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2009年4月

「アイゼンファウスト 天保忍者伝」

 長谷川哲也氏の「アイゼンファウスト 天保忍者伝」が、単行本化されたと聞き及び、すっとんで書店へ買いに走りました(実際は、それほど意気込んでいたわけではありませんが)。

 原作は山田風太郎先生の「忍者黒百草紙」です。そういえば、これまだ途中までしか読んでなかったな。

 手に取った「アイゼンファウスト 天保忍者伝」単行本の帯を見て、まず失笑。

 『花の慶次』+『バジリスク』×童貞!!

 ――って、なんじゃそりゃ。

 原作者つながりで『バジリスク』はわかるけど(いや、ちょっと待て、やっぱわからねえ)、『花の慶次』を引き合いに出したのは、長谷川哲也氏が、原哲夫氏の元アシスタントだったから?

 ・・・・・・まあ、それはともかく、その2大作品に”童貞”をかけると、いったい、どんなことになってしまうのでしょうか。

 ひとまず、原作は後回しにして、これから、「アイゼンファウスト 天保忍者伝」本編を読んでみることにします。「忍者黒百草紙」は、最初の数章しか読んでいませんが、他の忍法帖と毛色が違うので、この濃い劇画を読んだ後だと、もしかしたら、ひょっとしたら、評価がちょっと変わってくるかもしれません(少なくとも、現状では、途中で読むのを止めてしまうような評価でした)。

 ――さて、吉とでますか、凶とでますか。

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「グラン・トリノ」

 クリント・イーストウッド監督・主演「グラン・トリノ」、どうしても今日観たかったので、仕事を定時で切り上げて、観てきました。――公開初日に映画を観るなんて、平成版「魔界転生」以来だなあ。

 以下、多少ネタバレ含みますので、未見の方はご注意ください。

・タイトルのフォード”グラン・トリノ”の出番はやや控えめ、特に主人公にまつわる逸話もありませんでした。オリジナルのポスターだけ見ると、ライフルを携えたじいさんが、愛車グラン・トリノに乗って悪を裁きに行く、というようなお話を連想しますが、そうではありません。

・憤慨した時に発せられる、クリント扮するウォルトの唸り声が笑えます。教会でのウォルトの妻の葬儀のシーンでは、参列者の誰かがいびきをこいて寝ているのかと思ったら、本人の唸り声でした。

・確かにクリントも実際に孫がいる年齢だけれど、あれだけ大きな息子が出てくる作品も、彼の出演作の中では珍しいのではないでしょうか。病院の検査に行った結果が出た後の、長男との電話でのやり取りが切ないです。

・場内では笑いこそ起きなかったものの、個人的に、前半~中盤までは終始ニヤニヤさせられっぱなしでした。行きつけの床屋で、タオに大人の会話を勉強させに行くシーンは秀逸。

・神父さんが、誰かに似ている! と考えていたら、「ギャグマンガ日和」のキューピッドでした(笑)。ワッショイ!

・報復の結末は賛否両論あるところだと思いますが、オレは【否】かなあ・・・。それでも、よい映画であったことに変わりはないのですけれど(実際、予想はついていたし)。全体的な印象としては、「ミリオンダラー・ベイビー」のほうが、好きかもしれません。

・ラスト、”グラン・トリノ”を譲り受けた、タオの隣に乗っていたのが、ウォルトの愛犬のレトリバーであったことの嬉しさ!

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「山田風太郎が見た日本」

 祝! BS特集「山田風太郎が見た日本」再放送決定!!

 この番組、確か2回ほど放送されたと思うのですが、そのどちらの回も、裏番組で格闘技の放送をやっていて、まともに最後まで見れていなかったので(そのときの優先順位が、格闘技>風太郎だったのが、まことに魔が差したとしか思えません)、ずっと心残りだったのですが、今回無事に再放送が決定して、とーーーっても嬉しいです!!!

 再放送はもとより、並みいる番組を抑えてリクエスト番組の上位に食い込んだというのも、「風太郎の需要はまだまだ高いんだゾ」という再認識がされて、非常に喜ばしいことなのです。

 今回の放送は、最高画質で録画して、永久保存版にします。

 ちなみに放送日は、5月13日水曜日午後9:00~だそうです。

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九龍の眼

 週末の(とはいえ、もう先週の話です)ごたごたを避けるために、川崎あたりへ遊びに行ってきました。

 かねてから行ってみたかった「時代屋」という、歴史・時代物の書籍やグッズを取り扱っている専門店の一店舗が川崎にもあり、かつ、ウェアハウスというゲームセンターの、なにやら怪しげなトイレに興味津々な(ニコ動で見つけたらしい)、嫁の好奇心を満足させるための選択です。

・「時代屋 ラ チッタデッラ店」

 もっとマニアックな店構えを期待していたのですが、公式HPにも書いてあるとおり、ガチガチな意味での専門店ではなく、より多くのスペースを歴史・時代物コーナーに割いてみました、という感じの書店でした。それでも、地元の書店では、ちょっとこれだけの数の専門書を一度に揃えているところはありませんし、充分にマニアックともいえます。

 残念ながら、オリジナルグッズに心惹かれるものはなかったのですが、柳生もののアパレルやグッズがあれば、ものすごく物欲しそうな顔色になっていたかもしれません(結局、それか)。

 他にも何店舗かあるようなので、次は神田店にでも行ってみようかと思っています。

・「クリスピー・クリーム・ドーナツ 川崎BE店」

 以前、会社の用で川崎に行ったおり、行列が出来ているドーナツ屋さんがあって、店名も知らずにずーっと気になっていたのですが、今回、行列の短いのを見計らって、ちょっと寄ってみることにしました。

 並んでいると、店員さんが「当店で一番人気のドーナツです」と、オリジナル・グレーズドというドーナツを一個ずつくれました。

 ・・・・・・マジか。

 これをもらって帰ってしまう客もいるのではないだろうか、と心配しながらも、二人で計4個のドーナツを買う。さほど待つ必要も無くすんなり買えて、ドーナツも2個もらえたので、かなりご満悦です。

 ミスドななんかと比べると、ちょい値段が高めですが、見た目ほど甘ったるくなく、おいしゅうございました。また機会があったら、別の種類のドーナツも食べてみよう。

・「ウェアハウス 川崎店」

 私自身の来店は2度目ですが、同業者から見ても、ここは非常に興味深い物件です。

_04 ←入り口は東西二手にあり、こちらは西側入り口から観た眺め。もう気が狂いそうです。

_03

 

_01 ←東側の入り口付近。右手にエスカレーターがあり、2Fに上がれるようになっています。ちなみに、西側からは通路を通ってここまで来れますが、エレベーターを使用するという手もあります。

_02 ←上の画像の、左手の窓を覗き込むと・・・・・・。

_03_2 ←ちょw。やけに生々しい裸体のお姉さんが! 初めて来た嫁が気付いたのにもびっくりしましたが、これって、言うまでもなく、「アレ」ですよねえ(さすが、18歳未満入場禁止のゲーセンだw)。

 嫁が「オリエント工業w」とか言ってて大受け。

2f ←「九龍城砦」をイメージしたと思われる店内は、2Fから上もこんな感じ。下の方にうすぼんやり光っているのは、セガの「UFOキャッチャー」。

Ufo ←こんな風に見えますが、ちゃんと遊べるようになっています(中身の景品は、かなり投げやりなチョイス&入れ方をしてありますが)。

Photo ←自販機も怖い(笑)。

_01_3 ←ゲーセンにこんなものが必要でしょうか?

3f ←まー、とにかく内装の凝りっぷりは異常とも思えるほどで、でも、それさえ除けばいたってフツーのゲームセンターなのです。

 川崎駅前はゲーセン激戦区ですが、いろいろカラーの違った店舗があって、近在の人には嬉しいことでしょうね。

 ちなみに嫁が気にかけていた、怖い内装のトイレは2Fの男子トイレのみだったようで、女子トイレが案外普通だったので、拍子抜けしたそうです。

 

 

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「豹頭の仮面」

 TVアニメ版「GUIN SAGA」第一話を観ました。

 総体的にみると、「これなんてファイナル・ファンタジー?」という感じです。

 それ以上に”グイン”のアクセントの位置が、これまで考えていたところと違って微妙に気になったり、最近のアニメにしては、王道、あるいは古臭いともいえる演出だったりして、ずいぶんファミリー向けな「GUIN SAGA」になったなあ、という印象が拭えません。

 NHKだから、あまりムチャぶりなこともできないのかもしれませんが・・・・・・。

 キャラデザインは最初から違うな、と見ていたので気にも留めませんが、音楽なんかは、単体としては優れていると思うのですが、何枚か出たイメージ・アルバムの、各キャラのテーマが脳に刷り込まれている身としては、「ここで、あの曲が流れたら・・・・・・!」と考えてしまうと、どうにもやるせない気がするのです。

 でも、なんか「無限の住人」のときのような、失望感や諦念がないのが不思議です。(`・ω・´)

 全24話とのことですが、グインはタイトルの通りの活躍を見せることが出来るでしょうか。

 

 

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「DREAM.8」③

 さーて、いよいよ本日のメインです。

 おっと、手に(汗)が滲んできました・・・・・・日本人同士の試合で、ここまで緊張するのもそうそうないなあ。

第十試合 ○桜井“マッハ”速人 (1R KO) ●青木真也

 ゴング直後、マッハ選手、勢いあまってパンチを空振り、態勢を崩し、そのまま青木選手にグラウンドに持ち込まれるかと思いきや、、、

 青木をおさえこんで、顔面を膝→パンチの連打で、秒殺KO!!

 マッハすっげえ、というか、青木って、ここ一番で勝利をものに出来ないですねえ・・・・・・。

 しかしこれで、ウェルター級のベスト4の中で、日本人は、桜井“マッハ”速人だけになってしまったので、準決勝・決勝は是非とも頑張って、優勝してもらいたいものです。

 

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「DREAM.8」②

 後半戦はウェルター級GP一回戦4試合です。

第七試合 ●ジョン・アレッシオ (1R KO) ○アンドレ・ガウヴァオン

 アンドレ・ガウヴァオン選手の背後からの鉄槌が半端ないです。ジョン・アレッシオ選手堪えるも、腕十字をとられて、たまらずタップアウト。

第八試合 ●池本 誠知 (判定) ○マリウス・ザムロスキー

 威力の程は不明ですが、池本選手のWパンチ(チョップ?)に須藤元気大喜び。2Rには、ザムロスキーも仰向けに寝ている池本に対して、背後からのバク転で攻撃を仕掛けるという、トリッキーぶり。ラウンド終了間際の、ザムロスキーの膝蹴りのラッシュが効く。

第九試合 ●白井 祐矢 (1R KO) ○ジェイソン・ハイ

 ジェイソン・ハイのパンチ連打→裸締めにより、白井秒殺失神KO。

 ・・・・・・ここまでのウェルター級GP、スピードとパワーがあって、想像以上に面白いです。

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「DREAM.8」①

 前回の、フェザー級GP第一回戦のぐだぐだっぷりに、PPVを観るのはしばらく控えるべきかと迷っていたのですが、結局、購入することに――だって、桜井“マッハ”速人VS青木真也戦は、せっかくだからライブで観たいじゃん。

 あとは、どちらのファンでもないけれど、ミノワマンVS柴田勝頼もなんとなく面白いものが見れそうだったし、久しぶりにハリトーノフも出るし、フェザー級の最後の一試合も、なんだかんだで見届けとかないといけないのかなあ、と。

 さて、前半戦の結果です。

第一試合 ●ミノワマン (判定) ○柴田 勝頼

 2R終了間際、まさかの柴田選手によるジャーマン・スープレックス(笑)。ミノワマン投げられる。

第二試合 ○アンドリュース・ナカハラ (1R TKO) ●大山 峻護

 大山選手の自爆(?)かと思いきや、ちゃんとパンチが入っていました。倒れこむ大山選手に、パンチの乱打をあびせるアンドリュース・ナカハラを、レフリーが間に入って止めて、試合終了。

第三試合 ●永田 克彦 (1R TKO) ○ビトー“シャオリン”ヒベイロ

 ビトー“シャオリン”ヒベイロの、グラウンドでのポジショニングすげえ。でも結果は、寝技での極めでなく、永田選手の出血によるドクター・ストップ。煽りVTRの永田兄弟のゆるい会話に和む。

第四試合 ○福田 力 (判定) ●ムリーロ・ニンジャ

 急なオファーにも関わらず、福田選手はアグレッシブな、いい試合を見せてくれました。

第五試合 ●セルゲイ・ハリトーノフ (1R KO) ○ジェフ・モンソン

 ・・・・・・・・・・・・ハリトー。ノース・サウス・チョークによる秒殺。

第六試合 ●所 英男 (判定) ○DJ taiki

 どちらが圧倒していた、というわけでもありませんでしたが、格ゲーのキャラっぽい方が勝つ。フェザー級GP二回戦出場者が、これで8人、出揃いました。

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