ここ数ヶ月で、急速に少女漫画の「ちはやふる」にハマリまして、作中の重要な舞台のひとつでもある、滋賀県大津市の近江神宮に行ってきました。
大津には昨秋にも日帰りで出向いていたのですが、その時分はまだ「ちはやふる」の存在すら知らず、また別の理由で大津に行きたくもあったので、今回の訪問となりました。
近江神宮一の鳥居。駐車場は鳥居の左手を200mほど上ったところにあり、ただの参拝ならそこから本殿に向かった方が近いのですが、とある理由から道を戻ります。
とある理由とはこちら。「ちはやふる」で町おこしの看板です。わざわざ書き起こしたものではないでしょうが、近江神宮のHPで確認してみると、この3月に設置されたばかりのようです。間近で見たときは気付かなかったけれど、この背景の楼門は写真っぽいですね。
この時期、桜も楽しみのひとつでしたが、この日の大津はまだ肌寒く、若い桜の木はまだ蕾が多い状態でした。静岡はとっくに満開に近かっただけに、ちょっと残念。
そして「ちはやふる」OPの映像でも印象的な楼門。提灯がぶらさがっているところも見たかったかな。
看板のイラストと近いアングルからも撮ってみました。
「ちはやふる」はコミックの1巻を読んだら続きが気になって仕様がなくなって、全巻読み終えるまで会社の近くのラーメン屋(勤務先経営)に通い詰めました(笑)。1食で1巻進めるのがやっとだったなあ。
「ちはやふる」と関係があるか知りませんが、お店のパートさんの子供が歌留多をやっていて、けっこう強いとか。作中でも静岡が強豪になっているので、自分の知らんところでけっこう盛んなようです。
拝殿。主祭神は天智天皇。大化の改新の中大兄皇子と言ったほうが、馴染みがありますね。ここが歌留多の聖地になったのは、「小倉百人一首」の第一首目の歌を詠んだのが、天智天皇だからだそうです。なるほど。
本殿。社殿は近江造り。神紋は波桜。
天智天皇が漏刻(水時計)を造ったことに因み、境内には「時計館宝物館」があります。「時の記念日」である6月10日は、近江朝廷で時報が開始された日を記念して大正9年に制定されたものだとか。
「時計館宝物館」内には、「ちはやふる」16巻末おまけ4コマで、「ひこにゃんに次ぐ逸材」と千早に称された“おおつ光ル”くんが。
さて、近江神宮も満喫できたし、いざ行くぞ次の地へ。
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