やれんのか! 大晦日! 2007」で青木真也との対戦が決まっていたHERO’S王者J.Z.カルバンが左ひざ靭帯断裂の負傷により欠場

 うわー、残念! この一戦だけで、もしかしたら3,150円の価値があるかもしれないと考えていただけに。来年の「HERO’S」か他のイベントに持ち越しかな。それにしても、青木選手の対戦相手が決まったとして、決定カードはまだ6試合。大晦日まであと10日を切っているのに、大丈夫なの? ジョシュが出てくれたら良かったんですけど。IGF→パンクラス→大晦日は、いくらなんでもきついよね。

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トランスフォーマー

 マイケル・ベイ監督「トランスフォーマー」を観ました。なんでスピルバーグが監督をしなかったのか、不思議で仕方がなかったのだけど、映画を観終わってなんとなく納得。

 ロボットの種類が割と多くて、一回観ただけでは名前と形状が一致しなかったり、敵味方の区別もあやふやでしたが、オプティマスプライム(和名コンボイ)がカッコイイので全て許せてしまえます。ロボットの変形シーンが速いので、じっくり楽しもうと思ったら、DVDを購入するべきなんでしょうが、そこまでのめりこめなかったのは、ドラマパートの軽さに起因があります。ほんと、子供向けのアニメを大金かけて実写化してしまったような映画で、大真面目に鑑賞するよりも、子供の頃にアニメの「トランスフォーマー」を観て育ったお父さんが、子供と一緒にわいわい言いながら観るのがいいんでしょうね。

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BLADE RUNNER

 「ブレードランナー アルティメット・コレクターズ・エディション」を衝動買いしました。5枚組みのアレです。値段の割りに画質が良くないとか言われているようですが、さほどこだわりもないし、リドリー・スコット監督のファンではあるけれど、「ブレードランナー」の信者ではない自分にとっては、さしあたって問題はありません。

 思えば、新バージョンが出るたびに、買ったり売ったりを繰り返していたので、「ファイナル・カット」と全てのバージョンが収録されたこのボックスが発売されたのは、喜ばしい限りです。

 自分にとっての「ブレードランナー」って、山田風太郎の「魔界転生」と同じで(もちろん小説版ですよ)、歳を重ねるごとに見方が変わってきた映画で、だからこそ何回見ても飽きないんだろうな~、と思っています。バージョンが増えて来たのも理由のひとつですが、リドリー・スコット監督のほかの作品と比べて時間も長くないから、繰り返し見やすい、というのもありますが・・・。

 さて、どのバージョンから観ようかな。「ファイナル・カット」が観たくて買ったようなところもあるので、先に観てしまってもいいし、バージョンを追って順番に観るのもいいですよね~。ディスク5の「ワークプリント版」も、どんなのか楽しみだわ。

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Black Hawk Down

_003seruna  RPG-7でMH-60Lブラックホークにねらいを定めるアイドルのM・Aさん(SERUNA作)。

 そういえば、トリビアでやっていた、RPG-7vs防弾ガラスはすごかったっけなあ・・・。

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LORD of VERMILION

 昨日の話になりますが、「ロード オブ ヴァーミリオン」のロケテに行ってきました。場所は池袋GIGOです。11時くらいにお店に着き、受付をすると、整理券はすでに60番台。待ち時間がどのくらいになるのか店員さんに聞いてみても、さっぱり予想がつかない様子。2時間もあれば順番が回ってくるかと、高をくくっていたところ、結果的に4時間待たされました・・・。その間に昼食を取ったり、同じ日にやっていた、新宿でのカプコンのプライベートショーに行ったりして(実はこちらが主目的)、うまく時間を調整する事は出来ましたが。

 で、「ロード オブ ヴァーミリオン」ですが、チュートリアルしかできなかったので、判断が難しいのですが、操作した印象では、「三国志大戦」と「ガンダム カードビルダー」を足して2で割ったような感じです。前述の2つのゲームには、多少手をつけたけれど、はまらなかった身としては、グラフィックや世界観が気になるという程度で、面白さや中毒性を感じるには至りませんでした。このあたりはゲームをやりこむことによって、また印象が違ってくるのでしょうが、話を聞く限りでは戦略性が薄く、プレイヤーのできることも少なそうですし、カードの種類が38枚ではコレクション性にも乏しく、今後の練りこみやカードの種類追加によって、評価が大きく変わってきそうですね。まだロケテ段階なので、安易な見切り発車をせずに、アンケートを元に、改良を重ねて世に出してくれる事をメーカーさんには望みます。

 ちなみにプレイ後に出たカードは、「スフィンクス」と「玄武」でしたー。ちええ、レアかスーパーレアが出て欲しかったなあ(笑)。

 話は変わって、カプコンのショーでプレイした新作格闘ゲームの「FATE」は良ゲーの予感がします。対戦のプレイ時間は長めですが、初心者でも簡単に技がつながるし、個人的には剣と剣が搏ち合う効果音やエフェクトがカッコイイと思いました。開発度は60%で、このまま出ても遊べる気はしましたが、これ以上良くなるのなら、さらにいい感じですし、これは期待できますよ~。

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大いなる手の翳

 大晦日のヒョードルの対戦相手が、一部の噂の通り、チェ・ホンマンに決まったみたいですね~。試合の展開は、なんとなく予想ができそうですが、これはこれで面白そうなマッチングです。同時に発表された、「やれんのか!」のもう1組のカードは、なんと三崎和雄VS秋山成勲で、これは組み合わせよりも、先のチェ・ホンマンの出場とあわせて、看板選手をケチらずに「さいたまスーパーアリーナ」に送り込む、FEGの姿勢に驚きました。大連立って、こういうことだったんだなあ。

 「Dynamite!!」の方にも、旧PRIDE勢の選手の派遣や、懸念されていたサップの出場が決まって(相手がボビーというのは、サップにとってはいい事でしょう)、カードも充実してきましたね。これに藤田や田村も出場候補に挙がっているっていうのだから、UFCがPRIDEから手を引いてくれて、結果的には良かったのかもしれません。

 残念なのは、「やれんのか!」の興行発表がもう少し早ければ、桜庭VS田村のカードが組めたかもしれない、ということ。自分は特別にこの試合が観たいというわけではないけれど、この試合を実現させるのならば、今回がベストのタイミングだったのではないでしょうか。・・・まあ、とにもかくにも、今回の2つの興行が、今後の格闘技界の大いなる一歩となることを祈って、残るカードの発表を待ちたいと思います。

 あ~、出来ることなら、さいたまスーパーアリーナに生観戦に行きたい!

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野良猫の誇り

Vfsh0007 近所の野良ネコと仲良くなりました。名前はチビと言うそうです。姿が見えなくても、鈴を鳴らしたり、呼びかけたりすると、「にゃーん」と鳴きながら、どこからともなく現れて、そばに寄ってくるのがとってもかわいいです! 最近は膝の上にも乗ってくるようになりました(笑)。ぬくぬくした感じが伝わってきて、あったかいんだよね~。朝晩の冷え込みがキツくなってきたけど、ネコは寒くないのかな?

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K-1 WORLD GP 2007 FINAL

 シュルト選手は確かに強いですが、今年は昨年ほどの圧倒的な実力差は感じられなかったような・・・別の言い方をすれば、今年は誰もがシュルトを倒すチャンスがあったと思います。それが為されなかったのは、非常に残念です。元気そうだし、年末の「Dynamite!!」で総合でもやれば面白いのに。来年はシュルトを押さえ込む選手が出てくるでしょうか。

 チャンピオンが強いに越した事はないけれど、あんまり強すぎるのもなあ・・・というのがシュルト選手以外のファンの気持ちでしょう。個人的な見解になりますが、総合のヒョードル選手なんかは、逆に圧倒的に強いところが観たいなっていうのがあって、実際に強いもんだから、それで満足してしまうところがあるのですが、この辺はその選手に求められるイメージというものが、大きく影響されてくるのではないかと思います。

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博物館明治村

 3度目の明治村は、ときおり小雨が降る中での訪問となりました。この日に限らず、明治村に遊びに行くと、なぜかいつも天気が崩れがちになります。

20071204__2 前日泊まったホテルのチェックアウトの時間を待たずに出発し、途中、高速のICでの渋滞があったものの、1時間ほどで明治村に到着しました。朝食抜きで来たので、まずは正門近くの売店で腹ごしらえ~。自分はコロッケ一個とクラムチャウダー、一緒に行った彼女は、コロッケ一個とミネストローネ、小倉ドッグを注文。小倉あんとホイップクリームがたっぷり乗った小倉ドッグは、見た目よりも重たくなく、とてもおいしかったです。温かいうちに食べるのがおすすめ。

 あとは順番に広大な園内を、重要文化財に指定されている建物などを訪れながら散策するのですが、ちょうどスタンプラリーをやっていたので、スタンプ帳を100円で購入し、一種の目的意識をもって明治村を巡ってみることにしました。

20071204__001

スタンプ帳を買った近衛局本部付属舎では、伊藤博文に関する展示が催されていました。「エドの舞踏会」を観たばかりなので、興味津々で掲示物を見て回ります。伊藤夫人の梅子さんの写真なんかもありました。日日新聞のコピーは、この建物内で買いました。

20071204___001

 ←あちこちに出没する偉人のパネル(笑)。これは乃木希典。学習院長官舎にて。

 それにしても、明治村は広い! 3度目だというのに、まだ全ての建物を回りきれていなかったりして・・・結局、スタンプラリーも閉園間際までねばりましたが、全部押しきることができませんでした。16箇所中、あと6箇所というところだったのですが・・・スタンプを目当てで回ってしまうと、本当に観たい所に行けなくなってしまうので、残りは次回にします(まだ行くか)。

 今回の明治村は、以前に来たときにはなかった園内での「お楽しみ」が増えていて、集客(というか経営)に必死な感じが強く伝わってきて、それがちょっと寂しかったりもしました。建物の中にプリクラが置いてあるのは興ざめですし、同じ建物(歩兵兵舎)には暗夜回廊という迷路(清水寺や、善光寺の御胎内めぐりみたいなもの)が作ってあったり・・・半田東湯では、足浴ができて、それは少し興味があったのですが、時間がなかったので寄るのはやめました。

20071204_800

遅めの昼食は、「浪漫亭」のカレーです。当時の味を再現したというカレーは、りんごが入っていて甘口でしたが、これもおいしかったです。これだけは食べて帰る、と言っていた彼女の希望が達成できて、良かった(笑)。

 冬場ということで、閉園時間も普段より1時間短い16時となっており、3丁目と4、5丁目の一部の建物は観て回れなかったし、カレーパンも食べれなかったので、スタンプの残りとあわせて、あと一回は行かなきゃならないだろうなあ。今回は紅葉がいい感じに色づいていて綺麗だったので、次は桜の花の季節にでも行ってみたいです。天気がよければ、なお良いなー。

 

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VF5ライブアリーナ

 XBOX360版「バーチャファイター5」で遊んでいます。ゲーセンでやったときは、動きが遅いな、と思っていたのですが、慣れてくるとそうでもないという事がわかりました。今までのシリーズでは、サラとシュンが使用キャラでしたが、ひとまず新キャラのアイリーンをメインに練習しています。「QUEST」モードはボリュームがあって面白いけど、「アーケード」モードと比べて序盤のCPUがちょっと弱すぎるような気がします。弱いというか、段位に見合った強さに感じられないというか・・・まあ、段位がもっと上がれば強いCPUも出てくるでしょうし、あまりにCPUが強すぎてボコボコにされるのも嫌ですけど。勝手だ(笑)。

 あと目玉のライブ対戦ですが、ラグが少ないというので、どんなもんかとトライしてみたところ、1戦目がひどいラグで、これじゃとても対戦にならんなー、と閉口したのですが、そのときは回線の状況が悪かったらしくって、それ以降の対戦では、ほとんどの人とストレスなく対戦することができました。たまーに反応が悪いな、と感じることがあるものの、全然許容範囲です。3Dの対戦ゲームで、ここまで快適にプレイできるとは思ってもみませんでした。PS2でやった「サムライスピリッツ零SP」のラグはひどかったですから。

 それにしても対戦が勝てません(3立てもしょっちゅうです)。このままランキング対応のオンラインモードに突入しても、黒星が積みあがるのは目に見えているので、しばらくはプレイヤーマッチで練習かな。同じくらいの腕前のフレンドができると楽しそうなんですけどね~。

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舞踏会へようこそ

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 3日の夜の部で「エドの舞踏会」を鑑賞してきました。公演3日目となる日ですが、平日のせいか、満席というわけにもいかず、ちらほら空席が見受けられました。それでも9割くらいは埋まっていたでしょうか。年配の方が予想以上に多かったです。

 私たちの席は3階だったので、予想はしていましたが、舞台のまあ遠いこと。しかも位置が高い。なんとなく、さいたまスーパーアリーナへ「PRIDE GP」を観に行ったときのことを思い出しました。今回はその時ほど遠くはなかったのですが(箱の大きさが全然違うから当たり前ですね)、舞台が始まるまでは、役者さんのセリフがちゃんと聞き取れるかどうか不安だったのですが、それは杞憂で済みました。

 本番が始まる前に、一緒に行った彼女から「どんな話?」と聞かれたのですが、即答できず、「一回しか読んだ記憶がないから、忘れた」と返したのですが、舞台を見終わって、本当に全然覚えていないことに驚きました(笑)。唯一微かに頭の内に残っていたエピソードも、今回の脚本には取り入れられていなかったし・・・まあ、そのお蔭で新鮮な気分で鑑賞することができたから、ある意味よかったかと。

 物語のほうは、山本権兵衛夫人の登喜を中心に、伊藤博文夫妻・井上馨夫妻・森有礼夫妻たちとの関わりを描きながら、クライマックスの鹿鳴館での舞踏会に進んでいきます。ところどころに笑いもあり(伊藤夫人の梅子が、登喜役の三田佳子さんに「歳はおいくつ?」と問うて、「21になります」と答えたときに、会場から失笑がもれましたが、そこは笑うところですね)、山田風太郎の明治物の中ではややマイナーな感のある本作ですが、私は最後まで楽しく観ることができました。また原作を読み直してみる気にもなったし。原作を読み返したら、また別の角度からこの舞台についての感想を書くかもしれません。

 ベテランの役者さんたちの熱演もよかったですが、個人的には伊藤博文の娘の生子役の渋谷飛鳥さんの好演(この方には誰でもよいので、忍法帖の姫様役をいっぺんやってもらいたい!)と、井上家の養女・鳥子役の女の子の、鹿鳴館での所作やらがかわいくって、印象に残っています。あと、伊藤役の田中健さんと井上役の松村雄基さんのコンビ(?)もよかったなあ(腐女子の眼がキラリと光ったらしい)。

 新橋演舞場での「魔界転生」を観たときも感じたことですが、今回の舞台もセットや装置が凝っていて、とても感心しました。私は映画好きですが、舞台って、思ったほど不自由じゃないのですね~。制約がある中でのモノ作りなので、かえって職人技が生きてくるみたいです。以前どこかで上演されたという「幻燈辻馬車」もそうだけど、明治物の舞台はまだまだ観てみたいな、と思いました。

 心残りなのは、ケチらずにもっと近くの席で観ておけば良かったかな、ということくらいですかね。3等席は、舞台が遠い以上に、前の座席(手すり)との幅が狭くって、ちょっと居心地が悪かったです(エコノミー症候群になるかと)。もし、もう一度観に行く機会があるとすれば、来年の明治座での公演になると思うのですが、とにかくいい席で観ようとすると、チケット代が高いです・・・。

 で、「エドの舞踏会」を観に行った次の日に、博物館明治村へ行ったところ、ちょうど「あなたの生まれた日の新聞を読んでみよう」という、300円入れると入力した日付の新聞がプリントアウトされる機械があったので、「明治19年5月6日で入力すれば、この舞踏会の様子を書いた記事が読めるかもしれない!」と、期待に胸を躍らせて印刷された新聞を見てみたら、なんか勅令とかがだらだら書いてあるだけで、心底がっかりしました。

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暗殺者の系譜

 XBOX360の「アサシンクリード」を買ってきました。リドリー・スコット監督の「キングダム・オブ・ヘブン」を観て、十字軍に興味を持っていた時期ということもあり、ゲーム雑誌に紹介された時から気になっていたソフトです。

 物語の導入部で、多少面食らうところがあったものの(システム的にというか、設定的に)、こういう作りこまれた街をプレイヤーが自由に動き回れるゲームって、やっぱりいいですねえ。グラフィックもとてもきれいで、歩き回っているだけでも楽しい! ステルスアクションということで、「メタルギア」シリーズのようなものを予想していたのですが、実際にやってみると感覚はカプコンの「シャドウ・オブ・ローマ」みたいです(・・・「~ローマ」はクリアする前に売ってしまいましたが)。まだ序盤の段階なので、操作も覚束ないけれど、こういうアクションゲームは、キャラクターを自在に動かせるようになってからが断然面白くなってきますので、頑張って慣れていこうと思います。

 アクションゲームはあまり得意なジャンルとは言えないので、投げ出したくなるほどの難易度でなければいいなあ。もうすぐ「VF5 ライブアリーナ」も発売されるので、かわりばんこにちまちまやっていく予定です。

 「HALO3」はどうしても酔うので投げ出しました(笑)。気が向いたら、またやるかも。

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ゲームのルール

 彼女が「戦国BASARA2 英雄外伝」をプレイしているのを、となりで見ていたりするわけですが、すごく楽しそうです(笑)。

 私はこの手のゲームは、コーエーの「無双」シリーズでやりつくした感があるので、今はあんまりやりたいとは思わないのですが、もしこのシステムで忍法帖シリーズのゲームが出たら、きっと買ってしまうと思います。2Dでの格闘ゲーム化も面白そうですが、根来忍法僧3万人を近代兵器で薙ぎ倒していく厨子丸や、信貴山の松永弾正のもとへ復讐に走る笛吹城太郎を操作できたら、楽しいと思いませんか? ・・・まあ、山田風太郎作品のゲーム化が実現したら、なんでも嬉しいことに違いはないのですけれど。

 PS2の「魔界転生」? なにそれ?

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