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「プレステージ」

 会社の人に「面白いよ」と薦められたので観てみました。

 この作品も、最後に大仕掛けがあるよ的な宣伝文句をつけられていましたが、荒木飛呂彦先生原作の漫画で、初めてその名を知ったニコラ・テスラの登場と、その奇異な実験と装置の存在にまさかと思いながら、さらにもう一枚上の結末を期待したものの、それはあっさりと裏切られる結果に。

 とはいえ、つまらなかったわけではなく、マジックのためにお互いそこまでするか、という主役2人の行動過程がとても興味深かったのです。エジソンなんか名前しか出てきませんでしたが、実在の人物を絡めてのプロット(結末の意外性も含めて)は山田風太郎の明治物のようだなあ、とも感じたり。

 こういう浪漫あふれる良作を観ると、どこかの映画会社で山田風太郎の明治物を映画化してくれないかなあ・・・としみじみ思ったりするわけです。

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