映画・テレビ

「シャーロック・ホームズ」

 数十年ぶりにシャーロキアンの血が騒ぎ(一時期、日本シャーロック・ホームズ・クラブに在籍しており、研究本も何冊か購入)、ガイ・リッチー監督、ロバート・ダウニー・Jr主演「シャーロック・ホームズ」を観て来ました。

 予告編と前評判から、原作のホームズとは似ても似つかぬことを承知して観れば、それなりのエンターテイメント作品です。イメージとしては、ダン・ブラウン原作、トム・ハンクス主演の、あのシリーズに近いでしょうか。

 グラナダ版「シャーロック・ホームズの冒険」をわざわざ引き合いに出さなければ、ロバート・ダウニー・Jrのホームズもまたよし、ジュード・ロウ演じるワトソンはなかなかのはまり役で、このコンビであれば、続編の製作も大歓迎です。

 ただ、役割的に残念だったのは、アイリーン・アドラーかなあ。深作版「魔界転生」で、家綱まで出しちゃった! っていうくらい失笑ものでした。アイリーン・アドラーについては、次回作では出演を再検討したほうがよいかもしれません。

 映画とは関係ありませんが、久しぶりにシドニー・パジェットの描いたホームズを目にしたら、クリント・イーストウッド主演で「シャーロック・ホームズ 最後の解決」映画化も面白いかな、と思いました。

 

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つきかげさやかに

 12月もあと僅か、いろいろと手をつけています。

・「ベヨネッタ」

 だいぶ前に、ノーマルモードでクリアしました。最後がくどかったけど、BGMもノリノリで、けっこう面白かったです。――まあ、満足。ジャンヌが使ってみたかったので、いっちょSランククリアーを目指すか、と意気込んでみたものの、最初のほうのチャプターですらSランクがとれません。(´・ω・`)ショボーン

・「モダン・ウォーフェア2」

 これは当初は買う予定がなかったのですが、店頭のデモで転ぶ。でも、いざプレイしたら、ただならぬくらいに酔う。生唾がだくだく出てくる。吐きそうになる。・・・・・・といった事情で、いまちょっと手元から離れています。

・「ペルソナ3ポータブル」

 何層か進んで、ボス戦で負けてから、やる気がそげました。残念ながら、戦闘があまり面白くないような気がします。

・「トランスフォーマー リベンジ」

 前作より多くのトランスフォーマーが出てくるのは楽しくて◎。ただ、ストーリーは前作の方が良かったかな。3部作になったそうなので、次回作は市街戦と、トランスフォーマー同士の戦いがもっと観たいと思いました。

・「ヘルシング Ⅶ」

 傭兵の隊長・ベルナドットが逝くエピソード。原作立ち読みしたときもグッと来た回でしたが、このお話は、もっともっと熱く出来たはずなのに・・・・・・。

・上田城址

 そういえば、おれって真田幸村が好きだっけかなァ――思い立ったが吉日の言葉通り、上田城址へお出かけしてきました。道中、初雪も見れて興奮。真田神社でおみくじを引いたり(半吉なるものを初めてひく)、六文銭の紋の入ったぐい呑みをお土産で買ったり、読んだことも無いのに、【池波正太郎 真田太平記館】へ行ってみたり、帰ってきてから、「サマーウォーズ」を予約したりしました。

・「戦国無双3」

 でもって、無双演舞モードを真田幸村でクリアー(そのまえに、なんとか甲斐姫でクリアーできてたんですけども)。第5話の大坂の陣の、アイテム使用不可には涙が出そうになりましたが、なんだかんだで、最後まで使いやすいキャラクターでした。

・「化物語」

 絵柄に惹かれてブルーレイ版の第一巻を購入。20年前なら、原作も含めて大ハマリしたかも? それでも、全巻予約の暴挙に出させたこの作品には、なにかがあるはず。

 

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「カイジ-人生逆転ゲーム-」

 「カイジ-人生逆転ゲーム-」観てきました。

 実写映画化と聞いた時点で、「え。どこまでやるの?」という疑念が湧いたものですが、原作の第一部をうまくまとめた形になっていたと思います。以下、箇条書きでいくつか印象に残ったシーンや、原作との相違点についての感想を。

 *ネタばれありです

 ・スクラッチくじを、あそこまで必死になってこすっている人間を、初めて見た

 ・女っ気がなくても、まったく問題はないが、それでも、遠藤の性別変更はぜんぜん許せる範囲

 ・限定じゃんけんの制限時間変更はまだしも、勝負の際に発する言葉が「じゃん、けん、ぽーん」というのは、どうか

 ・船井、どうなったんだろう・・・(地下でカイジと再戦みたいな展開を期待した)

 ・カイジ、ひと良すぎだよなあ。そもそもルール上、あれ(石田のおっさんと一緒に地下行き)は認められるものであったのだろうか。帝愛としては、労働力の確保が出来るから断る理由もないでしょうが

 ・地下でのチンチロ対決は、なくてよかったようだ。生還して「ブレイブメンロード」は、選択肢としてありえなさすぎるだろうから

 ・鉄骨渡りのビル高すぎ(笑)。そして怖すぎ

 ・Eカード戦は、まさかの三番勝負となりながらも、役者の演技、カメラワーク、音楽等の総合効果で、映画のクライマックスに相応しい緊迫感あるシーンになっていたと思います

 ・Eカード最終戦での、利根川の心の雄叫び「奴隷キター!」は、心底笑った(腹の中で)

 ・会長の凄さがわかるようなシーンが、もっとあればよかったかな。とはいえ、ティッシュくじは省いて正解でしょう

 ・パチンコ編のラストを踏襲するエンディングは、「カイジ」らしく、ただのハッピーエンドでなくて、いい。最後に、石田のおっさんの娘に金を渡しに行くエピソードも、「・・・ああ、忘れてなかったんだあ」と、脚本の丁寧さに好印象

 ・最後の藤原竜也の後姿のカットは、見事に原作カイジとだぶった

 ・続編は、たぶんもう必要ないでしょう(否定的な意味ではなく)

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「ヘルボーイ」

 ギレルモ・デル・トロ監督「ヘルボーイ」「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー」連続鑑賞。

 アメコミのファンというわけでもないので、一作目はまったくのノーマークでしたが、「ゴールデン・アーミー」という副題の響きにどこかしら惹かれるものがあり、せっかくなので、続けて観ることにしました。

 ストーリー自体は原作に近いという、一作目のほうが好みです。育ての親の死が、ストーリー的にあまり重要な場面でないようにも感じられましたが、人間と怪物の絆が徐々に深まっていくというのは、設定として王道ではありますが、やっぱり観ていて気持ちが入ります(二作目で、相棒のマイヤーズが南極に左遷されていたのはショック)。

 二作目は「スターウォーズ」以来かとも思える、様々な怪物が行きかうトロール街の描写が楽しかったです。森の神の造形や、昔語りの「ゴールデン・アーミー」のアニメーションもよかったなあ・・・。欲をいえば、「ゴールデン・アーミー」が人間の社会に出現して、大いに暴れてくれることを期待していたのですが、それだと収拾つかなくなっちゃうか。

 そういえば、ギレルモ・デル・トロ監督って「パンズ・ラビリンス」も撮ってたんだっけ。買ってからまだ未見のDVDがあったので、今度観てみようかと思います。

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「パーフェクトワールド」

 「グラン・トリノ」の日本版ポスターのデザインが、「パーフェクトワールド」に似ているって言う意見をあちこちで見たけれど、そういえば、「パーフェクトワールド」ってどんな話だっけかなあ、と「グラン・トリノ」を観て以降やたら気になっていたので、中古のDVDを買ってきました。

 確か、一回だけ、今はなきLDで観た記憶があって、クリント・イーストウッド演じる警察署長が、ケビン・コスナー演じる極悪人を、地の果てまで追いかけるハリウッド的アクション映画かと思っていたものですが、実はそうではなくて、ラストシーンでケビン・コスナーが、

 「・・・・・・パーフェクトだ」

 とつぶやくシーンばかりが印象に残るだけの映画となりました。泣ける要素もなかったし、2大スターが顔を合わせるのが最後の最後になってからという構成にも憤慨したものです。

 ――たぶん、そのときは、「ダーティハリー」が観たかったのだと思います。

 で、改めて観なおして見て、およそ10年以上経ってからの再鑑賞で、かつ「グラン・トリノ」を観た後ということでもあり、色々思うところもあるのですが、一番気になったのが、

 「・・・・・・パーフェクトだ」

 ケビン・コスナーの、いまわの際のこのセリフが無い、ということに尽きるのです。私の記憶違いだったのでしょうか。 

 

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「グラン・トリノ」

 クリント・イーストウッド監督・主演「グラン・トリノ」、どうしても今日観たかったので、仕事を定時で切り上げて、観てきました。――公開初日に映画を観るなんて、平成版「魔界転生」以来だなあ。

 以下、多少ネタバレ含みますので、未見の方はご注意ください。

・タイトルのフォード”グラン・トリノ”の出番はやや控えめ、特に主人公にまつわる逸話もありませんでした。オリジナルのポスターだけ見ると、ライフルを携えたじいさんが、愛車グラン・トリノに乗って悪を裁きに行く、というようなお話を連想しますが、そうではありません。

・憤慨した時に発せられる、クリント扮するウォルトの唸り声が笑えます。教会でのウォルトの妻の葬儀のシーンでは、参列者の誰かがいびきをこいて寝ているのかと思ったら、本人の唸り声でした。

・確かにクリントも実際に孫がいる年齢だけれど、あれだけ大きな息子が出てくる作品も、彼の出演作の中では珍しいのではないでしょうか。病院の検査に行った結果が出た後の、長男との電話でのやり取りが切ないです。

・場内では笑いこそ起きなかったものの、個人的に、前半~中盤までは終始ニヤニヤさせられっぱなしでした。行きつけの床屋で、タオに大人の会話を勉強させに行くシーンは秀逸。

・神父さんが、誰かに似ている! と考えていたら、「ギャグマンガ日和」のキューピッドでした(笑)。ワッショイ!

・報復の結末は賛否両論あるところだと思いますが、オレは【否】かなあ・・・。それでも、よい映画であったことに変わりはないのですけれど(実際、予想はついていたし)。全体的な印象としては、「ミリオンダラー・ベイビー」のほうが、好きかもしれません。

・ラスト、”グラン・トリノ”を譲り受けた、タオの隣に乗っていたのが、ウォルトの愛犬のレトリバーであったことの嬉しさ!

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「山田風太郎が見た日本」

 祝! BS特集「山田風太郎が見た日本」再放送決定!!

 この番組、確か2回ほど放送されたと思うのですが、そのどちらの回も、裏番組で格闘技の放送をやっていて、まともに最後まで見れていなかったので(そのときの優先順位が、格闘技>風太郎だったのが、まことに魔が差したとしか思えません)、ずっと心残りだったのですが、今回無事に再放送が決定して、とーーーっても嬉しいです!!!

 再放送はもとより、並みいる番組を抑えてリクエスト番組の上位に食い込んだというのも、「風太郎の需要はまだまだ高いんだゾ」という再認識がされて、非常に喜ばしいことなのです。

 今回の放送は、最高画質で録画して、永久保存版にします。

 ちなみに放送日は、5月13日水曜日午後9:00~だそうです。

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最近観た映画の感想をまとめて・2009年3月度版

 レンタルで映画を3本観ました。

「容疑者Xの献身」

 TVでやってたドラマを観ていたくらいで、東野圭吾の原作シリーズは未読ですが、「ガリレオ」らしくない、「ガリレオ」という印象を受けました。

 メインのトリック部分では、TVシリーズのような、物理学的なアプローチから謎が究明されるのかと思いきや、あまりにも正攻法なトリックで、それが私の知る「ガリレオ」風味を薄れさせていた原因かとも思うのですが、さほど混乱や不満はなく、最後まで適度な緊張感をもって観ることができ、面白かったです。

 原作にわりと忠実な映像化だったようですが、雪山登山のシーンは原作にはなかったとか。

 観ながら自分も、湯川という人物は雪山に登るような性分ではないだろうと考えていたのですが、TVドラマではスポーツが得意な描写も多々あったから、別に不思議なことでもないようです(原作の湯川がそういった設定なのかどうかは判りませんけれど)。

 あと、品川庄司の品川のほうの出番が少なくて、ちょっと気になりました(笑)。役どころてきなものなのか、スケジュール的なものなのか、もしかして、もともと原作シリーズにはいないキャラですか?

「SAW V」

 よくまあ、5作まで話を繋げたもんだなあ、という感じです。

 続編の製作も決まっているみたいで、そのせいか、過去の作品にあったお約束的なラストのどんでん返しもなく、6作目までの繋ぎというか、悪く言えば総集編的な、これから「SAW」第二期シリーズが始まるよ、といったような、なんとも消化しきれない内容を呈したものとなりました。

 五人の男女に課せられたトラップと、ゲームの質だけは及第点をあげてもいいかもしれません。

 最初の部屋の、鍵を取りに行くゲームは、一人が外したら、他の人のも取って外してあげればいいのにとか、2番目の部屋では、どう見ても大人が二人以上は入れる穴を、一人しか入れないと言われて真に受けちゃうとか、生死の境では正常な判断も出来なくなるということもあるんでしょうけれど、結果として、ICレコーダーにちゃんと(しているかどうかは疑問)ヒントが吹き込まれていたように、そういった判断の正誤が後半のトラップへの布石となっているんですが、観ているこちらが客観的にとらえていた物事を、そのままの通りに還してきたことに関してだけは、「SAW」シリーズの伝統が生きていたものと考えられるのです。

 ・・・・・・でも、次はもうないかなあ(笑)。

「アイアンマン」

 アメコミのファンというわけでもないし、アイアンマンのデザインだって、むしろ私好みではないと言えるのですが、どうしたわけか気になっていて、↑の2作を観るついでに借りてみました。

 バカ映画というほどではありませんが、、「スパイダーマン」や「バットマン」と比べたら、主人公の懊悩成分が薄めなので、想像以上に気楽に観れた分、面白かったです。エンドロール後の、意味ありげな”シールド”の人物の来訪は、次回作への期待の高まりでもあるでしょうし、原作ファンにとってはニヤリとさせられるカットなのでしょうね。

 続編が公開されたら、観てみたいシリーズのひとつになりそうです。

 

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「ヤッターマン」

 自宅の近所にシネコンが出来たので、どんなものか確認するついでに、「ヤッターマン」を観てきました。

 「ヤッターマン」って、TVアニメがリメイクされたり、ゲームに登場したり(タツノコVSカプコン)、実写映画化されたりで、けっこう、人気あるのね。小~中学生あたりの頃には、”タイムボカンシリーズ”は確かによく見た記憶があるけれど、自分にとっての”タイムボカンシリーズ”は、やっぱり、第一作の「タイムボカン」に集約されていて、「ヤッターマン」はあくまで2番手以降でしかなかったような思いがあります。

 そもそもあまり期待していなかったし、劇場で観ることもないだろうと考えていたのですが、鑑賞後の感想としては、まあまあ面白かった、という感じです。ちょうど同じタイミングで、ハリウッド版「ドラゴンボール」が上映されていますが、あちらに比べれば原作の世界観を壊さずに映像化されているでしょうし、「SHINOBI」を見せられる羽目になった私たちからしてみれば、充分な愛情やリスペクトに溢れている作品になっていた、といえるでしょう。

 劇場用映画である以上、2時間弱という制限された時間の中での、物語の大枠というものはあるのですが、そんなところに過剰な神経をつかうというのも野暮な話で、合間に挟まれる、不条理ともいうべき小ネタのオンパレードにニヤニヤできるのが、この映画の所有する価値というべきものです。

 さて、シネコンの評価としては、箱が小さいのは仕方のないこととして、音響がいつも行っているところと比較すると、あまりよくないような印象を受けました。とはいえ、普段、車で1時間近くかけなければ行けない場所にある映画館に、10分足らずで行けるようになったことを考えると、比べるまでも無く便利ですし、一人で行けば、ほぼ毎回千円で鑑賞できるサービスがあるので、今後もちょくちょく利用していく事になるでしょう。

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「ブラッド・ワーク」

 レンタル落ちのDVDが安く売っていたので、まだ未見ということもあり、同じくレンタル落ちの「ミスティック・リバー」とともに購入。

 今まで観る機会がなかったのが不思議なくらい、ちゃんとした構成の映画でした。なぜか、心臓移植をした、クリント・イーストウッド扮する元FBIのプロファイラーが、心臓のドナーである女性の生前の記憶に悩まされる、サスペンスというより、一種のホラー作品と思い込んでいたのですが、全然そんなことはありませんでした。(´・ω・)

 ・・・・・いったい、どこからそんな間違った知識を仕入れていたのか。

 さて、内容については、クリント・イーストウッドが、あの年齢で、きちんとアクションしているのが小気味よく、なんの関連もないかのように見えたふたつの事件が、ある一点に向かい収束していく展開にドキドキしつつ、クリントの本質はやはり役者なのだということを再認識できた作品でした。

 あー、早く「グラン・トリノ」観てえ。

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