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「カイジ-人生逆転ゲーム-」

 「カイジ-人生逆転ゲーム-」観てきました。

 実写映画化と聞いた時点で、「え。どこまでやるの?」という疑念が湧いたものですが、原作の第一部をうまくまとめた形になっていたと思います。以下、箇条書きでいくつか印象に残ったシーンや、原作との相違点についての感想を。

 *ネタばれありです

 ・スクラッチくじを、あそこまで必死になってこすっている人間を、初めて見た

 ・女っ気がなくても、まったく問題はないが、それでも、遠藤の性別変更はぜんぜん許せる範囲

 ・限定じゃんけんの制限時間変更はまだしも、勝負の際に発する言葉が「じゃん、けん、ぽーん」というのは、どうか

 ・船井、どうなったんだろう・・・(地下でカイジと再戦みたいな展開を期待した)

 ・カイジ、ひと良すぎだよなあ。そもそもルール上、あれ(石田のおっさんと一緒に地下行き)は認められるものであったのだろうか。帝愛としては、労働力の確保が出来るから断る理由もないでしょうが

 ・地下でのチンチロ対決は、なくてよかったようだ。生還して「ブレイブメンロード」は、選択肢としてありえなさすぎるだろうから

 ・鉄骨渡りのビル高すぎ(笑)。そして怖すぎ

 ・Eカード戦は、まさかの三番勝負となりながらも、役者の演技、カメラワーク、音楽等の総合効果で、映画のクライマックスに相応しい緊迫感あるシーンになっていたと思います

 ・Eカード最終戦での、利根川の心の雄叫び「奴隷キター!」は、心底笑った(腹の中で)

 ・会長の凄さがわかるようなシーンが、もっとあればよかったかな。とはいえ、ティッシュくじは省いて正解でしょう

 ・パチンコ編のラストを踏襲するエンディングは、「カイジ」らしく、ただのハッピーエンドでなくて、いい。最後に、石田のおっさんの娘に金を渡しに行くエピソードも、「・・・ああ、忘れてなかったんだあ」と、脚本の丁寧さに好印象

 ・最後の藤原竜也の後姿のカットは、見事に原作カイジとだぶった

 ・続編は、たぶんもう必要ないでしょう(否定的な意味ではなく)

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