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2008年1月

棘竜の目覚め

 ログイン画面から先に進めなくなる、というトラブルが頻発していたため2ヶ月ほど中断していた「モンスターハンター フロンティア」ですが、大型バージョンアップに合わせて復帰することにしました。特典のプロミス装備と水晶ランスが気になったので、迷わず「シーズン2.0」のパッケージを購入。5,000円しましたが、60日利用クーポンが付いているから、インストールディスクの価値を0円として、アイテム3点で2,200円の値段となります(飼いならされていると言われようと、このくらいなら全然許容範囲です)。

 以前チャージしたダレットのポイントが少し余っていたので、エクストラコースにも加入してみました。エクストラコースって2ヶ月前は大した機能もなくって、値段に見合わないなあと思っていたら、現在は専用のショップで音爆や閃光玉が購入できるようになっていて、素材採集と調合の手間を考えたら、すごく便利に感じますね~。とはいえ何ヶ月もエクストラコースを続ける気はないですから、課金している間は十二分に活用していきたいと考えています。あとなんか微妙なエクストラコース専用のクエストやらがあるみたいですけど・・・。

 HRも50で止まっているので、新モンスターのエスピナスとはすぐには戦えないだろうなと思っていたら、HR31以上で受注できるクエストがあるようで、ちょっと嬉しかったり。ある程度情報を集めてからチャレンジしようかと考えていますが、試験をクリアしてHRを上げることの方が先決かなあ。HR51以上とHR50以下では、また別のゲームのような感じもしますし。

 ちなみにプロミスシリーズの色は紫にしました。人気のない(あまり生産されそうにない)色がいいなと思っていたのですが、最終的には好みで決めました。紫色、かわいいよ、紫色。

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 ←プロミス装備(前)

Mhf_20080130_181709_609_2  ←プロミス装備(後)

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「Y十M」第87話

 「魔王大悪の根源を断つ!」

 前回の引きから、十兵衛の快刀が、明成の狂気のシンボルを切り落とす衝撃の(笑)幕開けとなりました。原作を読んでいる時は、「この馬鹿大名が早く死ねばいいのに」と度々憤慨させられ、今回の場面で十兵衛によってようやく下された人間としての制裁に、胸のすく思いがしたものですが、せがわ先生の画を見ていたら、爽快感よりもほんのちょっとだけ憐憫の情が湧きました。同性としての絶望感もさることながら、激痛に苦悶する明成の顔のバックで、小明成を奪い合う女たちのカットは、(いくら獣心香に侵されているとはいえ)十兵衛ならずとも戦慄を禁じえないことでしょう。

 それはそうと、原作ではこの場面のすぐ後に、立場が逆転してもなお、不屈の自信をうかがわせる芦名銅伯の居住まいに対して、十兵衛が「化物め」とうめき、銅伯が背を見せたまま「斬るか」と返す場面があるのですが、このやりとりはぜひ見てみたかっただけに、何事もなかったかのようにカットされてしまっていたのが、個人的には残念です。

 ・・・ああそうだ、今回おとねの出番で顔が写っている画面がひとコマしかありませんでしたが、かわいかったですね! 久方ぶりに堀の女たちも登場し、クライマックスへ向けて役者が揃ったという感じです。

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「SP 警視庁警備部警護課第四係」

 普段あまりTVドラマを観ない自分ですが、本広克行氏が総監督ということを知って興味を持った「SP 警視庁警備部警護課第四係」、昨日が最終回だと思い込んで観ていたら、最後の最後で”つづく”と出て(´・ω・)ショボーン(気持ち的にはポカーンでしたが・・・)。

 謎解き(?)や決着は、4月5日の「SP スペシャル」まで持ち越しとなりました。まあ、全話観ているわけではないので、見逃している部分も多々あると思うのですが、それにしても(一応の)最終話の展開には、さすがについていけなかったです。結局、関係者全員グルだったってことですか? 物語をどう収束させるのか気になるので、「SP スペシャル」の放送を座して待ちたいと思います。

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シロ(ねこ)擬人化

Photo_2 前に記事で近所のノラ猫の話をちらと書きましたが、その後の調査で名前が「チビ」ではなく「シロ」だという事が判明しました(ノラではなくて、飼い猫だったということも)。

 あまりにも人懐こくてかわいいので、ついに彼女がドールで擬人化決定(笑)! ♀猫なので、当然女の子です。周りの髪をショートにして、後ろの髪の毛を一部長くしているのは、にゃんこの尻尾を表現しているそうです。

 いま着せているのは間に合わせの服で、白猫なので白を中心に、スカートがピンクなのは耳の中と肉球の色がピンクだから、だとか(これとは別に、このドール用に服を注文しているみたいで、その服の色も白とピンクだそうです)。写真では見えませんが、履いている靴の色もピンクでした。

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ボーカルレッスン?

Photo 彼女に「アイドルマスター」の真ドールをつくってもらいました(わーい)。素体と服はボークスで買ってきたものです。瞳の色が茶色なのか緑なのか、ゲーム中のCGと公式のイラストで違うので、最後まで悩んでいたようですが、最終的に緑色にしたそうです。

 背景はネットで適当に検索したもので、モニターの前に置いてそれっぽく撮影してもらいました。

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ノーコンテスト

・昨年大みそかにさいたまスーパーアリーナで開催された「やれんのか! 大晦日! 2007」で行われた三崎和雄と秋山成勲の試合判定をめぐって秋山陣営から抗議文が提出された問題で、大会実行委員会では協議を行った結果、三崎がグラウンド状態の秋山の頭部を蹴った行為は「ルールに抵触している」と判断し、ノーコンテストの裁定とした(*スポーツナビより)

 物議をかもしていた大晦日の秋山-三崎戦について、一応の決着がついたようです。両選手にとっても、ファンにとっても、それぞれの言い分はあるでしょうが、この裁定がルールに則って公正に下されたものとして、真摯に受け止めるべきではないかと思います。

 それにしても、2年連続で大晦日の試合がノーコンテストとなった秋山選手の胸中は、どのようなものでしょうか。今日(23日)会見が開かれたみたいなので、そちらのコメントにも注目してみたいです。

 早くも再戦についての話題が上っていますが、個人的にはもう一度観たいカードでもないですし、双方の意思やタイミングが合致するなら、やってみたらどうでしょうかという感じです。本来なら、どちらかが勝つか負けるにせよ、大晦日の試合できちんとした決着がついていたほうが、今後のためにも良かったのでしょうが・・・。ヘンな遺恨が出来てしまいましたが、この因縁に振り回されないように、(もしあるならば)再戦を組んでもらいたいです。

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寒い日が続きますね

2008  彼女からの寒中見舞いです。

 とんねるずのファンなので、向かって左がタカさん、右がノリさんですね。この時期になると(実際はもうちょっと後ですが)、苗場へコントを観に行ったことを思い出してしまいます。

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本当に観たい「魔界転生」

 以前、記事として深作欣二監督版「魔界転生」のことを書いたことがありますが、何回か映像化されている作品でもありますし、他の「魔界転生」についても感想など書いておこうかと思います。

・深作版「魔界転生」

 序盤で、原作になぞらえて地獄篇第一歌~第五歌までを描きながらも、物語の筋はまったくのオリジナル、転生衆からして原作を大きく逸脱した、「魔界転生」の記念すべき映像化一作目の作品です。なんだかんだで、今現在映像化されている「魔界転生」の作品群の中で、もっとも出来がよろしいかと思いますが、それは原作の剣豪VS剣豪というエッセンスのみを取り出し、原作にとらわれないストーリーを選択した点にあるのかもしれません。原作信奉者からしてみると、やっぱりこの作品は異端なのですが、それでもこの映画は私の中でも高評価となっていて、たまに無性に観かえしたくなる事があります。予告編だけでけっこう燃えれる自分は単純なのでしょうか。転生衆の妖怪っぷりは、他の作品を軽く凌駕し、その部分だけ採れば、もしかしたら原作に一番近いということが出来るかもしれません。

・Vシネ版「魔界転生」

 渡辺裕之が柳生十兵衛を演じたバージョンです。由比正雪を森宗意軒の代役として採用するなど、随所に原作の設定を活かそうとした試みは評価できると思うのですが、いかんせん十兵衛役の渡辺裕之さんに華がない・・・「魔界転生」をやるときは、最低限十兵衛役だけは説得力のある役者を当てなければいけないな、と痛感したものです。なんか、アーノルド・シュワルツネッガーが十兵衛を演じているような違和感がありました。転生衆に春日局がいるのは失笑以外のなにものでもありません。

・OVA版「魔界転生」

 OVA「ジャイアントロボ」を制作したフェニックス・エンタテイメントが関わった作品。全6作くらいになる予定だったと思うのですが、当時起きたある事件のせいで、2巻で打ち切りという悲しい結果に。「ニュータイプ」に掲載されたストーリーボードを観て狂気乱舞しただけに、とても残念な気持ちになったのを覚えています。十兵衛配下の忍者がメカを駆使したり、原城の瓦を取り込んで天草四郎が龍に変化したりと、アニメーションならではのムチャクチャぶりが際立っていましたが、実は意外と真面目に作ってあって、できれば今でも続編が観たいくらいです。あわれ転生衆は全員本当の意味での妖怪に。

・平山版「魔界転生」

 技術の進歩が映画の進歩ではない、と思った作品。でも、好きっちゃあ好き。この企画自体、窪塚くん=天草四郎から始まったところがあるようなので、スタートラインが間違っていなければ、もっと満足のいく内容になっていたのかもしれません。それにしても、実写化する際には、オリジナルの転生者を出さないといけないという決まりごとでもあるのでしょうか。原作を知らない人には、そんなのはさしたる問題でもないだろうし、原作既読者は原作通りにやってもらいたいんです(できれば)。予告の音楽はかっこよかったけど、本編では使われてなかったのも残念。

 「魔界転生」は、今後も映像化の機会に恵まれるかもしれませんが、個人的に一度は観てみたい配役を考えてみたところ、下記のようになりました。

 ・柳生十兵衛三厳  真田広之

 ・柳生但馬守宗矩  藤田まこと

 ・天草四郎      藤原竜也

 ・柳生如雲斎    渡辺謙

 ・宝蔵院胤舜    ビートたけし

 ・荒木又右衛門   阿部寛

 ・田宮坊太郎    松田龍平

 ・宮本武蔵     千葉真一

 監督は、「硫黄島からの手紙」の例もあるし、外国人に撮ってもらうというのもひとつの手かもしれないです。

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フレンドはどこだ

 前回に続いて、XBOX360版「VF5 ライブアリーナ」ネタです。先日アップデートがあったみたいで、細かいところでプレイが快適になるような変更がいくつかありました。某掲示板のテンプレからの転用になりますが、だいたい以下の通りのようです。

オンラインアップデート(1/16)

・プレイヤーマッチに再戦選択肢追加
・オンライン戦のリプレイをHDD保存可能
・エンブレム表示欄にゲーマーアイコン表示
・一部上下の服が変更可
・部屋たてしたときに相手の通信状況がアイコンで見える
・各キャラ1つずつ無料アイテム追加 
・クエストモードのワールドトーナメント終了後に未対戦のNPCが乱入してくるようになった
・VF.TVモードでランキングを閲覧する際、100位、1000位単位でページを飛ばせる操作を追加
・不具合修正

 こういうアップデートは大歓迎なので(不具合を直すのはメーカーとして当然の義務だと思いますが)、これからもどんどんやって欲しいですねえ。個人的には、ランクマッチの戦績をキャラクター毎に保存できるようにして欲しい・・・ランクマッチ相変わらず0戦だけど、確か戦績は累積になるんだよね?

 さて、今回の変更により、対戦相手に再戦要求が出来るようになりましたが、私はとりあえず勝っても負けても再戦は申し込まないようにしています。そのかわり、要求があったら多い時で3~4戦は受けるようにしています。それにしても、勝った相手から再戦が来るのは判るんですが、負けた相手からもけっこう再戦申し込まれますね、これ。まあプレイヤーマッチだし、弱いからカモにするという事ではないのでしょうが・・・対戦していて面白いと思われているのであれば、いいんですけどね。でも、この再戦の追加で、フレンドがちょっと出来やすくなるかもしれません。

 あとはリプレイが保存できるようになったのは嬉しいし、ゲーマーアイコンが表示されるようになったのも、地味にいい改変かなー。自分のアイコン、「アイマス」の真にしてあるんですけど、今日「VF5」で対戦した人にメッセージを送ったら、「まっこまこにされました」という文章が返ってきまして、そこは「みっくみくだろう、常考」と思い、対戦相手さんのゲームの一覧を見たら、案の定「アイマス」があって、なるほどと一人で納得しました(笑)。

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ライバルはどこだ

 「VF5 ライブアリーナ」で、ライバル制覇の実績を解除しようと思い、QUESTモードをひたすらやっているのですが・・・人数が多すぎるな、これ! いったい何人いるんだ(笑)。倒したライバルは、☆マークがついて見分けがつくからまだいいけど、そうでなかったら投げ出したくなります。現在、一番ライバルのレベルが低い店舗で、やっと達成率97%・・・ネットで情報を拾っていたら、大会でしか戦えないライバルもいるようなので、後はもう運任せですな。実績オール解除した人は、ほんと根気強いと思います。実績1000で、QUESTモードの所持金がMAXになるみたいだけど、こんなに大変なら、素直にアイテムを集めて遊びたいキャラクターのQUESTだけやってりゃいいな、と感じる今日この頃です。

 あと息抜きでプレイヤーマッチをやっていますが(いまだに怖くてランクやってません)、全然勝てなかったサラで、ほんのちょっとだけ勝てるようになってきました。以下、プレイヤーマッチで、極力やらないようにしていること(自分だけの決め事なので、他のプレイヤーさんに望むことではありません)。

 ・乱入しない(2P側が苦手というだけ)

 ・対戦前のデモは飛ばさない

 ・ダウン攻撃はしない

 ・負けてもリプレイは自分から飛ばさない。自分が勝ったら、リプレイは飛ばす

 ・KO後の攻撃はしない(負けるほうが多いがな)

 ・好評は送らないけど、悪評も出さない(プレイヤーマッチで悪評を送りつけてくる人は、余裕が無さすぎでは・・・?)

 さあ、今日もまた、ライバルを倒す仕事が始まる・・・・・・。(´・ω・)

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「魍魎の匣」

 そういえば、「魍魎の匣」を観てきたんだった。鑑賞前の期待値でいえば、前作の「姑獲鳥の夏」の方が圧倒的に高かったのですが、今回の「魍魎の匣」だって、全然期待していないわけではありませんでした。実相寺監督の妖怪小説へのアプローチは空振りに終わったけれど、監督が変わればまた話も違ってくるし、原作の完全無欠な映像化など、2時間程度の尺では不可能に決まっているのだから、割り切って観れる作品になっていれば、それでよいと個人的には考えています。

 で、実際に完成した作品を観ての感想ですが、原作の大幅な脚色とか、前作からの登場人物の性格の変化とか、そういうのはもはやどうでもいいレベルの話で、前半~中盤の特定の登場人物に焦点をあわせて物語が進展し、最終的に京極堂を憑物落しに引きずり出すに至るまでの過程は、テンポもよく、飽きずに観ることが出来ていたのが、箱館に登場人物たちが乗り込む場面から、物語に対する興味がすっかり冷めてしまったのが、残念といえば残念です。言い換えれば、箱館に入ってからの展開が、冗長で、ものすごく面白くなかったです。

 箱館のサイズがもう一回りでも小さければ、中禅寺たちが延々と階段を昇っていく場面を観なくてもよかったでしょうし、その分の時間を他の重要なシーンにまわすことが出来たのでしょう。長いといえば、木場が観ている白黒映画も無駄に長かったですが・・・とにかく、なぜこの場面にこれだけの時間をかけているのか、時々わけがわからなくなることがある映画でした。劇中で、久保が関口に対して、「あんたの小説は、前半はまともだが、後半になるにつれ支離滅裂になる」みたいなニュアンスの台詞を放ちますが、その台詞はそのまんまこの映画「魍魎の匣」に対してもぶつけることができるような気がします。

 でもまあ、このキャストで、このシリーズはまだもうちょっと観てみたい、というような気持ちもあるにはありまして・・・いっそのこと、「ミッション・インポッシブル」シリーズのように、毎回監督を変えて撮ってみたら、一作ごとに作風が変化して面白いのかもしれないと思います。

 それにしても、最後の最後でまたやってしまいましたね(笑)。「姑獲鳥の夏」の京極堂ENDに匹敵する悪夢でした。「魍魎の匣」でのあのシーンって、作品を通してもっとも重要な要素であるような気がするのですが・・・。

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ゲームオーバー

 頭痛に悩まされながらも、なんとかXBOX360版「コール オブ デューティ4」のキャンペーンモードをクリアしました。イージーモードですけど。

 この手のFPSの魅力の根幹は、オンラインでの対人戦にあるのでしょうが、このゲームのキャンペーンモードはとても面白かったです。短いといわれているストーリーも、個人的にはちょうど良い長さに感じたし、一本の映画を観ているようで、ひとつひとつのミッションを楽しみながらプレイすることができました。ゲームの完成度もさることながら、自分でもクリアできた事っていうのがけっこう重要で、振り返ってみると、XBOX360のストーリーのあるゲームの中で最後までプレイできたのって、いまのところ、これと「バレットウイッチ」だけだなあ。

 一段落ついたので、難易度をあげてキャンペーンモードを再プレイか、空気を読まずにオンラインに突撃してみようか・・・解除されていない実績をクリアするのもいいけれど、しばらく体調を整えるために、別のゲームに移行するのもいいな。

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「Y十M」第86話

 2008年最初の「Y十M」。おとねが雪地獄の中にいる理由と、門田村の娘の伏線が解消されて、ちょっとすっきりした感じ。以下の文章でちょいネタバレありなので、未読の方はご容赦を。

 原作を読んでいたときは、「十兵衛見参」の章の長広舌シーンの次くらいにカタルシスを受けた部分です。やってることは江戸の花地獄でのトリックとほとんど変わらないのですが、絶体絶命の窮地から十兵衛がどう抜け出すのかという解答に破綻はなく、あっと驚かされた記憶があります。突発的な偶事に助けられることなく、登場人物が知恵をめぐらせて窮状を切り抜けていくのが「柳生忍法帖」の面白さだな、うん。十兵衛は助けられてばっかりのような気もしますが(笑)。

 おとねの緊張の糸も切れて、色っぽいサービスシーンが満載の獣心香祭りを2週分に渡って堪能できたのはよかったのですが、ただ、十兵衛の、「我慢に我慢を重ねてきたこの刀だ・・・」の部分のセリフはフルバージョンで読みたかったです、先生!

 「うぬら、ひとりでも気ままにうごくと、この明成の命はないぞ。いままでがまんにがまんをさせてきたこの刀だ。時をかけて、おれを縛った縄を引き切り、それからうぬらがここに入ってくるまで待ちくたびれさせておったこの刀だ。いなないて、武者ぶるいして、ともすればおれの手綱をふりきってあばれ出したがっておるから、そのつもりでよっくきけよ」

 原作だと上のセリフが該当する部分なのですが、ようやく逆転の機会を得て、すぐにでも明成たちに天誅を下したい気持ちを抑えた十兵衛のいらいらした内面がよく出ているセリフだと思うし、今回の最後のページの明成去勢につながる言葉でもあるので、見開きでたっぷり見てみたかったのですけどね。

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「INNOCENCE」

 ルシール・アザリロヴィック監督「エコール」鑑賞。

 高い塀で外界と遮断された森の中の学校(エコール)に集められた、6歳から12歳までの少女たち。生物やダンスを学びながら、少女たちは外界と接することなく、7年間を学校の中で過ごす。

 以上のようなおおまかなストーリーはあるものの、音楽のないオープニング・クレジットから(これが不安になるくらい長い)、地下道や森の描写を経て、6歳の少女イリスが、鍵のかけられた棺に入れられてエコールに運び込まれるシーンに至ると、もうこれが普通の世界の出来事ではないということに気付きます。結局、最後まで少女たちがどこから集められたのか、この学校がなんのために建てられたのか、そして卒業した少女たちがエコールを出た後どうなってしまうのか、ひとつの疑問も解決されないまま終わってしまうのですが、その辺りのことがどうでもよくなってしまうくらい(どうでもいいのか)、不思議と印象に残る映画となりました。

 思わず、球体関節人形で撮影した「エコール」の写真集を、アマゾンで注文してしまったよ。

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戦闘続行中 任務遂行中

 3D酔いにもめげずに、なんとか続けています、XBOX360版「コール オブ デューティ4」。シングルモードをプレイしていくうちに、複数人の視点から戦場を体験していることがわかってきました。キャンペーンモード面白いです。しょっちゅう、グレネードに吹き飛ばされて死ぬけど。色んなミッションがあって、武器を持ち替えたり、ヘリコプターから攻撃できたりで、不謹慎だけど、楽しいなあ。しばしば「RPG!」という怒声が聞こえたり、コブラが墜落した時などは、「コブラ、ダウン! コブラ、ダウン!」という通信が入ってきたりして、まるで映画「ブラックホーク ダウン」の世界に入り込んだかのようです。これで日本語切り替えができたら良かったのだけど、世界観ぶち壊しになっちゃうかな。

 オンラインの詳細はまだよく認識していないけれど、単純に敵方を殲滅していくルールなのかな? ボイチャがなくても、参戦可能なのだろうか。とりあえずキャンペーンモードをクリアできたら考えようっと。ああ、待てよ、これがクリアできるなら、ほったらかしにしてある「HALO3」のプレイも再開できるな・・・。

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宴の始末Ⅱ

第五試合 秋山成勲●(1R 8分12秒 KO)○三崎和雄

 この試合と、次のヒョードル・ホンマン戦が無かったら、この大会は本当にお通夜になっていたかもしれない・・・そういった意味では救いのある一戦で(結果から見たら)、正直な話、自分は三崎選手が秋山選手に勝つ姿をイメージできなかったので、一度倒された時にもうダメかなと思ったのですが、よくあの攻撃を凌いで立ち上がったなあ、と素直に感心してしまいました。フィニッシュについては、反則じゃないかとの声も出ているようですが、攻撃の流れといえばそうでしょうし、まあパンチで追撃すれば何の問題もなかったんでしょうけど、これは公式の見解を待つしかないでしょうから、早めに結論を出すべきでしょうね。個人的に4点ポジっていうのは、orz←この状態の事を指すと思っていたのですけど。猪木-アリ状態からのサッカーボールキックとも違うようだし、どうなんでしょ。

第六試合 エメリヤーエンコ・ヒョードル○(1R 1分54秒 腕ひしぎ逆十字固め )●チェ・ホンマン

 試合の流れは大方の予想通りだったと思うのですが、なにがひどいかって、TBSの放送に合わせて、試合順が急に繰り上がったこと。佐藤Dの作った煽り映像が、この後の2試合も含めて台無しじゃないか! それはともかく、ホンマンが本気でクレイジーになっていたら、ヒョードルもあわや・・・という印象を受けた試合でもあります。2度目の十字でホンマンがタップした時は、そんなに深く極まってないように見えたのですが、別アングルのカメラから見たら結構な角度で曲がってましたね。あれは痛そうだ・・・。

第七試合 桜井”マッハ”速人○(2R 判定3-0)●長谷川秀彦

 今大会のワーストバウトと言っても良いような気が・・・。見どころもなく、お互いのいいところも全く見せられず、カードの発表が早かっただけに、主催の思惑もなにかあったはずなのですが、どうしちゃったの? って感じです。他の日本人選手にも言えることですが、試合の出来ない期間が長いっていうのは、観客の想像以上に感覚を鈍らせるのでしょうか。

第八試合 青木真也○(2R 判定3-0)●チョン・ブギョン

 TV局の都合でメインに繰り上がった第七試合。相手がカルバンなら、それもよかったでしょう。青木選手なら、最後はキチッと極めてくれるだろうと期待していたのも束の間で、相手選手に十字をかけられそうになることも幾度か。結局、お互い極めきれずに、判定で青木選手の勝利となりました。この試合が終わった頃には新年を迎えていたかな? とにかく、疲れがどっと出た、そんな試合でした。お流れになったカルバンとの試合は内定しているようですし、その時には旧年中の鬱憤を晴らせるといいですね。

 さて、名称こそ『やれんのか!』に変わったけれど、このイベントが『PRIDE』の熱と空気を持った大会であったことに間違いはありません。「桜の花の咲くころに、夢の続きを・・・」というメッセージの通り、私たちは『PRIDE』の意志を引き継いだイベントを再び観ることができるでしょうか。心して待ちたいと思います。

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宴の始末Ⅰ

 年末に開催された「やれんのか! 大晦日! 2007」の各試合の雑感です。試合順に。

第一試合 ローマン・ゼンツォフ●(1R 2分58秒 前方裸絞め)○マイク・ルソー

 マイク・ルソーって、『PRIDE.33』でハリトーノフと対戦していたのね。全然印象に残ってないです。戦前はゼンツォフが打撃で圧倒して終了かな、と思っていたら、テイクダウンを取られた後何もできずにノース・サウス・チョークで極められてしまいました。第一試合が一本で決着して、会場の空気もいい感じに暖まったはずですが・・・。

第二試合 川尻達也○(2R 判定3-0)●ルイス・アゼレード

 川尻選手の試合が2試合目になったのは、主催者の期待の表れとも取れるのですが、気負いすぎたのか、1年のブランクはやはり長かったのか、主導権は握るものの、どうもすっきりしない展開のまま2Rを消化。判定で川尻勝利は妥当でしょうが、ここで今回の大会のルールが2R制ということを知る。この後に続く試合の成り行きは知る由もありませんでしたが、結果的には2R制で本当に良かった・・・。

第三試合 瀧本誠○(2R 判定2-1)●ムリーロ・ブスタマンチ

 今大会唯一のスプリット判定。どっちが勝ってもおかしくない内容でしたし、瀧本の勝利に首を傾げても不思議じゃないと思います。瀧本選手は『PRIDE.34』でのゼルグ”弁慶”ガレシック戦の勝利で一皮向けた感じがしますし、「戦極」に参戦してからも頑張ってもらいたいですね。あとアナウンサーがしきりに「たきもち(=瀧本+気持ち)」と名前を噛んでいたのが気になりました(笑)。

第四試合 石田光洋○(2R 判定3-0)●ギルバート・メレンデス

 タフな者同士の試合。お互いよく動くものの、決定打はなく、判定で石田選手に軍配があがる。もう5Rくらいあっても決着は付かなかったかもしれない。世界のTKが「石田選手」と言いたいところを、「石田くん」と何度も言いそうになっていたのが微笑ましかったです。さて、ここまで3試合連続判定で、おかしな空気が漂ってきたぞ・・・。

 Ⅱに続きます。

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A HAPPY NEW YEAR

 あけましておめでとうございます。

 「やれんのか!」を観て年越ししました。いろいろ思うところはあるけれど、この大会が開催されて本当に良かったなー。各試合の所感等はまた後ほど。ビデオ録画した「Dynamite!!」も先に観ておきたいし(なんか開始時間を間違えて、最初の30分録画できてないけれど、大勢に影響はないですよね?)。

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