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「グラン・トリノ」

 クリント・イーストウッド監督・主演「グラン・トリノ」、どうしても今日観たかったので、仕事を定時で切り上げて、観てきました。――公開初日に映画を観るなんて、平成版「魔界転生」以来だなあ。

 以下、多少ネタバレ含みますので、未見の方はご注意ください。

・タイトルのフォード”グラン・トリノ”の出番はやや控えめ、特に主人公にまつわる逸話もありませんでした。オリジナルのポスターだけ見ると、ライフルを携えたじいさんが、愛車グラン・トリノに乗って悪を裁きに行く、というようなお話を連想しますが、そうではありません。

・憤慨した時に発せられる、クリント扮するウォルトの唸り声が笑えます。教会でのウォルトの妻の葬儀のシーンでは、参列者の誰かがいびきをこいて寝ているのかと思ったら、本人の唸り声でした。

・確かにクリントも実際に孫がいる年齢だけれど、あれだけ大きな息子が出てくる作品も、彼の出演作の中では珍しいのではないでしょうか。病院の検査に行った結果が出た後の、長男との電話でのやり取りが切ないです。

・場内では笑いこそ起きなかったものの、個人的に、前半~中盤までは終始ニヤニヤさせられっぱなしでした。行きつけの床屋で、タオに大人の会話を勉強させに行くシーンは秀逸。

・神父さんが、誰かに似ている! と考えていたら、「ギャグマンガ日和」のキューピッドでした(笑)。ワッショイ!

・報復の結末は賛否両論あるところだと思いますが、オレは【否】かなあ・・・。それでも、よい映画であったことに変わりはないのですけれど(実際、予想はついていたし)。全体的な印象としては、「ミリオンダラー・ベイビー」のほうが、好きかもしれません。

・ラスト、”グラン・トリノ”を譲り受けた、タオの隣に乗っていたのが、ウォルトの愛犬のレトリバーであったことの嬉しさ!

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