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2011年5月

山田風太郎幕末小説集

 ちくま文庫から刊行の【山田風太郎幕末小説集】から、「修羅維新牢」と「魔群の通過 天狗党叙事詩」読了。それぞれ再読です。幕末物は忍法帖と比べると、まっとうな歴史小説といえるでしょうが、それだけにテーマも重苦しく(あるいは皮肉めいていて)、読み応えは充分なのです。

 ちょうど「桜田門外の変」を観たばかりなのですが、「魔群の通過」はこれの後に読めばよかったかなあ。内容はともかく(水戸開藩400年記念だから・・・)、北大路欣也の徳川斉昭は斯くの如しともいうべき貫禄で、武田耕雲斎も出番は少ないながら登場してましたし。今まで幕末は守備範囲外でしたが、これを機にちょっと勉強してみようかしら、という気になりました。

 6月には「旅人 国定龍次」が刊行され【山田風太郎幕末小説集】も完結となるようです。この作品は、所持しているけれど未だ手をつけていない数少ない山田風太郎長編作品となりますので、じっくり楽しみたいと思っています。

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「マクロスF 劇場版 ワンナイト☆ステージ」in池袋

 イベント行ってきました。

 チケットE列だったので、ステージから数えて普通に考えれば5列目だろう、と思っていたところ、どうやらA列はステージのことらしく(?)、前から4列目という好席でした! しかもほぼど真ん中という位置で、最前列には及ぶべくもありませんが、遠藤さんも中島さんも至近距離で拝見できてとてもラッキーでした(超ガン見しました)。

 映画そのものはそれぞれ2度目と3度目の鑑賞なので、まっさらな状態での感動はないものの、「イツワリノウタヒメ」を大画面で観れたことと、地元の劇場よりも音響や映像がいい「サヨナラノツバサ」を観れたことで、もう大満足です(2作続けての長丁場ではありましたが、本当に、「サヨナラノツバサ」は時間の長さを感じさせないくらいのエンターテイメントに仕上がっています)。

 トークショーも想像していたよりもボリュームたっぷりでしたし、TV版を7話までしか観ていない身としては初めてのイベント参加でついていけないところもあるのでは、と心配する部分もありましたが、そんなことはまったくの杞憂でした。ただ、もっと遠藤さんや中島さんに対しての声援があるかとも思いましたが、意外と参加者の皆さん紳士でしたね。拍手は私も頑張ってしましたが、ライブなんかだとまた雰囲気違うんだろうなあ――チャンスがあるなら、いっぺん行ってみたいです。

 「サヨナラノツバサ」鑑賞後のトークがまた大層面白く、エンディング後の、Ifの世界の物語の続きを演じる両姫には、プロの素晴らしさを見せてもらうことができました。どこかに書いてありましたが、あれは「サヨナラノツバサ」がソフト化された際に特典映像で入れていただきたいw。

 当日は池袋に宿泊して、翌日、「マクロスF」のグッズを買ったり、ナンジャタウンでクリアファイル目当てに500円連続投入したり、ここまでアニメに入れ込んだのって久しぶり(笑)。

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伊勢参り2011

 4度目の伊勢参りにして、初めて外宮に。

 思えば、1月に予定していたのが天候のくずれで行き先を変更したり、自身の交通事故や、3月の大震災でのびのびになってしまっていたのが、この5月に入ってようやく実現の運びとなりました。

Photo_9  曇り空ではありましたが、直前まで降っていた小雨もやみ、晴れて外宮にお参りすることができました。内宮と比べると、ぐんと参拝者の数も少ないようですが、それだけにじっくりとお参りができます。

__2 本殿のすぐ側に注連縄で囲われた石があり、なにやら人だかりが。どうも「三ツ石」と呼ばれるパワースポットらしいのですが、皆さん石に手をかざしているのを見て、つられて真似してしまいました。本来境界を越えて踏み込むのはまずいんでしょうけれど・・・・・・。私は、どうもパワースポットとかいう言葉が好きではないです。

Photo_10  さて外宮への参拝を済ませ、内宮へお参りする前に、お腹が空いてしまったので、時間も少し早かったのですが、おかげ横丁で食事をすることにしました。伊勢参りといったら、やはり伊勢うどんでしょう。

Photo_11 食事を終え、いざ内宮へ。本殿へ向かう前に、昨年のお守りを納札所へ納め、やっと務めが果たせたような気がします。五十鈴川は今日もキレイ。

Photo_12  石段を登り、内宮本殿へ。1月ほどではありませんが、それでも参拝者は多く自分の順番になるまで少し待ちました。

Photo_13  その後、おはらい町やおかげ横丁を散策。主に買い食いをします。

_01  内宮から歩いて猿田彦神社へ。

_01_2  さらに車に乗り、別宮月読宮へ。

_02  別宮月読宮には4つの社殿が並びます。手前から、イザナミ・イザナギ・ツクヨミ・ツクヨミ(荒御魂)が祀られており、参拝にもしっかり順番があるのですが、それを知ったのは参拝後のことでした。

 ツクヨミ⇒ツクヨミ(荒御魂)⇒イザナギ⇒イザナミ

 という順番が正式なのです。ちょっと考えれば、わかることだったのに・・・・・・! 人がいると、ついつい空いてる方から、という気になっちゃうんですね。

 そしてこの月読宮で、とても素晴らしい参拝をする人たちを見かけました。参拝する姿に感銘を受けたのって、多分、初めてのことです。

 来年も、伊勢参りに行けますように。

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第50回静岡ホビーショー

 第50回静岡ホビーショーに行ってきました。業者招待日に行くことが出来たので、一般公開日よりは空いていることに間違いはないのですが、今回は例年よりも来場者が多かったような印象があります。

Photo  今現在なお心配な状況が続いている福島の鶴ケ城。もう一度行きたい! がんばれ、東北!!

Photo_2  しぶすぎるぜ、投入れ堂!

Photo_3  1/1ザクヘッドのインパクトは絶大。ホビーフェアの1/1ガンダムのヘッドと並べて展示してくれればよかったのに、と思います。

Uc_01

Uc_02 ガンダムは定番ですね。

F__2  「マクロスF」から、痛ヴァルキリー。

 「マクロスF」といえば、池袋ジャックの際の写真も数点載せておきます。

Photo_4

Photo_6

Photo_7

Photo_8  実物大ヴァルキリーはさすがにでかかった・・・・・・。次はぜひとも立体で!

 そういえば、今日「ワンナイト☆ステージ」のチケットが無事到着。まんま映画館のチケットだったので少々愕然としました。席はE列ということなので、座席表が見つからなくて確認できなかったですが、箱の大きさを考えると(座席数260ほど)そこそこ前の席なのかなあ。テンション上がってきました!

 ・・・・・・静岡ホビーショー関係なくなっちゃった。

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子をとろ子とろ

 ヘロヘロQカムパニーさんの「魔界転生」チケット予約しました。

 出来れば土日の遅い回で・・・・・・と考えていたのですが、申し込みをしたサイトでは売り切れ状態だったので、やむをえず17日の昼の回をとることに。(;ω;)

 なにはともあれ準備は整ったので、当日を楽しみに待ちたいと思います。

 G2版やキリン食堂版とはまた違った、新しい「魔界転生」の世界が開けることを楽しみにしています。

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イベントに行こう

 今月21日に池袋シネマサンシャインで行われる、F魂プレミアム観賞会「マクロスF 劇場版 ワンナイト☆ステージ ~イツワリノウタヒメ+サヨナラノツバサ~」に当選しました~!

 第三期から会員になった新参者の自分が当選してしまってよかったのかしら、と思いつつも、ダメもとで申し込んでおいた甲斐があったなあ、とウキウキしています。「イツワリノウタヒメ」は劇場で観れなかったし、「サヨナラノツバサ」は大感激のデキ映えで、DVDやBlu-rayが発売される前にリピートしてみたかったので、大袈裟に言えば感涙の極み、といったところなのです。

 東京会場のみ、キャストの遠藤綾さんと中島愛さんによる舞台挨拶+特別トークショーもありますし、これを皮切りにライブイベントも是非是非お願いしたいなあ。

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地獄篇第五歌

 声優の関智一さんが座長をされている「ヘロヘロQカムパニー」の第25回公演にて、山田風太郎の「魔界転生」が上演されるそうです!

 おさきさんのツイッターをフォローしていたおかげでキャッチできた情報です。

 公式HPで公開されているポスターは、全集でも風太郎作品のカバーを手がけた山本タカト氏で、妖しい感じがバリバリしていてとても素敵なものになっているのですが、一点、気になる箇所があるとすれば、十兵衛の眼帯が左にかけられているということでしょうか。

 あと、紹介文みたいなものがあるのですが――

 

天草四郎!宮本武蔵!・・・・・・そして柳生重兵衛!

江戸の世を闇と化すという、忍法「魔界転生」とは何か?

ヘロQが舞台上に描く、退廃と混沌の万華鏡!

山田風太郎原作による伝奇小説の金字塔を、平成の世で戯曲化!

 

 ・・・・・・柳生重兵衛――重、兵衛・・・・・・だと?

 誤植なの? それともこのままでいくの?

 ああ、もうどっちでもいいや。耳に聴こえる音は同じだから・・・・・・。

 嫁さんは、ヘタリアの声優さんが出演するということで釣れたので、チケットがとれたら一緒に観に行くことになりますた。

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