« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »

2012年7月

山田風太郎記念館 2012・夏

 今年は“山田風太郎賞”受賞者の講演の予定もなく、“第9回風々忌”にも日程を合わせることが出来ませんでしたが、毎年の慣例として【山田風太郎記念館】に行ってきました。

_00

 今年度の会費を払うことも目的のひとつでしたが、神戸で開催される「風太郎生誕90年記念回顧展」の会場にて、せがわ先生の最新作「十 忍法魔界転生」のポスターが張り出されているという情報を得て、それを拝みに行こう、というのも今回の目的ではありました。

_02

 で、記念館でそのポスターを発見。やべえ、「風太郎生誕90年記念回顧展」に行く理由が無くなったw

 サイズが想像していたものよりも一回り大きくて、立派なポスターです。出来れば一部欲しいなーと思いつつ、展示室を一巡りし会費の納入を済ませて記念館を後にしました。

_01_2

 翌日、なんだかんだで時間が取れたので、神戸アートホールへ。展示物の大部分は【山田風太郎記念館】から提供されたもののようでしたが、「天国荘奇譚」のモデルとなった学生寮の写真などが見れてよかったです(何かの本に掲載されていたものかな?)。

 せがわ先生関連では上記のポスターの他に、あまり出来のよろしくない「バジリスク」のフィギュアが展示されていました。なにゆえw

 あと、菅原文太主演の舞台「旅人 国定龍次」のポスターがあって、この作品の舞台化を初めて知ってびっくりしたり。舞台でも、映画でも、アニメでもいいから、また、動く山田風太郎作品が観たいですねえ。

| | コメント (0)

「十<ジュウ> 忍法魔界転生」予告

 鳥肌立った!

 ・・・・・・もう一度、言いますね。

 鳥肌立った!!!

 ・・・・・・もう一度、言いますね。

 鳥肌立った!!!

 何に? って、そりゃもう、決まっているでしょう。

 せがわまさき×山田風太郎による新連載・「十<ジュウ> 忍法魔界転生」の予告広告にですっ!

 「Y十M」連載終了後、しばらく間を空けてでも「魔界転生」もやってくれると嬉しいな~くらいには考えていましたが、いざ発表されたらされたで、もうテンション上がる上がるw

 「十<ジュウ>」とは、また奇抜なメインタイトルをつけたもので、これは当然ながら、

   ・柳生十兵衛の「十<ジュウ>」であり、

   ・森宗意軒の妖しの「十<ジュウ>」本の指であり、

   ・転生する「十<ジュウ>」人の魔人であり、

   ・志し高き、自称・柳生「十<ジュウ>」人衆であり、

   ・物語の発端である島原の乱の「十<ジュウ>」字架

 なのでしょう。

 すでに別の作品中で登場している、柳生但馬守と宮本武蔵のビジュアルも気になるところですよね。

 とにかく、原作に準拠した「魔界転生」となるのか、それともオリジナル展開も交えての「魔界転生」となるのか、さあ皆さん、あとたったの1ヶ月ですよ、刮目して待とうではありませんか!

| | コメント (0)

風々忌 2012

 ここ1~2ヶ月風太郎先生の書籍ラッシュで嬉しいです。ただ、けっこう値段が張るものが多いので、お財布の中身の消耗が激しいのが所帯持ちには辛いところ・・・・・・といって購入の見送りだけは絶対にしないけどw

 そういえば、今年もあとわずかで先生の命日が巡ってまいります。

 記念館のHPをチェックしてみると、“風々忌”は例年通り執り行われるようですが、昨年同じタイミングでやった【山田風太郎賞受賞者】の講演会は、今回はないようですな(これ書いてて「ジェノサイド」未読なのを想い出したw)。

 一昨年以前のように、“風太郎祭”と称して、秋頃に改めて予定されるのでしょうか?

 今回の“風々忌”には参加できませんが、近々鳥取に行く用事をつくったので、その途上で記念館を訪問して事情を伺ってこようかと考えています。本音をいうと、受賞者のお話も良いけれど、選考員のお話の方がもっと興味があったりするのですが。

 

| | コメント (0)

« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »