2012年1月
“新娘会”
F魂+(PLUS)会員限定ファンクラブイベント“新娘会”いよいよ来週です。
“娘フェス”に引き続き、座席は今回も残念な位置になってしまいましたが、パシフィコ横浜の時も後方とはいえ全体をよく見渡せたので、キャパが5分の1の浅草公会堂ならもっと条件はよかろう、ということで無理に納得する事にしました。2階・3階の席ではないわけですし、ほぼトークイベントでしょうから、まーお気楽に参りましょう。
そういえば、28日は一番くじの発売日でもありました。昼間はアイマスのガラポンを回しにナンジャタウンに寄って行く予定なので、当然入荷しているであろう一番くじも景気づけに引いていきましょうかね。
最近のくじ運の無さに自分でも嘆いているところではありますが、A~C賞のフィギュア以外にもファンとしては手に入れておきたいアイテムが揃っているので、どんな結果になってもそんなに落胆する事はないと思います。
でもやっぱりA賞のシェリルが欲しいかな!
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「娘フェス」
「娘フェス」参加してきました。
断片的に集めた情報で、歌は「ホシキラ」「シュディスタ」の2曲くらいかな、と考えていたので、4曲も歌があったのはなにより嬉しい誤算でした。しかもそのうちの1曲が、それこそはないだろうと思っていた「サヨナラノツバサ」だったりしたものだから――アンコールの掛け声の中にイントロがかかったときは、本当に鳥肌が立つ思いでしたね! 中島さんが途中ちょっとだけ声が出なくなってしまったアクシデントもありましたが、まさか生で聴けるとは考えてもいなかったですから、そんなことは総体的にみればたいした問題ではないのです。May'nさんの歌唱力はさすがでしたし、本当にこれだけでも行った価値がありました。
個人的な反省点は、サイリウムはあったほうがよかったな、ということでしょうか。つきあってくれた嫁さんも戸惑っておりました。歌アリのイベントなんて、ここ数年行ってなかったし、サイリウムのあるなしで、乗り方もだいぶ違ったものになったのでは、と思います。正直、F魂の完全受注生産の「娘グッズ」の中にサイリウムがなかったのは、完全なる見込み違いといってもよいくらいだと思います。
グッズといえば、物販スペースの回し方も、もう少しどころか、大概にせえと言いたくなるようなグダグダぶりで、なんで入場客と一般客のブースを別々にしなかったのか、思い出しても憤慨するほどの運営の未熟っぷりといえましょう。私らが会場についたのは午後1時を過ぎたくらいの時間でしたが、長蛇の列はまだしも、誘導がきちんとなされていないおかげでいつの間にか後ろにいた人たちに追い越されたり(それをなんとも思わない厚顔無恥ぶりにもあきれましたが)、これ2部の開演までに間に合わないんじゃなかろうかという遅々とした列の消化ぶりに、30分ともたずにグッズ購入をあきらめるという心境に追い込まれてしまいました。
せめてパンフレットくらいは記念に買っておきたかったのに・・・・・・。
まあ、その分なにやら高価な“娘玉”を8回ほど引いて、鬱憤を晴らすことにしたのですが、これで当たりが出ていなかったら後悔することしきりの結果になっていたことでしょう(ちなみに、最初なにが当たるのかよくわからなくて、出演者のサイン入り立て看板という文字を見たときは心臓が飛び出る心地でしたが、実際はポスター3枚組の小当たりでした)。
ステージイベントがかなり満足な内容だったので、余計に物販関係の仕事ぶりが納得いかない感じになっているんです。2部の公演が終わって外に出されたときも、物販スペースはまだやっていたようなのですが、そんなアナウンスもないし、気がついていればパンフレットは買えたかもしれないということを考えると、運営さんには猛省と改善を要求したくなってしまいます。
でも、「マクロスF」単体としては、これで最後かもしれないMay'nちゃんとまめぐのデュエット曲が聴けたこのステージは、そんなマイナス面をすべて払拭してしまうくらいに価値のあるステージになったのは間違いのないことで、一足遅れたファンですが、「マクロスF」という作品にめぐり合えて及んだこの日のイベントのことは、しばらくは強烈なイメージとなって私の心奥に刻印されることでしょう。
それでも、次の奇跡を期待する気持ちは依然として持ち続けるのでしょうけれど。
「風来忍法帖」
山田風太郎ベストコレクションにて「風来忍法帖」再読。初読は富士見文庫版だったので、通して読んだのはかれこれ20年振りくらいになります。
改めて気付いたのですが、物語の骨格は「忍法八犬伝」と同様なるも、読後感の余韻が爽やかなの(お決まりの全滅エンドとはいえ)は、明らかに「風来忍法帖」のほうで、それは双方のヒロインのキャラクター付けによるものが大きいと私は考えます。
なんといったって、「風来忍法帖」の麻也姫は忍法帖随一のスーパーヒロインなのです。
萌えどころも様々で、序盤、悪源太の顔をわらじで踏みつけ、
「畜類のような奴らゆえ、人間の心はもつまいが、人のかたちをした者には、たとえ女なりとも人の魂があると知れ」
と冷然と言い放ったかと思えば、恐るべき忍法の使い手たる3人の風摩組に昂然と平手打ちを喰らわせた後、両手で顔をおさえ、ああん、ああん、と童女のようなあけっぱなしのくやし泣きをみせる可憐さに、香具師ならずとも心が動かされるのは当然の成り行きといえましょう――ここらあたり、「のぼうの城」における成田長親に見せる領民の親心に通じるものがあると思うのですが。
また、ラスト近くで源太の傷ついた掌をまるでそうすることが自然であるように、【じぶんのふたつのふともものあいだに、ピッタリとはさんだ】りし、片野の祖父太田三楽斎の居館で、源太と「お祖父さまとひっそりとしずかに暮らそうね」という台詞には、もう、どんな言葉も色を失い影を潜めるしかなくなるのです。
作品の質や迫力は「魔界転生」が格上といわざるをえないでしょうが、いわゆるエンターテイメントの見本として、「風来忍法帖」は私のもっとも大好きな作品のひとつとなっています。
ホント、ラストは何回読んでも涙腺がゆるむと思います。
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