鎌倉紀行
今週の月曜日、6月16日の話なのですが、生まれて初めて鎌倉に行ってきました(残念ながら日帰りです)。
鎌倉旅行の主たる目的は、お察しの通り、山田風太郎フリークで、柳生十兵衛ラブの私のことですから、「柳生忍法帖」の物語の発端のひとつとなった、松岡山東慶寺に赴くことにあったのですが、東慶寺については、また別の項目を設けて認めたいと思います。
さて、平日のことなので、観光名所の鎌倉といえど、そんなに人も多くないだろう、ゆったりした気分で寺社を散策できるだろう、と安穏と構えていたのですが・・・・・・すいません、鎌倉嘗めていました。
まず鎌倉街道の渋滞がなかなかのもので、あの辺り、寺社が密集しているわりには、駐車場の数が少ないように感じますので、車で行くにはあまり向かないかなとも思います。止めれたとしても、だいたい1時間600円のところが多かったので、気が小さいと時間ばかり気になってしまいます(ただし、円覚寺近くの駐車場では、少し時間をおまけしてもらえました)。
円覚寺→東慶寺→小町通り→若宮大路→鶴岡八幡宮のルートで回ったのですが、どこもそれなりの人出があり、特に小町通りの人波には、運転して鎌倉まで来る以上の疲労を覚えました。これは、お腹が空いていたせいもあるかも、ですが。
お昼はさんざん迷った挙句、カレーです(笑)。鎌倉っぽい食事をしたかったけど・・・ただ、そこのカレー屋さん、地元では有名なようで、芸能人の色紙や写真なんかが飾ってありました。
―――観光っぽいことを。
季節がらのせいか、円覚寺と東慶寺ではアジサイなどの花の写真を撮影している人が多かったようです。円覚寺も東慶寺も、境内の建物に入れる場所があまりなかったようなのですが、建造物や仏像を観るよりも、色とりどりの花を楽しむのが、この季節の鎌倉の楽しみ方なのかもしれません。
鶴岡八幡宮では、初詣(遅いよ・・・)と、お御籤を引きました。自分の引いたお御籤は【吉】でしたが、一緒に行った彼女は【凶】を引きました(笑)。お御籤を渡される時に、巫女さんから「残念でした・・・」と言われたそうです(苦笑)。
ハズレくじみたいですね(実際そうなんでしょうけど)。
今回は下調べしておいた寺のうち、建長寺と円応寺を観ることが叶わなかったので(あと・・・鎌倉といえば、高徳院の大仏だよネ)、鎌倉にはまた行く機会をつくらねばならないでしょう。彦根に3度、柳生に3度行っている身としては、あちらに行くより近い鎌倉に行く機会なんて、いくらでもつくれそうなもんですが、忍法帖の舞台を回るってことを優先させると、だいぶ先の話になるかもなあ。
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