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2008年8月

「無限の住人」第四話

 次回の話は凶だなあ・・・と思って、久しぶりに原作の1巻を読み返してみたら、四話まで終わって、まだ1巻分消化していないことに気付きました。このペースで大丈夫なんでしょうか。

 それにしても、原作通りの流れの中に、無骸流や今後ストーリーに絡んでくる登場人物が出てくるのは一向に構わないのですが(シリーズが終わるまでに伏線を回収できるかどうかの疑問は大いに残るものの)、今回の話のラストで、天津が逸刀流の流儀を破ったからと言って、わざわざ違反者を斬りに現れた理由がさっぱりわかりません。

 時系列からみると、天津が現れたのはやっぱり宗理先生の屋敷だろうし・・・そもそも統首がやるような仕事ではないし、真琴(こんな字だったかな?)の顔見せと、阿葉山の名前を刷り込むためだけのオリジナル演出だとしたら、さすがに俺はついていけない、と思いました。

 まーアニメだけ観てるって人には、どうでもいいことかもしれませんが。

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風太郎の会

 「山田風太郎記念館」のHPに、”風太郎の会の会員になりたい方は、記念館あてにメールでお問い合わせを”という記事があったので、いくつか質問を書いて送ったところ、明確な回答と迅速な対応をしていただいたので、さっそく入会手続きをとることに。

 会員には、正会員と賛助会員の2種類があるそうで、正会員は管理運営活動を含む活動に参加できるとあり、賛助会員は管理運営活動以外の活動に参加が可能で、特典は正会員と同じ(記念館への入場無料・会報の発行等)となっているようです。

 年会費は正会員が2,000円、賛助会員が1,000円となっていて、1,000円しか差がないので、自分は正会員で登録することにしました。会報や会員証がどんなのか、いまから楽しみだったりします。

 「風の墓」への墓参も済んだことですし、「山田風太郎記念館」には、実現できれば、今年の秋には赴いてみたいと思っています。日帰りはどう考えても無理なので、一泊の計画をたてて、ついでに姫路城観光か、風太郎作品のゆかりの地めぐりでもしてこようかな。

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「GUIN SAGA」

 ANIPLEXのホームページを眺めていたら、「GUIN SAGA」TVアニメ化の記事を見つけて、おおいに驚いています。原作者の栗本さんって、アニメ化とかあまり好きじゃなかったような気がするけど・・・。

 どちらにせよ、原作小説を読まなくなって久しいですが、イメージアルバムのほとんどすべてを購入しているくらいのファンである私にとっては、なかなかに嬉しい話題ではありました。

 気になるのは、今回のシリーズでどこまでやるのか、というところですが、原作はまだ完結していないので(たとい完結していたとしても、100巻超えているものをそのままやることは難しいでしょうし)、パロのクリスタルパレス奪還くらいまででしょうか? 

 数多い登場人物たちの中でも、スカールとアムネリスが個人的にとくに好きなので、彼らが動く姿が拝めるだけでも、非常に楽しみです。スカール=大塚明夫がいいなあ・・・って、渋いおっさん役というと、大塚さんしか思い浮かばない(笑)。アムネリスは気の強そうなねーちゃんを演じられる声優さんなら、誰でもオーケーかな。音楽は、当然淡海悟郎さんですよね?

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「空の境界」

 秋葉原に行った時に、休憩で入ったファミレスの隣の席で、やたら「からのきょうかい」と連発する会話が耳に入ってきまして、

 「・・・ん? 『空(から)の境界』? 『空(そら)の境界』じゃねーの?」

 と不信に思っていたのですが、今日書店に寄った折にふと確認してみたところ、間違い無く「空(から)の境界」でした。そのまま読んでいて、なんとも恥ずかしい限り。そういえば会社の人間と話をした時に、「空(から)の境界」と言っていたような気もしますが・・・こちとら「空(そら)の境界」で返してましたヨ。訂正してくれればいいのに!!

 まあ、それはそれとして、なにかと話題に上っている作品でしたから、劇場版の1巻目のDVDを買ってみたりもしたのですが、なにやらCLAMPの「東京BABYLON」を観ているような気持ちになって、すぐに売ってしまいました。原作の雰囲気をどこまで忠実に再現できているかはわかりませんが、私が10代ならまだ続きを見ようという気になっていたかもしれません。音楽はよかったけど・・・。

 なんにせよ、タイトルを「空(から)の境界」と読むことがわかって良かったです。あんときのにーちゃんたち、ありがとう!

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「ノーカントリー」

 映画「ノーカントリー」のDVDを、レンタルして観ました。原題は『No Country for Old Men』。日本語に訳すとなんていうんですかね。第80回アカデミー賞で8部門にノミネート、作品賞・監督賞・助演男優賞・脚色賞の計4冠を受賞したそうです。

 パッケージのあらすじなんかを読むと、麻薬売買に関わる大金を手に入れた男と、それを追う殺し屋、事件を捜査する老保安官みたいな内容が書いてあって、さらに保安官役がトミー・リー・ジョーンズとくれば、「逃亡者」のような映画を想像してしまうのが普通だと思うのですが、いやもうまったく想定外の展開で呆気にとられました(誉めてます)。

 中でも殺し屋役の俳優さんの存在感は群を抜いていて、それだけでも観る価値があるくらいです。全編に漂う暴力と緊張感は、日本映画でいうと北野たけし作品みたいかな~。音楽がエンドクレジット以外には使われていないということにも驚きました。鑑賞中、まったく気にならなかったのは、それだけ画面に集中できていたという証拠かと思います。日本語吹き替えで観たんですけど、声優さんがぴったり嵌っていたのも評価が高いです。特に、殺し屋とGSの店主の会話はハラハラしたなあ。

 さて映画といえば、もうすぐリドリー・スコット監督の「アメリカン・ギャングスター」と、「クローバーフィールド」が発売・レンタルされるのが楽しみです。会社の人に、「ダークナイト」が面白かったと勧められたので、そちらも気になっていたり。

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「無限の住人」第三話

 なんか、だんだん誉めるところが少なくなってきました。

 無骸流の突拍子のなさはともかく、黒衣鯖人のあの走りは、ありゃあ、笑うところですか。動かない絵にもだいぶ慣れてきましたが、活劇部分がもっと良ければなあ・・・。

 あ、でも、少年時代の天津影久の台詞、

 「―――ああ、のぞむところだ」

 に対して、

 「―――よき答えだ」

 「・・・・・・ああ、まことによき答えだ」

 と返す、黒衣鯖人の言葉の間の取り方は良いな、と思いました。『静』の部分を活かすための『動』の部分が、まことに雑なのが残念なところです。

 

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ソウルキャリバーⅣ

 たま~にやる程度で、プレイヤーマッチでも、一本すら取れないことの多い弱輩プレイヤーですが、ダウンロードコンテンツのメイド服を見つけるや、すぐに購入を決定してしまいました。

 バンナムに乗せられるのは、当分のあいだ控えておこうかと考えていたのですが・・・仕方がないじゃあないか、そこにメイドコスチュームがあるんだから!!

 プレイヤーマッチって、けっこうネタキャラを(作って)使う人が多くて、自分がデフォルトキャラを使っていたりすると、楽しめてないなーなんて、ヘンな気分になったりもするのですが、これでしばらくはメイドキャラが横行したりするのでしょうか?

 あと、スターウォーズから3キャラほどゲスト参戦していますが、個人的にはダース・モールを使ってみたかったです。蹴り技があっても、まったく違和感のないキャラだから、「ソウルキャリバー」の世界観にはうってつけのはずだと思うのですが。シスの代表がダース・ベイダーだというのは納得できるものの、ジェダイの代表がヨーダだというのもちょっと・・・まあ、ヨーダも好きですけど、どうせなら若い頃のオビ=ワンとかが良かったかなー。

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八月十五日(水) 炎天. 帝国ツイニ敵ニ屈ス。

休みの日が終戦記念日に重なったので、よい機会だからと、彼女と一緒に15日に靖国神社へ行ってきました。

 帰りに秋葉原に寄るのが定番のコースなので、駅前の駐車場に車を止め、地下鉄で九段下まで向かうと、機動隊の姿が見受けられ、なにやらものものしい雰囲気です。靖国に行くのは、今回が2度目なのですが、前回は平日にしても人が多い程度の感じだったのが、この日ばかりは、やはり特別なのだ、と再認識させられます。

 ビラ配りや、街頭演説をする人の波の中を抜け、境内へ。人が多く、とにかく暑かったです。汗が止まらないので、ハンカチを買うことに。前回はお守りを買って帰りましたが、今回はこのハンカチが唯一のお土産となりました。

 午前10時に、能舞台の前で、感謝の思いを込めて白鳩を飛ばすという行事があり、そちらを見てから遊就館の見学に入ることにしました。鳩は、普段境内にも放されていますが、いっせいに空へ羽ばたく姿は、間近で見るとなかなか圧巻です。

 遊就館を見学し終え、売店の場所へ戻る頃には、時刻は午後12時に近くなっており、お腹も空いていたため、売店の隣りにある喫茶店で昼食をとることにしました。ここのカレーを食べることも、目的のひとつだったりした訳ですが(笑)。自分は横浜カレーを、彼女は海軍カレーを食べることにし、注文をしようと列に並んだところ、ちょうど12時となり、戦没者への黙祷を始める旨を伝える放送が流れてきました。食事をしていた人たちも、いったん箸を置き、皆一様に本殿へ体の向きをそろえ、

 一分間の黙祷―――

 自分たちは建物の中にいたため、外の様子を知るすべもありませんでしたが、靖国神社境内にとどまらず、全国各地で、同じように黙祷が捧げられていたことと思います。普段の生活の中で、過去の戦争のことを考えることなどあまりありませんから、貴重な体験ができました。

 まあ、この後、秋葉原に遊びに行くんだけどさ・・・・・・。

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「ファイアーエムブレム」

 DS版の「ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣」をクリアしました(ぬるいけど、ノーマルのほうです。ハードは序盤からの敵のあまりの堅さに戦意喪失。★1であれだと、★5だと地獄を見そうです)。ファミコン→スーパーファミコンときて、今回のDS版ですから、やや飽きた感じは否めないところですが、ストーリーや全体的なバランスは、この一作目が一番好きです。

 欲をいえば、クリア後に同じ難易度であれば、キャラクターのレベルをそのまま引き継いで2周目以降をプレイできればよかった、というところでしょうか。1周目で使わなかったキャラを使いたいという思いや、育てきれなかったキャラもいますから、難易度のバランスが崩壊しようとも、クリア後ならさしたる問題もないと思いますし・・・通信で対戦できるモードが追加されているのなら、なおさらそういうシステムにして欲しかったです。

 あとせっかくのDSへの移植なので、タッチペンをなにかに利用できればよかったですかねえ。

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灰燼の中から

 「忍法剣士伝」が気になったので、掲載誌のコミック乱TWINSを買ってみました。

 第一話を読むに、だいぶ原作に忠実な流れになっているようで(石川賢先生の「柳生十兵衛死す」も、一話目はほぼ原作通りでしたが・・・あれほど崩れる心配はないでしょう)、印象はまず悪くありません。登場人物のしまりのない口元と、果心居士の普通のおっさんっぷりが多少気にはなりますが、北畠具教の居城で12名の剣士を紹介するくだりなど、まだ名前は伏せられているものの、剣あるいは木刀を握る手(もしくは剣そのもの)が、漫画的なカット割で描かれていて、今後の登場に期待を持たせてくれる場面もあります。

 このままのペースで話が進むとすると、結構な長期連載になりそうな様子なのですが、問題はこれが月刊誌ということと、作風自体に強力な吸引力がないせいで、油断したら見逃してしまいそうな回が出てきそうなことです(単行本化されても、まず買いそうにないので頑張って連載を追いかけていくしかないなあ・・・)。次号から新連載の第二弾として、「舫鬼九郎」が始まるのですが、こちらには柳生十兵衛が出てくるので、そっちにもちょっと気が惹かれます。

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「忍法剣士伝」

 8/14発売の「コミック乱TWINS 8月号」から、「忍法剣士伝」の連載が始まるとかで、画像を探してみたところ―――むう、これはちょっと・・・どうなんだろうか?

 「忍法剣士伝」は、12人の大剣士が登場するも、史実に逆らっておいそれと殺したりはできないため、終盤まで同じパターンが続くのが難儀と言えば難儀な設定ですが、それだけに映像(=漫画)化など到底出来そうも無い作品だと思っていたので、今回の試みにはむしろ拍手を送りたいところなのですが、思い描いていたイメージの違いを如何せん、といったところです。

 まあ、とりあえず読んでみなければ始まらないので、12人の剣士軍はもとより、旗姫や果心居士がどんなデザインになっているのか、怖いもの見たさの気分で待つことにしましょうか(・・・「忍法剣士伝」好きなのに)。

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最近観た映画の感想など・2008年8月度版

 先日の落雷が原因でPCの電源まわりがイカれたようで、メーカーに修理出しという憂き目にあっています。故障診断→修理まで1か月近くかかると言われたので、2年ほど前まで使っていた古いPCを引っ張り出してきました。OSがWindows98で、いろいろと不便ですが、PLAYSTATION3でネットを見る過酷さに比べたら、どうということはないです。充分快適。

・「ダーティーハリー」

 「ダーティハリー アルティメット・コレクターズ・エディション」発売後も、しばらくの間買おうか買うまいか迷っていたのですが、封入特典の山田康夫氏着ボイスプレゼントが決め手となって、購入に踏み切りました(輸入盤のBlu-ray Discバージョンの方が、金額的にはまだ安く、ハリーの警察手帳のレプリカも付いているようなのですが、そういった理由で国内盤のDVDバージョンを選択することに)。

 「ダーティハリー」の日本語吹き替え版なんて、ものすごく久し振りに見たような気がします。”ダーティ”を、”お不潔”と訳していた字幕版のセリフがどうも釈然としなく、長年頭に引っかかっていたのですが、それが払拭できただけでも、買った価値はありました。そういえば、劇中の犯人がバスの中で子供たちに歌わせる唄の詩を、間違って覚えていたことにも気付いたり(”こげこげこげよ~もっとこげよ~”だとばかり思っていたら、”こげこげこげよ~ボートこげよ~”でしたね)。

 何度観ても、ハリーが犯人を踏みつけにするスタジアムのシーンはいいなあ。

・「犯人に告ぐ」

 ”バッドマン”とうそぶく、連続児童殺害事件の犯人を検挙するために、捜査員が生放送のニュース番組に出演し、犯人に語りかける・・・という内容のお話でしたが、この劇場型犯罪ならぬ、劇場型捜査のプロットがあまり生かされていないなあ、と思いました。

 原作があるとしたら、それは主題ではないのかもしれないので、なんとも評しにくいところですが、TVによる中継が犯人を追い詰めていく様を想像しながら観ていたので、どうしてもそんな感想になってしまいます。

・「ストレンヂア」

 BONES原作の時代劇アニメーション(「鋼の錬金術師」を製作した会社だそうで)。

 無国籍かと思ったら、ちゃんと日本が舞台のようで、とにかく剣戟シーンが魅せてくれます。このスタッフで、忍法帖がアニメ化されたら、かなり幸せかも。個人的には「獣兵衛忍風帖」と双璧をなす時代劇アニメーションとなりました。公開前にやたらと声優を宣伝していたような覚えがありますが、方法としてそれは正しかったのかも。

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「宇宙戦争」

 昨日の夕刻あたりは、こちらの地域の天候も大荒れで、あちこち故障車が止まっていたり、暗雲と雷の閃光に、スピルバーグの「宇宙戦争」みたいだなあ、こんな状況であの山の向こうからトライポッドが出てきたら、きっとこわいだろーなとか思っていたのですが、家に帰ったらなにかのはずみでパソコンが壊れており(原因はたぶん停電)、そっちのほうがよっぽどへこんだというお話。

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