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「ノーカントリー」

 映画「ノーカントリー」のDVDを、レンタルして観ました。原題は『No Country for Old Men』。日本語に訳すとなんていうんですかね。第80回アカデミー賞で8部門にノミネート、作品賞・監督賞・助演男優賞・脚色賞の計4冠を受賞したそうです。

 パッケージのあらすじなんかを読むと、麻薬売買に関わる大金を手に入れた男と、それを追う殺し屋、事件を捜査する老保安官みたいな内容が書いてあって、さらに保安官役がトミー・リー・ジョーンズとくれば、「逃亡者」のような映画を想像してしまうのが普通だと思うのですが、いやもうまったく想定外の展開で呆気にとられました(誉めてます)。

 中でも殺し屋役の俳優さんの存在感は群を抜いていて、それだけでも観る価値があるくらいです。全編に漂う暴力と緊張感は、日本映画でいうと北野たけし作品みたいかな~。音楽がエンドクレジット以外には使われていないということにも驚きました。鑑賞中、まったく気にならなかったのは、それだけ画面に集中できていたという証拠かと思います。日本語吹き替えで観たんですけど、声優さんがぴったり嵌っていたのも評価が高いです。特に、殺し屋とGSの店主の会話はハラハラしたなあ。

 さて映画といえば、もうすぐリドリー・スコット監督の「アメリカン・ギャングスター」と、「クローバーフィールド」が発売・レンタルされるのが楽しみです。会社の人に、「ダークナイト」が面白かったと勧められたので、そちらも気になっていたり。

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