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2009年6月

「BLAZBLUE」

 「BLAZBLUE」(XBOX360版)買いました。

 いつもは2D格ゲーを買うのは、嫁の役割なのですが、「BLAZBLUE」については”買うのを我慢した”という話だったので、「じゃあオレが買うよ」という流れに(でも、なぜか「KOF12」は予約しているという不思議・・・・・・)。

 「BLAZBLUE」は、AMI本社までロケテ版を触らせてもらいに行った折に数度プレイしたきりで、アーケード版は結局一度もプレイしていなかったのですが、その時から家庭版が出たらじっくりやってみたいような気持ちがあったので、まあ買うべくして買ったという感じが無きにしも非ず、です。

 取り説をろくに読みもせず、まずはストーリーモード、ラグナでプレイ開始。

 ・・・・・・ストーリーの文章を読むのがなぜか恥ずかしいです。我慢して読み続けて、さあ、いよいよ一戦目!

 相手はレイチェル、これまた赤面したくなるような内容の会話の後、やっとこ試合開始。

 ――あえなく負ける。一本勝負で、コンティニュー画面もなかったので、これは先が思いやられるわ・・・・・・。

 気を取り直して、アーケードモードを選択し、ノエルでプレイ開始。なんかよく判りませんが、Dボタン始動のコンボでけっこうごり押しが効きます。でもそんなだから、ラスボスには到底かなわない。

 嫁と交代したら、コンテしながらも、タオカカでなんとかクリアー。その後、ハクメン使って自分もなんとかクリアー。

 CPUが理不尽な強さでなくて、これなら2D格ゲーのあまり得意でない自分でも、さほどストレスを感じずにプレイできそうです。

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「The Reader」

 私生活の中で、何年か振りの読書ブームが来ています。

 ・・・・・・ブームと言っても、さほどヘビーにこなしているわけではありませんし、求めるものは基本的にエンターテイメントなので、ここ最近はミステリー小説ばかりを手に取っているわけですが。以下、ここ2ヶ月間ほどの実績。

 ・歌野晶午「死体を買う男」

 ・小泉喜美子「弁護側の証人」

 ・泡坂妻夫「しあわせの書」

 ・倉知淳「星降り山荘の殺人」

 ――ま、言うほど多くはないようですがね。

 下の3作品は、ラインナップを見て気付く方もいると思いますが、2ちゃんねるの某スレを参考に、ミステリーの名作と呼ばれるものを拾い読みしている状態です。ストーリーや、語り口はそれぞれ淡白な印象を受けましたが、どの作品にも別々のトリックが仕掛けられていて、最後のページまで、ほとんど読む手が止まらないという状態でした。個人的には「星降り山荘の殺人」がツボです。

 「死体を買う男」は、江戸川乱歩と萩原朔太郎の文化人コンビの探偵物という設定が楽しく、誰か山田風太郎と高木彬光あたりのコンビで推理小説をものしてくれないものか、と期待してしまうのです。

 ああ、そういえば、山田風太郎の「明治断頭台」は、すべての真相が明らかになったときに、驚愕を通り越して、鳥肌が立ったものです。ミステリーとして読んでなかったから、なおさらだったなあ。 

 さて、この後には、またしても歌野晶午の「絶望ノート」が控えているのです。

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故山の剣侠(忍法帖の世界⑦)~柳生

_04  【柳生谷に入ると、ふいに山国を歩いているような感じがする。五月の半ばすぎ――というと、いまの暦で六月中旬になるが、あちらこちらで鶯が鳴いている。・・・・・・】

 故意か偶然か、「魔界転生」の導入部での、柳生谷を彩る季節は、まさに、いまと同じ季節ではありませんか! いやー、読み返してびっくりしました(笑)。

 さて、柳生への旅も今回で4度目となりました。猫額大の狭い土地と表現されるけれど、見どころはそれなりに多く、2時間程度ではその全てを回りきれるものではありません。とくに今回は日帰りの強行軍なので、ポイントを芳徳禅寺に絞って行くことに決めていました。芳徳寺は、初めて柳生に来た折に寄ったきりですから、かれこれ15年ぶりくらいになります。

Photo  十兵衛食堂近くの駐車場に車を止める。柳生の家紋である【二蓋笠】を観るだけで興奮してくる私は、変人でしょうか(いや、きっとわかってくれる人もいるはず)。それにしても、駐車場は無人で、料金の500円は管理小屋の机の上に置かれたビールジョッキに入れといてくれ、という用心のなさ。

 到着時間が早かったため、十兵衛食堂もまだ閉まっていましたが、柳生というところは、何時きても観光地っぽくないなあ、というのが率直な印象です。まあ、そこがいいんだけれど、もうちょっと、欲を出してくれてもいいような気もします。柳生家の家紋入りのグッズなんかが売っていればいいのに、と思う今日この頃。

_01_2  芳徳寺への道を歩いていると、ふとこんな看板が目に付きました。

 ――あれ、前来た時って、こんなのあったっけなあ。嫁さんも憶えていないようなので、見落としていたわけではないようですが、とりあえず、【柳生十兵衛生誕地】ってのは、只事ではない感じです。芳徳寺へも抜けれるようなので、とりあえず進んでみることに。

_02 手前のもみじ橋っぽい橋を渡って、さらに数十メートル行くと・・・・・・。

_03 ←「えッ!?」っていう。

 由来を書いた立て札らしきものもなく、真相は謎のままに。

_01_3  不意打ち的に【がっかりイリュージョン】を見せ付けられた気持ちになるも、気を取り直して、芳徳寺への道を登っていきます。

_02_2

_03_2

_05  けっこうな距離の坂道を登ることに・・・・・・甘く見てた。

 それでも、梢を通る風は熱をおびる肌に心地よく、最初の「魔界転生」本文からの引用よろしく、鶯のさえずりが時折聞こえてきて、心を和ませてくれるのです。

_01_4  やがて、芳徳寺の敷地へと足を踏み入れる事ができました。

 

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4度目の柳生

 日帰りで柳生→東大寺→興福寺と巡って来ました。1時間ほど前に帰ってきたばかりです。

 たんまり写真を撮ってきたので、これで「忍法帖の世界」の記事として、「魔界転生」に加えて、「伊賀忍法帖」を書くことが出来そうです。

 ・・・・・・片道4時間の日帰り旅行は、さすがに疲れたので、今日はもう寝ます。

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「ヘルボーイ」

 ギレルモ・デル・トロ監督「ヘルボーイ」「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー」連続鑑賞。

 アメコミのファンというわけでもないので、一作目はまったくのノーマークでしたが、「ゴールデン・アーミー」という副題の響きにどこかしら惹かれるものがあり、せっかくなので、続けて観ることにしました。

 ストーリー自体は原作に近いという、一作目のほうが好みです。育ての親の死が、ストーリー的にあまり重要な場面でないようにも感じられましたが、人間と怪物の絆が徐々に深まっていくというのは、設定として王道ではありますが、やっぱり観ていて気持ちが入ります(二作目で、相棒のマイヤーズが南極に左遷されていたのはショック)。

 二作目は「スターウォーズ」以来かとも思える、様々な怪物が行きかうトロール街の描写が楽しかったです。森の神の造形や、昔語りの「ゴールデン・アーミー」のアニメーションもよかったなあ・・・。欲をいえば、「ゴールデン・アーミー」が人間の社会に出現して、大いに暴れてくれることを期待していたのですが、それだと収拾つかなくなっちゃうか。

 そういえば、ギレルモ・デル・トロ監督って「パンズ・ラビリンス」も撮ってたんだっけ。買ってからまだ未見のDVDがあったので、今度観てみようかと思います。

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