「夜が明けたら」
小学生の時分、各班の生徒が持ち回りで小テストを作るような授業があって、私は漢字書き取りの担当を任されたと思うのですが、その中で、【きょうふげきじょうアンバランス】の下線部を漢字で書きなさい、という設問をしたのを今でも憶えています(笑)。
当時、ちょうどテレビで放送していたから、思いついたんだよなあ・・・といっても、本放送時ではなくて(本放送は1973年)、再放送に間違いはないのですが、記憶を手繰ってみると、日曜日の夜8時からだったような気がするので、当時のテレビ放送の構成のおおらかさに驚かされます(間違ってたらスマン)。
さて、その円谷プロ制作の、『恐怖劇場アンバランス』・第7話「夜が明けたら」の原作が、山田風太郎の「黒幕」であるのです・・・・・・・・・・・・ええと、「黒幕」って、なんだっけ?
調べてみたら、「夜よりほかに聴くものもなし」の1エピソードだそうで、実はこの辺、さぼってまだ未読だったりするので、視聴しても原作との比較はできません。『恐怖劇場アンバランス』のDVDは全6巻構成で発売中ですが、その第7話を観るためだけに、収録巻だけをわざわざ購入した自分は、ほんとーに山風好きだなーと思います。
封入特典で、「夜が明けたら」の台本の複製が入っているのが嬉しく、また、本編と比べると、いろいろと違いがあるのも面白いです。撮影中に2転3転したのでしょう。原作と比較してみたいので、この機会に光文社の全集をネットで買い揃えようかと、懸案中でもあります。
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