無限の住人

「無限の住人」第四話

 次回の話は凶だなあ・・・と思って、久しぶりに原作の1巻を読み返してみたら、四話まで終わって、まだ1巻分消化していないことに気付きました。このペースで大丈夫なんでしょうか。

 それにしても、原作通りの流れの中に、無骸流や今後ストーリーに絡んでくる登場人物が出てくるのは一向に構わないのですが(シリーズが終わるまでに伏線を回収できるかどうかの疑問は大いに残るものの)、今回の話のラストで、天津が逸刀流の流儀を破ったからと言って、わざわざ違反者を斬りに現れた理由がさっぱりわかりません。

 時系列からみると、天津が現れたのはやっぱり宗理先生の屋敷だろうし・・・そもそも統首がやるような仕事ではないし、真琴(こんな字だったかな?)の顔見せと、阿葉山の名前を刷り込むためだけのオリジナル演出だとしたら、さすがに俺はついていけない、と思いました。

 まーアニメだけ観てるって人には、どうでもいいことかもしれませんが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「無限の住人」第三話

 なんか、だんだん誉めるところが少なくなってきました。

 無骸流の突拍子のなさはともかく、黒衣鯖人のあの走りは、ありゃあ、笑うところですか。動かない絵にもだいぶ慣れてきましたが、活劇部分がもっと良ければなあ・・・。

 あ、でも、少年時代の天津影久の台詞、

 「―――ああ、のぞむところだ」

 に対して、

 「―――よき答えだ」

 「・・・・・・ああ、まことによき答えだ」

 と返す、黒衣鯖人の言葉の間の取り方は良いな、と思いました。『静』の部分を活かすための『動』の部分が、まことに雑なのが残念なところです。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

雪月花

 最終章に入ったとはいえ、卍と尸良の邂逅はまだ先のことと思っていたのですが、さすが沙村先生、見せ所をわきまえていらっしゃる・・・というか、正直な話、不死化した尸良ってえのは見たくなかったスよォォォ、先生ェ! もっとこう、尸良は、そういうところとはかけ離れた次元で、強くあって欲しかったです。それで卍がやられちゃっても、いいじゃん(オイ)!

 ―――まあ、なっちまったもんは仕方がないんで、腹くくって(おそらくは)最後の決着を見届けたいと思います・・・この闘いが何ヶ月かかるか、わかんないですけど、せめて卍の腕をつけたことによる副作用が、勝負の明暗を分ける、ということがありませんように。

 それにしても、そもそも卍って、どうして血仙蟲を埋め込まれたんだっけ? 捕手方と斬り合う最中に重症を負って、そんで八百比丘尼に助けられたって寸法ですかねえ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「無限の住人」第一話

 「無限の住人」TVアニメ始まりましたね。率直な感想を。

・OPタイトルカッコいいです

・原作もそうなので仕方ないとはいえ、やっぱり卍の服装目立つよなあ(人相書きの顔よりも、着てる服のほうが絶対に探しやすいはず)

・吐鉤群と百淋が、まさかの第一話登場で、全13話の構成がめっちゃ気になるんですが

・止まっている時の絵はいいけれど、動くと変な感じになるカットがある

・彼岸花畑の町、はしゃぎすぎ

・後半、なぜか「北斗の拳」を連想しました

・OP、EDと比較して予告がかっこわるいです(´・ω・)>無限予告って・・・

・隔週で一話放送というのが、はっきりいってもどかしいですが、今後に期待、ということで視聴は続けることに決定

・DVDは買わなくてもいいかな、と思いました(特典の武器には釣られない)

・OPタイトルのセンスと絵で、2時間くらいの劇場用作品で観たいな(3部構成ででも)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「無限の住人」

 そういえば、アフタヌーンで連載中の「無限の住人」のアニメ化が決定していますが、ファンとして、連載が終了していない作品の映像化には少し抵抗があります。今回の放送で、原作のどこまでが映像化されるかはまだわかりませんが、原作にいないオリジナルの逸刀流剣士とか出てきたらいやだなあ(プロモーションビデオを観た限りでは、絵も原作のイメージを壊さない程度で、思ったより期待できそうでした)。

 原作のほうも順調に巻を重ねてきているので、連載に追いついて、オリジナル展開になるというような心配はそうそうないと思いますが、それならそれで、どのエピソードを区切りにしてくるのか、非常に気になります。2クールくらいだと、「心形唐流編」くらいまでですかね。アニメの中で、無理にこじつけて物語を完結させるようなことは、極力避けてもらうとして、あとは人体の解体描写や、尸良の逸脱っぷりをどこまでオブラートに包まずに表現できるか、というところにこの作品のアニメ化の意義がかかっているかと思います。

 逆にいうなら、「できねえならやるな」ということです。

 放送はAT-Xなので、本気で観るならチャンネル契約しないといけません。月額1,500円って、地味に高いんですが、過去「バジリスク」を観るためだけにAT-Xに加入した経緯があるので、放送間近になったら間違いなく加入してしまいそうです。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)