「列外の奇才 山田風太郎」
角川文庫・山田風太郎ベストコレクション「幻燈辻馬車 上・下」とともに、「列外の奇才 山田風太郎」を購入しました。
「幻燈辻馬車」の購入は、これで3セット目です。今回、山田風太郎賞創設記念として出版された「列外の奇才 山田風太郎」に、それこそ幻となった岡本喜八脚本の「幻燈辻馬車」が掲載されることを知って、殊更に読みたくなったのです(明治物はどれも甲乙つけがたいですが、映画化される機会があれば、「ラスプーチンが来た」が観たいなあ)。
「列外の奇才 山田風太郎」は、まだペラペラとめくった程度ですが、逝去時に刊行された追悼本とはまたアプローチの仕方が違っていて、すこぶる楽しそうです。先生のこういう本はなかなか出版されないので、もう一冊買って、車の中に転がしておくのもいいな、と思いました。
いま、有栖川先生の「妃は船を沈める」を読み始めたばかりなので、合間に「列外の奇才 山田風太郎」を挟みながらちまちま読み進め、「幻燈辻馬車」に取り掛かる予定です(そーいえば、荒山先生の新刊も出ていたな・・・・・・「友を選ばば」。帯を読んだだけで一発で分かるネタなのですが、「三銃士」と絡めるその大胆さにはもうぐうの音も出ません。こちらは、文庫かされるか、図書館で借りて読むことにします)。
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