「INNOCENCE」
ルシール・アザリロヴィック監督「エコール」鑑賞。
高い塀で外界と遮断された森の中の学校(エコール)に集められた、6歳から12歳までの少女たち。生物やダンスを学びながら、少女たちは外界と接することなく、7年間を学校の中で過ごす。
以上のようなおおまかなストーリーはあるものの、音楽のないオープニング・クレジットから(これが不安になるくらい長い)、地下道や森の描写を経て、6歳の少女イリスが、鍵のかけられた棺に入れられてエコールに運び込まれるシーンに至ると、もうこれが普通の世界の出来事ではないということに気付きます。結局、最後まで少女たちがどこから集められたのか、この学校がなんのために建てられたのか、そして卒業した少女たちがエコールを出た後どうなってしまうのか、ひとつの疑問も解決されないまま終わってしまうのですが、その辺りのことがどうでもよくなってしまうくらい(どうでもいいのか)、不思議と印象に残る映画となりました。
思わず、球体関節人形で撮影した「エコール」の写真集を、アマゾンで注文してしまったよ。
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